大本山妙心寺御用達組合 会長・竹村優夫様より応援メッセージをいただきました

大本山妙寺御用達組合は規約を見ますと明治18年（1885）創生とあり、来年でちょうど140年という記念すべき節目の年となります。当組合は大本山妙心寺の護寺の精神と妙心寺様と会員皆さんの相互の懇親を深める会であると認識しています。

妙心寺は南に面して南門を開き、西側の勅使門を入ると山門、仏殿、法堂、寝堂、大方丈と連なり禅宗寺院の全ての伽藍配置を備えた数少ない寺院の一つです。塔頭の数も40余りと多く、用達会員も70軒という規模の大きな寺院であり、国宝、重要文化財も数多く所有されています。

令和8年度が妙心寺第二世、興祖微妙大師の650年遠忌をお迎えになるということで、妙心寺創建以来の大きな節目となる年と解釈致します。大本山妙心寺御用達会会員のそれぞれの伝統と技術を大いに発揮して、妙心寺の更なる歴史と伝統が、そして禅文化が後世に長く伝わるよう協力していきたいと考えています。

その為にも皆様のご理解の上、ご支援をお願いし少しでも多くの文化財保存活動にご協力を賜りたくよろしくお願い致します。