ヒロシマ・夏の名残のバラ：進捗レポート（１）2018年12月26日

ご支援ありがとうございました。

現在の進行状況のご報告です。

当初、2018年12月中には、もっと進められるものと考えていましたが、現在2ヶ月ほど遅れています。キャラクターデザインとイメージ・ボードを描いてくださる、かわぐちかいじさんから戦前（被爆前）の広島の町の資料を集めて欲しいとの要望があり、そちらの調査に時間を要しています。広島平和記念資料館などのご協力をいただきながら、調べています。貴重な資料が分かってきました。

【貴重な写真】広島の写真屋さんの松本若次さんが、被爆前の広島の町を撮られていました。その数約2000枚。写真は疎開させていたので残り、広島市公文書館で保存されていることが分かりました。

【貴重なスケッチ】森富茂雄さんが、広島の町並みをスケッチされていました。これからその絵を見せていただく予定です。

【貴重な地図】尾崎稔さんは、広島市旧中島新町（現在の平和公園付近）の地図を再現されました。

また、脚本の冨川元文さんからは、戦前広島で使われていた言葉の監修者を探して欲しいことと太平洋戦争当時、米軍パイロット達が使っていた軍隊内部の英語にパイロット達のセセリを翻訳して、監修してくださる方を探して欲しいとの要望が出ました。（例えば、日本文化研究者のドナルド・キーンさんは、アメリカ海軍で日本語教育を受けられました）苦戦しています。

皆さまにお約束したリターンなどの発送も遅れています。申し訳ございません。2019年春（3月頃）には、実行したいと思っていますので、今しばらくお待ちいただけると幸いです。

それまでは、Readyforのプロジェクトページにも、適宜、制作進捗のご報告を掲載させていただきますので、今後とも応援のほどよろしくお願いいたします。。

ヒロシマ・夏の名残のバラ　プロジェクト実行委員会

代表　宇田川東樹