下野竜也先生による1回目の合奏練習を行いました！

活動報告をご覧いただきありがとうございます。

クラリネットパートトップの武田隼平です。

さて、いよいよ演奏会まで二週間となりました。

先週の日曜日には本指揮である下野竜也先生の指揮で練習を行いました。今回はその様子をお伝えしようと思います。

下野先生がいらっしゃるとなると、合奏前からやはり緊張感が張り詰めます。先生がいらっしゃると全員でご挨拶をし、いよいよ合奏が始まります。

まずはプログラムの一曲目である『北海の幻想』から。

北大オケでは1年に必ず1回は演奏するほど演奏しなれた曲です。だからこそ下野先生による曲の解釈はとても新鮮で、普段は気づくことのできない曲の側面を学ぶことができました。

また、各楽器のメロディーが際立って聴こえるように緻密に音量を調整してくださいました。

次は『悲劇的序曲』。

「ブラームス節が足りない、もう理屈じゃない」という下野先生のお言葉には驚きましたが、その後練習を繰り返すうちに、明らかにブラームス特有の重厚なサウンドへと変化していきました。

また、テンポとリズムの重要性を改めて痛感しました。

「（観客として）聴いている感覚で演奏すると音楽が緩くなる。聴く側はロマンチックだと思うかもしれないが、ステージの上ではもっとカウントを取り、ピリピリと演奏しているものだ」とご指導いただきました。

最後はマーラーの『交響曲第5番』。

とにかく「楽譜通り」を大切にしながら合奏が進みました。

特に、先生の示すテンポを団員全員で共有することを中心に合奏が行われました。普段とは異なるテンポ設定に、アンサンブルが乱れてしまう場面もありましたが、なんとか最後まで通すことができました。

これから、今回示されたテンポでのアンサンブル、そしてさらに細かな音楽作りをしていかなければなりません。

今週末にも本指揮練習があります。本指揮練習、そして本番に向けて、より一層練習に励んでまいります！

また、今回は配信も行います！

値段は500円＋手数料となっておりますので、当日ご来場が難しい方も、ぜひ映像を通して生の演奏をお聴きいただければ幸いです。