ヒミツキチ森学園が生まれた日

そもそもなぜ私たちが「ヒミツキチ森学園」を創ることを心に決めたのか。

 

今日はそんな”原点”のお話をしたいと思います。

 

 

遡ること二年前。

当時私(宮下)は、都内の幼児教室で、子どもの光る可能性を子どもと一緒になって探す冒険家のような仕事をしていました。

とても大好きな会社と(今も大好きです！)仕事だったので、仕事への不満はほぼありませんでした。

 

この幼児教室には何かしらの生きづらさを抱えていたり、「みんなとおんなじ」という暗黙の空気感に違和感をもつ子どももやって来ます。

 

そんな豊かに過ぎる毎日の中で、本当に雷に打たれたかのようにその違和感は突然私のところにやってきたのです。

 

「この国に流れている”学校”の大前提」は本当に大前提なのだろうか？

（その当時から私の周りには素敵な先生や学校が周りにたくさんいたので）もっとみんなで共創して大きなうねりを起こすことは出来ないのだろうか。この時代に本当に求められている教育の本質を私は本当に理解できているのだろうか。

 

そんな違和感は二年前の私をそれはそれは強烈に突き動かしました。

 

 

そして”今このタイミングでデンマークに呼ばれている”という直感に従って、退職した後にデンマークに飛び立つのですが、私が当時そこで目にしたもの。そして感じたものとはー

 

 

それは、強烈にシンプルでした。

 

 

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「教育の場がもつ本質とは”生きる力”を育む場である」

 

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これはデンマークのフォルケスコーレ(小中一貫校)に掛かっていた一枚ですが、ここにデンマークが大切にしているメッセージがぐっと凝縮されているような気がしました。

 

 

自分が生きたい人生を生きる力。

自分にフィットした”しあわせ”な日々を送るための力。

 

一人で何でも出来なくてもいい。

誰かの得意は誰かの苦手、誰かの苦手は誰かの得意。

そのために自分は何が得意で何が苦手なんだろう？

どんなことが好きでどんな時心が震えるんだろう。

 

そんな風に自分の内側を知っていきながら対話して共創して育った彼らは、同じようにそうして国を創るー

 

 

デンマークは極めてシンプルに、一人ひとりの”しあわせ”がまんまるにデザインされている国でした。

 

 

そして帰りのフライトの中で

●日本で本質的に子どもが主人公の学校を創ること。

●たくさんの仲間と共にそのうねりを起こすこと。

 

この２つを大号泣しながら(笑)携帯のメモに打ち込んで、

「日本の教育を批判するエネルギーではなくミライへ向けた希望に溢れたエネルギーで開校する」ために必要なプランを小さな座席の上で携帯の画面が真っ黒になるほど必死に打ち込みました。

 

ヒミツキチ森学園の種が生まれた瞬間です。

 

 

そこから大切な仲間に出逢い、寝食も忘れて日々共に全て0から考え、感じ、創っては壊し、そうしてこのキックオフの日を迎えました。

 

 

 

私たちのこのプロジェクトの一番の核は「仲間」や「同志」です。

彼らなくしてこの今の原型はありません。

 

私一人では到底出来ないことも、たくさんの仲間がいてその素晴らしい化学反応によって創られてきた学校です。

 

 

この先もたくさんの人と共創しながら”小さくとも強烈”なうねりを生んでいきたい。今回のこのクラウドファンディングからもまた新たな心強い仲間にどんどん出逢わせていただいています。

（readyforの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです...！）

 

 

青臭いかもしれない。でも私たちはいつだって子どもの青臭い夢を語る時間を一緒に面白がって一緒に大切に出来る最高にかっこいい大人でありたい。

私たちはミライを生きる子どもたちが自分のどまんなかで生きる世界を本気で創りたい。

 

 

現在ネクストゴールを目指して日々仲間たちと一緒に本気で奔走しています。

 

私たちと一緒にこのミライ、見届けていただけませんでしょうか。

皆さんからいただく応援やご支援が一つ一つこの世界への階段となります。

 

どうか引き続き一緒に見届けてください！

よろしくお願いいたします！

 

 

ヒミツキチ森学園