神戸市の乳幼児歯科健診には「早期脱落」のチェック項目が

　神戸市歯科医師会長の安井仁司先生の御尽力で、神戸市の乳幼児歯科健診には「早期脱落」のチェック項目が入りました。このように、健診のチェック項目を増やしていただくのは大変難しいのですが、安井先生のおかげで実現いたしました。神戸市のお子さんは、歯科健診時に「早期脱落」のチェックが受けられるようになっています。今後も、このような動きが他の地域でも広がることを期待しております。安井先生からメッセージをいただきましたので、披露させていただきます。

　仲野教授から低ホスファターゼ症早期発見に関するお話をお伺いして、神戸市の乳幼児歯科健診でお手伝いが出来るのではないかと思いました。
　健診票に「早期脱落」の項目を入れるには稀少疾患という事で神戸市行政にも戸惑いがあったことと思いますが本会の意向を受け入れて頂きました。
　歯科健診時には低ホスファターゼ症に関する注意事項を手元資料として配備して健診医に注意喚起しています。