保健師さんたちに育ててもらった雑誌として 松岡康子さん

「実在した青森県の保健師、花田ミキさんが映画になる」と知ったのは2021年の秋。

五十嵐監督が子どもの頃に花田さんに命を救われたとお話にも強い興味関心を持ちました。

 

『地域保健』は昭和45年の創刊以来、多くの行政保健師に読まれてきた雑誌です。創刊当時の編集長に尋ねたところ「花田さんは青森県の取材で大変お世話になった保健師さんの一人」だと分かりました。保健師さんたちに育ててもらった雑誌としてご恩返しのつもりもあり、できることならなんでもという気持ちで応援させてもらっています。

 

この映画は、単に花田さん個人の伝記にはとどまりません。きっと世代や地域を超えて、全国にいる保健師に、そして保健師以外の人々に保健師の存在を長くしっかりと伝えてくれる大切な作品になると信じています。「予防」と目に見えづらい保健師の活動が、どのように描かれるかも楽しみです。

 

すべての人の将来の健康に関わるかもしれない映画づくり、一緒に応援してみませんか？ 
 

株式会社東京法規出版『地域保健』編集部

松岡康子

 

2022年５月号の「地域保健」ピープルのコーナーに五十嵐監督のインタビューのご掲載をいただきました。

 

こちらからご覧いただけます！

 

 

困ったら「地域保健」に駆け込む

 

最近そんな感じで甘えさせていただいています。

 

今回は保健師である花田ミキさんのシーンが描かれますが、保健師の仕事を正しく理解する、それを描くためには、私たちが学ぶ必要があります。

 

そのため、資料の提供だけではなく、保健師の皆さまにお集まりいただき話を聞く機会をちょうだいするなど、なくてはならない存在です。

 

そんなお願いを笑顔で受け止めてくれる松岡さんは、私にとっての看護の人です。

 

映画完成まで、どうぞよろしくお願いいたします。