支援総額
目標金額 3,000,000円
- 支援者
- 449人
- 募集終了日
- 2024年10月31日
【あと6日!330万円突破に感謝!】馬の尊厳について
皆様こんばんは。
先日、馬の尊厳について友人と話す機会がありました。
皆様は馬の尊厳について考えてみたことがありますか?
実は私には天国へ見送った1頭の恩馬がいます。
通常オス馬は、種付けのお仕事をしない場合は去勢してしまうことがほとんどで、
乗馬クラブにいる馬たちはほぼ、去勢済の❝セン馬❞になっていますが、
この栗毛の恩馬は本当に温厚で仙人のようなおじいちゃんで、
その穏やかさといったら去勢をする必要もないほどだったので、
生涯タマタマを守り抜きました(笑)
もう彼は天国へ還ってしまいましたが、
私は彼から色々なことを教えてもらいました。
彼が最期を過ごした牧場の場長さんは、
私にとって、今でも師匠のような存在です。
行けば必ず、馬の命について語り合うほどでした。
(日本酒を飲みながら・・・ねw)
なぜかといえば、
その牧場では、
自力で立ち上がることができなくなってしまった馬の起立介助と歩行訓練を7年間も続けていたのです!
2012年に書いたブログがありますので、
ぜひご一読ください。
起立介助をしているシーンの映像も埋め込んでいますので、
ご覧になったことのない方はぜひ。
https://ameblo.jp/kopped3panda3/entry-11302537010.html
この介護されているお馬の名前はハロちゃんといいました。
歩行訓練の際には、
「身体を洗ってあげる」という貴重な経験をさせていただいたこともあり、
ハロちゃんの存在自体がもう、神でした。
この牧場では、
こういう日常が当たり前で、
盲目になり立てなくなってしまったポニーのロンちゃんも同じように自然と寿命が尽きるまでお世話をしていました。
この場長さんとあるとき、
「安楽死」の話から「尊厳」のふか~い話をさせていただいたことがありました。
ちょうどミントしゃんが、もしかしたら死んでしまうかもしれないという大けがをしてしまった後で、
「私はミントの最期にまだ覚悟ができていないことを思い知りました。。。(´;ω;`)」
と打ち明けたことから、
安楽死の話になり、
そして
馬の尊厳の話になりました。
そのことを書いた当時のブログから一部転載いたします。
↓
◆◆◆◆◆
場長の原口さんは今まで、いろんな馬を見送ってきたそうですが、
「安楽死」とは名ばかりで、
穏やかに逝かせてあげられなかった辛い経験もお話してくださいました。
当時は安楽死に使う薬が安くて簡単に手に入るものを使っていたそうで、
それを打たれた馬は、それはそれは苦しんで死んでいったそうです。
今は良い薬がどんどん出ているだろうから、そんなことはないと思うけど・・・という前提で
「もし、みなみちゃんがミントを見送ることを決めたときは、
“送る側も送られる側も穏やかにその時を迎えたいと思っているので、それができる薬を必ず用意してきてください”
と獣医さんに今からちゃんと伝えておいたほうがいいよ」
と言われました。
(※2018年に紡を立ち上げてからずっとお世話になっている獣医さんは、安楽死の際にはとても丁寧に薬を使ってくださる獣医さんなのでご安心ください)
苦痛から解放してあげようと、断腸の思いで安楽死を決断したのに、
あんなに苦しませることになるなんて思わなかったから、、、、、
見ていられなかったよねぇ・・・・
当時の原口さんは知らなかったこととは言え、
無知って罪なんですね(;´Д`)
そんな話から、
「馬の尊厳ってなんだろうね」という話題になりました。
とってもビックリした、というか意外だったのが
こんなふうに起立介助や歩行介助を何年も続けている原口さんですら悩んでいたということ。
ハロちゃんや盲目のポニー・ロンちゃんが立てなくなって、
本当は安楽死されてしまう命を自分は救ってしまった。
一線を越えてしまった。
最近ふと、ハロは吊られたまま生涯を閉じるのか、寝た状態で生涯を閉じるのか。。。。
って考えるんだよねぇ・・・・・
と。
・・・・・・すごくビックリしました。
だって、迷いがあったら7年も続けられることじゃないし、
7年も元気に生かし続けられることじゃないと思うんです。
自分はとんでもないことをしてしまったんじゃないか
ハロやロンの尊厳を冒してしまっているんじゃないか・・・・・・・・
と考えるそうです。
自分のしていることは正しいのか間違っているのか・・・・と考えるそうです。
思わぬ告白を聞いているうちに、
こんなにすごいことをしている原口さんでもそんなふうに思い悩んでいるんだと知ったら
「それはみんな一緒です」
と言ってしまいました![]()
私もこの3か月の間に立て続けに2匹の愛猫を亡くしました。
2匹とも最期は病院の酸素室で逝かせてしまいました。
それが正しかったのか、間違っていたのかって、今でも考えてしまいます。
本当は、
家で自分の腕の中で最期を看取ってあげるのが理想だったけど、
苦しそうな姿を目の当りにしたら、
この苦痛を少しでも和らげてあげられるならって思って病院にお願いした。
結果、一人ぼっちで逝かせてしまった・・・・
見送ってあげることができなかった・・・・。
・・・何が正しかったんだろうって思います。
だから、原口さんが
「一線を越えてしまったから」とか
「とんでもないことをしているから」とか
そーゆーことじゃなくて、
どんな人も、
愛する動物たちの最期を考えると、
みんなそうやって悩むんだと思うんです
と、若輩者ながら私の思いを伝えました。
皆さんは手塚治虫のブラックジャックを読んだことがありますか?
私の大好きな手塚作品のひとつなのですが、
原口さんにも聞いてみました。
「ブラックジャック読んだことありますか??」
すると原口さんも
「大好き
え?そんな話出てくるっけ??」
だそうです![]()
おっ、それなら話は早い
「“生き物の生き死にを自由にしようなんて、おこがましいと思わんかね”
って言ってましたよね?」
・・・これ、かなりの名言で
一度読んだら忘れられないセリフです
このセリフを伝えたら
「本間先生だね
」って原口さん、食い気味で反応してくれた
良く知っていらしてかなり嬉しくなりました
ご存知ない方は立ち読みでもいいので、ぜひ読んでみてください
本間先生とのくだりは「ときには真珠のように」っていうタイトルで出てきます。
1巻の最初のほうに出てくる話なのですぐ見つかると思います![]()
もしかしたら、
このセリフの真意は別のところにあるのかもしれませんが、
私は
「人間が生き物の生き死にを操作できると思うなんて、おこがましいことだよね」
って言っているのだと解釈していたので
このセリフをお借りして
「だから原口さんが、ハロちゃんやロンちゃんの命を操作してしまったなんて思う必要はないんじゃないかと思います」
ということを伝えたかったんです。
あれ??
私がヒントをもらいたかった話題なのに、
なんだか原口さんと話しているうちに、自己解決しちゃったような気がする・・・
ハロちゃんやロンちゃんを介護していることも、決して生き死にを左右していることではなく、
人間ごときがそんなことに手を出せる領域ではないんじゃないかと思えたんです。
原口さんは
「“契約だから、仕事だから”と割り切ってハロを介護している」とおっしゃいますが、
それだけでは決して続けられないことは、
ハロちゃんと原口さんを見ていれば解ります。
なにより、
ハロちゃんもロンちゃんもとても幸せそうで、その現実を受け入れて感謝すらしているように感じられるからです。
これは逆もしかりで、
立てなくなってしまったからといって、安易に「安楽死」を選択することも「おこがましいこと」なんじゃないか・・・と思うんです。
動物が本当はどうしたいのか。
話ができれば聞くことはできるけど、話すことができない相手だからこそ、
本当はどう思っているのか想像して汲み取ってあげることこそが愛情なんだと確信しました
だから、
泣くほど悩んで泣くほど悔やむことは間違いじゃないし、
怪我したから、病気だからということだけで命を簡単にあきらめてしまうことこそ「尊厳」を冒していることになるんじゃないかなって思いました。
こーゆーことには人それぞれ、いろんな考え方があると思うので、
何が正解で何が間違っているのかなんて、誰にも解らないと思います。
だけど確実に言えるのは、
心を持ったもの同士、一緒に共有していく時間の中で築いた信頼関係は裏切らない
ということじゃないかと思いました。
原口さんだって、
それがあるからこそ、7年もの長い間介護を続けてこられているんだと思います![]()
もし私が、ミントの命をどうするか判断を迫られるような時がきたら、
ミントが本当はどうしたいと思っているのか、
想像して汲み取ってあげられるだけの信頼関係を築いていきたいです
◆◆◆◆◆
2012年の私は、こんなことを書いていました( *´艸`)
このころはミントしゃんの馬主として勉強中の時代で、
まだほかの紡っ子たちとは出会っていません。
今読み返してみると、
今の自分にとっても、ものすごい気付きが得られます(笑)
ブログに残しておいてよかった^^
Horse Space 紡がどういう信念で馬の命と向き合っているか、
そのベースになっているのは紛れもなく、
この時に感じたこと、体験したことだと言い切れます。
ただ、
原口さんがされてきたような介護は、私にはできません。
近くで見させていただいたからこそ、真似できるとは思えないからです。
それでも、
今のHorse Space 紡がどんな思いで馬たちと向き合っているか、
過去の自分が書いたブログから
今の紡を応援してくださる皆様に少しでも伝えられたらうれしいです。
経済動物や使役動物と呼ばれる馬の命が、
私たち人間と同じ尊い命として大切にされる社会の実現を目指して
あと6日、ラストスパート!
頑張りますので
皆様どうぞ、最後まで温かいご支援と応援をよろしくお願い致します!!
リターン
3,000円+システム利用料

【リターン不要の方向け】全力応援コース|3千円
●お礼のメール
●活動報告レポート
==
※一度に複数口でのご支援も可能です。
- 申込数
- 220
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年2月
5,000円+システム利用料

【9月17日まで】「マロン」のお誕生日お祝いコース
●9月15日に誕生日を迎える「いいやつ代表」マロンに、誕生日プレゼントを贈ることができるコースです
・「マロン」に、美味しい高級牧草をプレゼントします
・マロンが食べている様子の動画を支援者様に後日プレゼントします(Youtube限定配信)
※最終的にあつまったご支援に応じて、食べられる牧草の量が増えていきます
★例えば…
五口のご支援があつまると、高級牧草一箱をプレゼントできます(5キロ)
それ以上のご支援があつまると、紡っ子たちみんなでシェアできます!
※マロンにプレゼントを贈ることができるのは第一目標金額300万円の達成以降になります。
そのため、誕生日よりも後にプレゼントを贈ることになることを予めご了承ください。
※本リターンはお誕生日企画の期間限定リターンです。
9/17(火)の夕方ごろにご支援募集を締め切りますのであらかじめご了承ください。
=上記に加え、=
●お礼のメール
●活動報告レポート
●紡っ子たちの様子を動画でお届け(Youtube限定配信)
- 申込数
- 28
- 在庫数
- -
- 発送完了予定月
- 2025年2月
3,000円+システム利用料

【リターン不要の方向け】全力応援コース|3千円
●お礼のメール
●活動報告レポート
==
※一度に複数口でのご支援も可能です。
- 申込数
- 220
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年2月
5,000円+システム利用料

【9月17日まで】「マロン」のお誕生日お祝いコース
●9月15日に誕生日を迎える「いいやつ代表」マロンに、誕生日プレゼントを贈ることができるコースです
・「マロン」に、美味しい高級牧草をプレゼントします
・マロンが食べている様子の動画を支援者様に後日プレゼントします(Youtube限定配信)
※最終的にあつまったご支援に応じて、食べられる牧草の量が増えていきます
★例えば…
五口のご支援があつまると、高級牧草一箱をプレゼントできます(5キロ)
それ以上のご支援があつまると、紡っ子たちみんなでシェアできます!
※マロンにプレゼントを贈ることができるのは第一目標金額300万円の達成以降になります。
そのため、誕生日よりも後にプレゼントを贈ることになることを予めご了承ください。
※本リターンはお誕生日企画の期間限定リターンです。
9/17(火)の夕方ごろにご支援募集を締め切りますのであらかじめご了承ください。
=上記に加え、=
●お礼のメール
●活動報告レポート
●紡っ子たちの様子を動画でお届け(Youtube限定配信)
- 申込数
- 28
- 在庫数
- -
- 発送完了予定月
- 2025年2月

人を乗せることができない馬にも活躍の場を|紡っ子サポーター募集中
- 総計
- 62人

1頭1頭と向き合い続けるために。引退馬たちに安心安全な新厩舎建設へ
#観光
- 現在
- 73,873,000円
- 支援者
- 6,378人
- 残り
- 33日

より多くの引退馬の幸せな余生を願う|ヴェルサイユ新厩舎プロジェクト
#地域文化
- 現在
- 33,434,000円
- 支援者
- 1,868人
- 残り
- 39日

みんなが馬といっしょに過ごせる場所を続けていきたい/継続支援募集中
- 総計
- 68人

引退競走馬の個性が輝き続けるために|大山と馬、50年の歩みを未来へ
- 現在
- 3,126,000円
- 支援者
- 264人
- 残り
- 37日

引退競走馬にセカンドキャリアを!!
- 総計
- 101人

救う命を選ばない。どんな犬猫も保護し続け福岡の里親さんを増やしたい
- 現在
- 2,942,000円
- 支援者
- 276人
- 残り
- 2日

「むらびとらべる!」で幸せな拠点づくりを|京都南山城村から新挑戦
- 支援総額
- 6,665,000円
- 支援者
- 236人
- 終了日
- 5/31
伝承伝説を題材に、日本文化の面白さを詰め込んだ舞踊劇を開催!
- 支援総額
- 1,233,000円
- 支援者
- 87人
- 終了日
- 8/19

愛知県東三河で558匹の猫たちの命を守り続けるために。
- 支援総額
- 5,423,000円
- 支援者
- 531人
- 終了日
- 3/12

本郷台駅前祭り2024|感動の花火を地元の人々の希望へつなげたい
- 支援総額
- 305,000円
- 支援者
- 44人
- 終了日
- 8/10






.png)












