終了まで残り4日。写真集出版に込める想い

 

「福島県浜通りが本来持っていた、人や風景の魅力を多くの方々に見てほしい。」

 

「できるだけ多く、日本のみならず全ての人に見てほしい。」

 

この想いを、写真集を出版することで世の中に伝えていきたいと思い至ったのには、理由があります。

 

 

 

突然ではありますが、皆さんは、いま「福島 (fukushima)」と聞いて、どのような風景を思い描きますか？

 

3.11の震災と原発事故を境に福島を取巻く環境は大きく変わってしまいました。福島は「フクシマ」や「fukushima」として、メディアに切り取られた情報が一人歩きしている印象を大きく受けます。

 

インパクトのある画像とコピーがあれば、見る人をそう言った方向に誘導することも不可能ではなく、一度そういった色づけをされると、覆して行くのは容易ではないと思います。100年以上前に会津の人たちが経験したことを、今度は浜通りの人たちが経験していると福島に生まれ育った私は感じています。

 

 

 

 

震災以降〜福島に来られた方々に出版予定の写真集見本や、写真展での写真をご覧いただくと、浜通りが元来こう言った地域であった事を理解し、感動していただけます。写真集を出版し多くの方々にご覧いただきたい。それが、大きな願いです。

 

本来の浜通りは、美しい自然の中に人々が寄り添って暮らしていた、日本各地に存在する、他所の地域と変わらない場所でした。震災後の福島県、特に浜通り地方に付いたイメージを写真集「浜通り 2000-2003 福島」で、少しでも払拭する手助けができればと考えています。

 

 

この写真集では浜通り全域、13市町村の画像100点が収められています。まれに見る大きな災害を経て、今後311を振り返るときの1つの基準にもなり得ると考えます。

 

自分たちが大切にしていた日常の風景を残し、故郷への想いを馳せることができる、癒しとなるような写真集だと確信しています。

 

2000年代の福島を一緒に残しませんか。

 

 

クラウドファンディング終了まで残り4日。達成まで64万円です。

 

残り4日。最後まで諦めず走り抜きます。何卒ご支援、応援のほどよろしくお願いいたします。