児童相談所長などの現場経験を元に、著書でホームスタートを紹介　平野恵久さんから応援メッセージ

埼玉県の職員として長年、児童福祉などに携わり、児童相談所や児童養護施設などの施設長を務めた後、子育て支援に関わる研究や執筆を続けている平野恵久さん。近著で、さまざまな子育て支援の事例とあわせて、ホームスタートを詳しくご紹介いただいています。

▼応援メッセージ
私のホームスタートとの出会い　－子育て支援の選択肢が増えた－

ユーチューブやSNSに頼ってもなお子育ての孤立化を深める家庭もあるでしょう。
ホームスタートは子育ての経験のある方で、さらに研修を受けたビジター（訪問ボランティア）が経験豊かなオーガナイザー（コーディネーター）の指導のもとに訪問しておこなう事業です。
母親と同じ目線に立ち母親の気持ちを受け止めつつ協働して子育てをおこなっていくという画期的な方法であると思い、アンケートやビジターの体験談としてまとめ本に載せました。

この方法はまさに「地域とともに歩む子育て支援」といっても良いでしょう。

国が来年度から導入予定の「子ども誰でも通園制度」とともに今後、地域における子育て支援の要になることは間違いないと思っております。

▼プロフィール
児童相談所と児童養護施設、乳児院の施設長等を経験。他に保健所、障害者リハビリテーションセンター、婦人相談所、福祉事務所など多彩な職歴を持ち、退職後は県の社会福祉協議会、福祉専門学校の講師を務め、現在は春日部市生涯学習市民塾で活動中。
著書として、「ルポ　多文化共生保育は今」（東京図書出版）、「進化する児童相談所」、「地域とともに歩む子育て支援」（いずれも明石書店）の三冊を刊行している。

平野さんのご著書は、このクラウドファンディングのリターンのひとつになっています。
ご検討くださいませ。