映画「じょっぱりー看護の人花田ミキ」監督 五十嵐匠より、皆さまへ

この度、おかげさまで映画「じょっぱり―看護の人花田ミキ」、青森県佐井村で無事にすべてクランクアップ（撮了）いたしました。

 

下北半島の大寒波を乗り越え、スタッフキャスト一丸となって乗り切りました。

 

これもご協力ご協賛いただいているサポーターの皆様のおかげと心より感謝申し上げます。

 

励ましご教示いただいた多くの保健師の皆様、看護師の皆様、世界ポリオ撲滅を目指すロータリークラブの皆様、戦時下撃沈した海防艦「稲木」で花田さんに看護された方々、そして今もなお慕う花田ミキさんの教え子の皆さん、そして全国の多くのサポーターの皆様、本当にありがとうございます。

私は今回ロケ場所の一つとして下北半島にある青森県佐井村を選びました。その村は医師三上剛太郎の生誕地です。

 

三上医師は日露戦争時敵の攻撃に際し、手製の赤十字の旗を作りロシア兵を含み72名の兵士の命を救いました。その赤十字所縁の地で撮影できましたことはこの上なく光栄なことと思っています。

 

そのようなことを思うに、幼いころ私の命を救った花田ミキさんが私たちをいざなっているように思えてなりません。

 

今もなおウクライナでは戦争が止まず、多くの民間人が死に、テレビでは毎日コロナでの死者がカウントされます。そんな今だからこそ花田ミキさんを思います。

 

今後とも映画「じょっぱりー看護の人花田ミキ」を応援、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

映画「じょっぱりー看護の人花田ミキ」

監督　　　五十嵐　匠