農業の「誇り」を醸成する。みんなが活躍できる農産物加工所を。

支援総額

2,036,000

目標金額 1,000,000円

支援者
130人
募集終了日
2020年6月30日

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SDGsの達成を目指し、マッチングギフトの仕組みを通じて企業からも支援を届ける仕組みです。

マッチングギフトとは

支援者のみなさまからお預かりしたお金を、企業の力を借り倍にして届ける仕組み

(目標額と同額が企業から支払われます)

支援者のみなさまからお預かりしたお金を、企業の力を借り倍にして届ける仕組み(目標額と同額が企業から支払われます)
大和リース
GOAL 11

"経済、社会、環境面を支援し、持続可能なまちづくりに寄与する"活動を応援しています。

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プロジェクト本文

終了報告を読む

 

 

達成のお礼とネクストゴールへの挑戦について

 

ページをご覧いただきありがとうございます。5月12日(火)よりスタートしたクラウドファンディングは、皆さまから多くのご支援をいただき、公開1週間にして第一目標金額の100万円を達成することができました。予想を越えるスピードでの達成となったことに驚きつつ、応援してくださる多くの方々に改めて感謝申し上げます。

 

クラウドファンディングの期間は残り42日続きます。そこで第二目標として「ネクストゴールの300万円」を設定し、引き続き挑戦を続けることにいたしました。いただくご支援は、今後積極的にすすめていきたいと考えいている「農業体験」のための、よりよい環境づくりの費用として使用させていただきます。(休憩所用の農業用ハウスの建設、トイレの設置、駐車場整備、下水、浄水、電気工事費など)

 

今後とも、応援してくださる皆さまのご期待に沿えるよう、引き続きプロジェクトに取り組んでいきたいと思っています。どうか引き続き、プロジェクトの応援・拡散のご協力を、よろしくおねがいします。

 

2020年5月19日(火)追記 株式会社いぶき 梶岡洋佑

 

 

農業スタートアップ

\ 7年目の挑戦です! /

 

こんにちは、「株式会社いぶき」の梶岡洋佑です!

 

岡山で生まれ育ち、2013年、岡山大学法学部在学中の21歳の時に、全国初の学生農業生産法人として「株式会社いぶき」を設立しました。これまで、岡山県瀬戸内市の農場で、8人の仲間と共に年間50種類以上の野菜を生産してきました。「当たり前に買える感動野菜」を目指して、鮮度・安心安全にこだわった野菜を、自社直売所や地元スーパーで販売しています。

 

私たちは今年、新しい事業を開始します!それは、加工食品を開発・製造・販売するための農産物加工所をつくる、という計画です。加工所の倉庫は、昨今の情勢を踏まえて新しくスタートする野菜の宅配サービスの拠点にもなる予定です。また交流スペースとしても開放し、農業体験の拠点としても活用すると共に、将来的には多様な人が活躍できる事業所として利用者を受け入れる予定です。岡山の皆さんの心と体の健康に貢献すると共に、農業の「誇り」を醸成する活動を目指していきます。

 

今回のクラウドファンディングは、そんな加工所の立ち上げに必要な資金を集めるとともに、今後一緒に活動していく、いぶきの仲間を募るチャレンジでもあります。皆さんの力強いご支援を、どうぞよろしくおねがいします!

 

年間50種類以上の野菜を生産してきました。
岡山県瀬戸内市、いぶきの農場です
農業体験会も積極的に実施しています。

 

 

自分でやってみたからこそ気づけた
農業の難しさと、ポテンシャル。

 

まずは改めて自己紹介をさせてください!

 

私が漠然と「起業したい」という想いを抱くようになったのは、18歳の時、当時23歳で起業した従兄弟の影響でした。毎日楽しそうに働き、お金を稼ぎ、人や地域、社会から感謝される彼の姿に、高校生の私は憧れました。その後、岡山大学法学部へ進学した私は、日々勉学に励みながら、週末は従兄弟の会社でアルバイトをしていました。

 

自分がどんな事業で起業したいか、常に自問自答する中、いきついたのが「農業」でした。

 

当時から日本の農業の高齢化や衰退は危惧されており、後継者不足や若者の新規参入が課題とされていました。大学生の自分が農業で起業するというロールモデルをつくることができれば、全国で農業に参入する若者が増えることに繋がるはずだ、そんなビジョンを描き、起業を決意しました。

 

「どうせなら全国でまだ誰もやってない、地域の役に立つことで起業したい」その想いと重なるのが農業だったのです。

 

 

若さと勢いで走り出した農業事業ですが、ここまでの道のりは決して平らなものではありませんでした。最初の2年間、従業員は私ひとり。自治体や企業から作業受託をうけ、自ら出かけていって仕事をするスタイルでした。もっと色々なことを学びたいと、東京赤坂の農業ベンチャーに約半年勤務したこともありました。

 

2015年、一念発起して以前より付き合いのあった農家を買収。岡山県瀬戸内市に約3haの農地を確保し、多品目生産を開始しました。1500万円の借金を追いながらの決断でしたが、その後3年間で1000万円以上を返済しました。

 

農業の魅力は、お金で測れない価値を生み出すポテンシャルがあることだと思っています。事業を始めた当初の私は、「どれだけ効率よく農産物をお金に換えていくか」ばかり考えていたように思います。今は、野菜をつくって販売すること以上の価値をいかに生み出すか、そこに面白さを感じています。農業は、私たちの生活を健康で豊かにする要素をたくさん秘めています。収穫体験を通じた食育、畑活動による運動の習慣化、非常時の食料供給、避難場所の提供…。「農業×○○」で、地域の人の健康やコミュニティ形成に貢献するアイデアが、次々と浮かんできます。

 

「嫌いな野菜でもここで買った野菜なら食べる」「ここの野菜だと子どもがいつも以上に食べる」子どもの素直な反応に触れるたび、
素直に農業に関わる喜びと可能性を感じます。

 

 

地域コミュニティの拠点として、
みんなが活躍できる

農産物加工所をつくる。

 

今後さまざまなアイデアを実現していくにあたり、私はいま、まずはその活動の拠点となる「場」が必要だと考えています。そこで取り組むのが、地域コミュニティの拠点として農産物加工所をつくるという計画です。

 

ここでは、いぶきが生産する年間50種類以上の野菜に加え、県内の農業者ネットワークをフルに活用し、地産食材を使った加工品の開発・製造・販売をおこないます。自社商品を持つことで、これまで野菜を手にとってくださっていたお客様に加え、さらに幅広い客層にアプローチできると考えています。


加工所の完成をきっかけに、小学生くらいのお子さんがいる家庭、安心安全でおいしい野菜を食べたい方、野菜や畑やアウトドアが好きな若い人たちに、ぜひまずは一度、農場に足を運んでいただけたら嬉しく思います。言葉で説明するよりも、一度体験すれば分かることが、畑にはたくさんあります。

 

 

特徴①

地域の交流がうまれること

 

加工場には高齢者から障害者、子どもまでの地域住民みんなが交流できるスペースを設けます。多様な世代との交流や他者との会話が心の健康の健康にも繋がると考えています。

 

特徴②

農業に触れてもらう機会を増やすこと

 

今後、農業体験会の定期的に実施していきます。加工所の一部は、農業体験者が料理体験の場としても活用できるようにする予定です。

 

特徴③

多様な人が活躍できること

 

加工場は新型コロナウィルの収束の目処が立った来年以降、就労継続支援B型事業所として利用者を受け入れます。いぶきではこれまでにも就労支援施設のみなさんに農作業を手伝っていただいたことがありましたが、今後は自社で障害者雇用事業を展開していきます。

 

 

Why 加工食品?

合言葉は

「目指せ岡山、健康寿命日本一」
どうせやるなら、日本一を!

 

岡山県の平均寿命は女性が全国2位・男性が13位でありながら、健康寿命は女性が21位・男性が36位と順位を大きく下げています(※)。どうにかして岡山県民の健康寿命を延ばし、日本に、世界に誇れる県にしたい。そのため、私たちは特に子どもや同世代の人に農業や野菜、食生活に関心をもってもらうための取り組みに注力していきたいと考えています。

 

そのきっかけとして注目したのが、野菜スイーツの開発です。


野菜スイーツが、野菜や畑を身近に感じ、畑に興味を持ち、実際に遊びにくるきっかけになると考えています。こうした商品を地域のみなさんにお届けすることで、食生活を見直し、畑で体を動かすような習慣が当たり前になれば素敵だなと思っています。

 

私たちは、10年後に岡山県民が健康寿命日本一になる、そんな未来を思い描いています。

 

そして何より、おいしいものは私たちを幸せな気持ちししてくれる力があります。新型コロナウィルスの影響で自粛疲れやストレスが溜まってきている人もいるかと思います。私たちが届ける野菜や野菜スイーツを食べて、一人でも多くの方がちょっとでも幸せな気持ちになってくれることを願っています。

 

試作品(左から、さつまいものしっとりクッキー、ビーツとオリーブのケーキ、春菊と黒ごまの焼きドーナッツ)

 

※参照:厚生労働省 平成27年都道府県別生命表の概況厚生労働省 第11回 健康日本21(第2次)推進専門委員会資料

 

 

ご支援の使いみち

 

いただくご支援は、就労継続支援B型事業所の設立費用として使用させていただきます。

 

【クラウドファンディング第一目標100万円】+【マッチングギフト100万円】=合計200万円
 

クラウドファンディング第一目標分(合計100万円)
・加工設備費

・野菜宅配のために必要な備品購入費

・内装工事費

その他備品購入費

・クラウドファンディング手数料

 

大和リースマッチングギフト分(合計100万円)
・加工設備費


100万円以上のご支援が集まった場合:

農業体験の参加者のためのよりよい環境づくりに使用させていただきます。

(農業用ハウスの建設、トイレの設置、駐車場整備、下水、浄水、電気工事費:150~200万円)

 

今後、新型コロナウィルスとの共存が求められる中、私たちの生活は変化していくと考えられます。活動の自粛の長期化が予測される中で、農業体験は人々のストレス軽減やリフレッシュにとても効果的な取り組みであると考えています。そのため、私たちは今後積極的に、定期的な農業体験を実施していこうと考えています。

 

 

農業に関わることが「誇り」

となる社会を目指して


7年間の日々を重ねる中で、私の中で徐々に強まってきた想いがあります。それは、「農業に従事していることが誇りであると思え、思われる社会を実現したい」ということです。

 

農業の可能性を信じて農業の世界に飛び込んだ私ですが、まだまだ世間からは「岡山大学法学部を卒業したのにもったいない」と言われることがあります。また、私が対面で野菜を売る姿や作業着で農作業をする姿をみて、蔑んだような目でこちらを見る視線を感じることもありました。

 

いぶきは、暑い日も寒い日もひたむきに頑張る従業員に支えられて、7年間も会社を継続することができました。私一人では農場の管理はとうていできません。そんな彼らのために私ができる恩返しは、会社や農業界の社会的評価を上げることだと思っています。地域から必要とされる企業を目指して活動を続けることが、従業員の誇りに繋がると信じて。これからもどんどん新しいことにチャレンジしていきたいと思っています。

 

農業は、まだまだ多くのポテンシャルを秘めています。今後、いぶきは農場や新設する加工所を拠点として、これまでにない農業の魅力の発信や社会貢献への取り組みを展開します。誇りをもって農業に取り組む人、将来就農を目指す若者を増やし、農業の活性化や就農定着に貢献することが、岡山の、そして日本の豊かさに繋がることを願っています。

 

 

 

農業を基点に地域活性化を図る取り組みに共感しました。本プロジェクトをきっかけに、地域の雇用、地域の教育、地域の生活等、様々な面で地域に貢献する取組みを応援します。

 


※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、こちらのページの「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

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プロフィール

1992年生まれ、岡山県真庭市出身。岡山大学法学部在学中の2013年に、全国初の学生主体の農業法人「株式会社いぶき」を設立しました。離農予定の農家から事業を承継し、約3ヘクタールの農地で年間50種類以上の野菜を栽培。市場出荷に依存せず、スーパーや飲食店、学校給食などへ直接届ける独自の流通を確立しました。 2021年には内閣府規制改革委員会・農林水産ワーキンググループのメンバーを務め、同年「卵を使わないアレルギー対応マカロン」で岡山県6次化商品の最優秀賞を受賞。 2023年には卵・乳・小麦など特定原材料8品目を使わず、植物性原料をベースにした焼菓子ブランド「otomo」を立ち上げました。現在は「アレルギーがある人もない人も同じお菓子を囲める社会」を目指し、安心でおいしいスイーツの開発・販売に取り組んでいます。

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リターン

100,000


【企業様むけ】畑に御社名を掲示コース

【企業様むけ】畑に御社名を掲示コース

・全力お礼メール
・自社サイトのTHANKS欄にお名前を掲載
・畑に設置するパネルに御社名を掲示します

※掲載期間は2020年9月1日〜2021年8月末の1年間です
※弊社直売所年間来客数:20000人
※住所:瀬戸内市長船町西須恵1028-1(県道39号線道沿い)
※パネルの全体サイズ:240cm x 550cm、1枠のサイズ:70cm x 幅100cm

申込数
2
在庫数
8
発送完了予定月
2020年9月

3,000


応援コース(お気持ち)

応援コース(お気持ち)

・全力お礼メール

※このコースは、豪華なリターンをお届けしないかわりに、いただくご支援をできるだけ多く、プロジェクト実施のために使わせていただくコースです。寄付控除の対象にはなりません。

申込数
17
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月

100,000


【企業様むけ】畑に御社名を掲示コース

【企業様むけ】畑に御社名を掲示コース

・全力お礼メール
・自社サイトのTHANKS欄にお名前を掲載
・畑に設置するパネルに御社名を掲示します

※掲載期間は2020年9月1日〜2021年8月末の1年間です
※弊社直売所年間来客数:20000人
※住所:瀬戸内市長船町西須恵1028-1(県道39号線道沿い)
※パネルの全体サイズ:240cm x 550cm、1枠のサイズ:70cm x 幅100cm

申込数
2
在庫数
8
発送完了予定月
2020年9月

3,000


応援コース(お気持ち)

応援コース(お気持ち)

・全力お礼メール

※このコースは、豪華なリターンをお届けしないかわりに、いただくご支援をできるだけ多く、プロジェクト実施のために使わせていただくコースです。寄付控除の対象にはなりません。

申込数
17
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月
1 ~ 1/ 20

プロフィール

1992年生まれ、岡山県真庭市出身。岡山大学法学部在学中の2013年に、全国初の学生主体の農業法人「株式会社いぶき」を設立しました。離農予定の農家から事業を承継し、約3ヘクタールの農地で年間50種類以上の野菜を栽培。市場出荷に依存せず、スーパーや飲食店、学校給食などへ直接届ける独自の流通を確立しました。 2021年には内閣府規制改革委員会・農林水産ワーキンググループのメンバーを務め、同年「卵を使わないアレルギー対応マカロン」で岡山県6次化商品の最優秀賞を受賞。 2023年には卵・乳・小麦など特定原材料8品目を使わず、植物性原料をベースにした焼菓子ブランド「otomo」を立ち上げました。現在は「アレルギーがある人もない人も同じお菓子を囲める社会」を目指し、安心でおいしいスイーツの開発・販売に取り組んでいます。

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