支援総額
目標金額 3,000,000円
- 支援者
- 612人
- 募集終了日
- 2024年3月29日
【大切なお話】なぜ牧柵の修繕が必要なのか②
皆様おはようございます。
昨日、温かいご支援が目標の70%に届いておりましたヾ(≧▽≦)ノ
皆様のおかげです。
本当にありがとうございます(/ω\)
皆様からいただく温かいご支援はクレジットカードによるものがほとんどなのですが、
中には銀行振り込みやコンビニ払いという方法も選択できるようです。
どなたかが銀行振り込みやコンビニ払いが後日完了すると
「●●さんからのご支援が確定いたしました」という通知と入金方法の通知が来るのです。
それを見るたびに、
「この方は紡っ子たちへのご支援をいただくために、❝銀行やコンビニに足を運ぶ❞という❝時間❞も使ってくださっているのだな~」と思い、
なんだかとっても温かい気持ちをいただいております( *´艸`)
もちろんクレジットカード決済の方々も貴重な時間を使ってくださっていることには変わりありません。
金額面だけでなく、皆様の貴重なお時間まで紡っ子たちに割いていただけているのを実感し、
幸福感に包まれております。
心より感謝いたします!ありがとうございます!!!
さて、
先日、「なぜ牧柵の修繕が必要なのか」という活動報告を書かせていただきました。
https://readyfor.jp/projects/hstsumugi202409/announcements/345454
読んでくださった方々から
「牧柵修繕が不可欠な理由が良く分かってよかったです」と感想をいただき、
とても嬉しくなりました(人´∀`)アリガトー
その記事の最後に
じゃぁ、現状の牧柵を活かせないなら馬を自由に放牧する場所として使わずに、馬を運動するための❝馬場❞として使ったらいいじゃない?と言われることもあるのですが、「使役動物である馬という動物が、馬らしく幸せに過ごせる場所でありたい」というHorse Space 紡の考えを実現するためにはその選択肢は私の中にはありません。
2021年秋、
マロンが後肢を痛めてしまい、休養することになりました。
このときは痛みが強かったので、休養中は痛み止めを毎日飲ませ、
毎日馬房で過ごしていました。
放牧に出してしまうと走り回ってまた痛めてしまう可能性があったからです。
あるとき、
ずっと馬房で過ごしていたマロンの蹄の裏を見たら
表面がとげとげしているというか、
スポンジの断面みたいになっているというか、
とにかく
「なにこれ!?こんなの見たことない!!!」
という状態になっていることに気付きました。
すぐに装蹄師さんに写真を送って診ていただいたら
「ずっと馬房の中にいるから、
オガが湿っていて蹄の表面もいつも湿っていて、刺激に負けちゃってるのかも」
ということでした。
馬房にずっといるって、
蹄にとって良いことではありません。
蹄は馬にとって「第二の心臓」と言われ、
血液の循環を促すポンプの機能があるので、
外で動いてナンボなんですね。
馬の蹄は着地している際は蹄の後方部分が横にわずかに広がり、地面から離れた際に広がった部分が縮みます。 この働きによって人のふくらはぎと似たようなポンプ的役割を果たし血液循環の補助をしているのです。
(ジョッパーズさんのブログより抜粋)
馬が歩けなくなると命にかかわる大きな理由の一つとして、蹄の病気や骨折などで着地と地面から離すということができなくなると、蹄の血液循環が不順となり蹄組織の壊死が引き起こされてしまうことなどが上げられます。
さらに蹄はとてもデリケートで病気になりやすい部位でもあります。
蹄はいつも清潔に保たなければ蹄叉腐爛(ていさふらん)は、すぐに引き起こしてしまいます。
人は歩けなくても命に関わることはあまり無いですが、馬は蹄の病気や骨折などで歩けなくなると、その治療はとても難しく命に関わることも少なくありません。
(ジョッパーズさんのブログより抜粋)
そうなのです。
馬はいくら素晴らしい馬術的な動きができようと、
どんなに高いバーを飛び越えることができようと、
どんなに速く走れようと、
蹄の病気を患って歩けなくなってしまえば、生きていくことができません。
実は可愛い可愛いパインちゃんも、
蹄の病気を発症したことがありました。
2022年のことです。
馬房で横になっていることが増えてきて、

体調が悪いのかな?と案じていると、
歩様がおかしい日があることに気付きました。
歩様チェックをしているときの動画です。
両前肢を痛がっているように見えるし、
痛がりっぷりがシャレになっていないので、
蹄葉炎を否定するため、
すぐに獣医さんにレントゲンを撮っていただきました。

この日は装蹄師さんも同席してくださっていて

獣医さんと装蹄師さんと私とで、
あれやこれやとディスカッションすることができました。
ありがたかったです(´;ω;`)
診断の結果、

初期の蹄葉炎でした。

蹄葉炎って、
現役時代に応援していた競走馬が繁殖にあがってしばらくして
「蹄葉炎で亡くなりました」
というニュースを耳にすることが多いような気がしていて、
❝命を落としてしまう蹄の病気❞だという認識が昔から私にはあります。
なので診断を聞いて
パインちゃんの予後も悪いのかと、とてもショックだったのですが
「でも酷い蹄葉炎ではないし、
しっかりケアしてあげれば十分治してあげられるからがんばりましょう!」
と獣医さんに言っていただき、
蹄葉炎を克服した馬の事例を教えてくださる方々からの連絡もたくさんいただき、
とても励まされました。
装蹄師さんが
「歩く時に痛くないようにこうしたらいいよ」
という方法を教えてくださいました。

スポンジみたいなのを蹄の形に切り取って

蹄の下に履かせてテープで固定。

そして一生懸命歩かせる
という毎日でした。
もちろん、
服薬による疼痛コントロールと

徹底したダイエットもしました。
蹄に負担がかからないようにするためです。
一度歩くと
スポンジのような靴は

こんなに潰れて再利用はできず、使い捨てなので
ケア会員さんやボランティアさんが

めっちゃたくさん作り置きしてくださいました^^

もちろん

テリントンタッチをしてくださるケア会員さんもいらして
パインちゃんもまた、
たくさんの方々に助けられた命です。
感謝しかありません(´;ω;`)
ありがとうございます。
そうこうしているうちに
海外から取り寄せていた

ブーツが届きました!
ポニー用のこういうのって日本ではなかなか手に入りません。

ブーツを履かせてもらって
治療中のミントしゃんの横を歩いた日もありました。

ミントしゃん、
この日は疝痛(便秘による腹痛)を起こしてしまい、
補液をしていました(;'∀')
その横を

チラッと見やって
「がんばってー」
と言い合いながら
2頭とも、病気を乗り越えました^^
蹄葉炎は
体重が増えすぎてしまうと命取りです。
そのため、
おやつは絶対禁止にしたし
ダイエットも徹底してしました。
パインちゃんに生きてほしかったからです。
でも、
こういう事情を理解していただけず、
こっそりおやつをあげてしまう方がいたり、
「パインちゃんだけおやつが食べられなくて可哀想」
「痩せちゃって可哀想」
などと言われたりしたこともありました。
可哀想ですよね。
私だってそう思います。
でも、
パインちゃんの命を守るためにしていることです。
そんなふうに言われると、
心を鬼にして管理を頑張っているのに、、、と
傷つくんです(´;ω;`)
何度言ってもおやつをあげてしまうお客様もいて、
「やめてもらえないなら立ち入り禁止にします」
とまで言ったこともありました。
こうやってみんなでパインの命を守っているのに、
どうしてわかってもらえないのか、、、
本当に本当に悩みました。
ひとつだけならいいでしょ
私がひとつあげたくらいじゃ変わらないでしょ
と思うのかもしれませんが
それは絶対に違います。
「馬の命を守る」って
きれいごとだけではなく、
時にはこうして、
人と人との問題も浮き彫りになります。
お世話になっている乗馬クラブアイルの代表米谷様に
「馬の命を守っている私たちは孤独です。これからもっと孤独になるときがくると思うけど、最強であるべきだと思う。がんばってね!」
と言っていただいたとがあります。
まだまだ経験が浅い私には想像もつかないようなことを、
馬たちと一緒にたくさん乗り越えていらしたからこそのお言葉だとありがたく思いましたが、
きっと、
こういうことなのかなって思います。
そのくらい、
蹄の問題って軽視できないのです!
話題を牧柵に戻します(笑)
外に出る時間が減るということは
馬が自由に歩く時間が減るということ。
その分、蹄のポンプ機能が作動せず、循環が悪くなるということ。
放牧場として使えないからと馬に道具を付けて運動させる場所にしたとしても、
何時間も走らせ続けるわけではないですし、
なにより
「外に出る=人に走らされる時間」
という認識を馬たちにもってほしくないと思っています。
あるときは人と一緒に運動する時間、
でもあるときは仲間と自由に楽しく過ごす時間。
あるときは人の手でケアしてもらえたりお手入れしてもらえたりする時間。
でもあるときは人と一緒にお散歩に行って美味しい青草をハミハミする時間。
外に出るのが楽しみだな♪
今日は何をするのかな♪

そうやって、
毎日にいろどりがあったほうが
馬たちのQOL(生活の質)は絶対に高いと思うからです。
現在悩みのタネである牧柵を修繕できれば、
仲間と自由に楽しく過ごす時間を提供できる放牧場が完成します。
馬たちのQOLは今よりもずっと高くなります。
繰り返しになりますが、
Horse Space 紡は、
馬たちにそういう暮らしを提供できる場所であることを目指していますので、
今回のクラファンも絶対に目標を達成して
安全な放牧場を完成させたいと思っています!
終了まであと20日を切りました。
引き続き、温かいご支援と拡散などでのご協力、応援、どうぞよろしくお願い致します!!!
リターン
3,000円+システム利用料

【リターン不要の方向け】全力応援コース|3千円
●お礼のメール
●活動報告レポート
==
※一度に複数口でのご支援も可能です。
- 申込数
- 303
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年7月
10,000円+システム利用料

【リターン不要の方向け】全力応援コース|1万円
●お礼のメール
●活動報告レポート
●新施設の様子を動画でお届け(Youtube限定配信)
●HPにお名前掲載(希望制)
==
※一度に複数口でのご支援も可能です。
- 申込数
- 191
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年7月
3,000円+システム利用料

【リターン不要の方向け】全力応援コース|3千円
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- 2024年7月
10,000円+システム利用料

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