44.突撃インタビュー！①

■■■i.clubの活動に携わっているメンバーに、突撃インタビュー！！■■■

file1　：みさと（PR manager）

①気仙沼の高校生達と活動して感じたこと
②高校生たちにこれから期待すること

を、聞いちゃいました！
i.clubのメンバーがどんなことを思い、活動しているのか
知っていただけたらと思います！

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こんにちは :))
i.club@KESENNUMAでPR Managerとして、主に東京での報告会の企画・運営をしています！
お茶の水女子大学４年の「みさと」です^^
 

①気仙沼の高校生たちと活動して感じたこと

私は今年の３月から、気仙沼の高校生と活動するようになりました。
高校生たちと活動して感じたことは、う～ん、、、たくさんあるんですけど、全部語ると長くなるので、１つだけ。
「地元への熱い想いを秘めている！」ということですね。

６月に行った、第一回のクラブ活動の時に印象的だったことがあります。
i.clubの活動に初めて参加する、１年生の女の子。ひかえめで、おとなしい感じの子でした。昆野さんのおうちや工場でフィールドワークをして、市民会館へ戻って、気づいたことのまとめをしました。
ここでも、先輩たちに気を使ってか、あまり積極的に発言する方ではありませんでした。

気づきのまとめと、なまり節ラー油商品化についての意気込みを発表する時間になり、
まとめについては先輩たちが、意気込みを、彼女ともう一人の１年生の女の子が発表することになりました。

内心「大丈夫かな～…」と心配しながら見守っていると、
とうとう彼女の発表になりました。
すると、

「なまり節にはこんなにいい側面がたくさんあるのに、もったいない！」
「なまり節ラー油をたくさんの人に食べてもらって、気仙沼の良さを伝えたい！！」

と、目を輝かせて一生懸命「伝えよう！」としていました。

これはグループの先輩達から聞いたことでも、
シートに記入したものをただ読み上げているのでもなく、
彼女自身のその時の素直な気持ちが、声になっていました。
彼女の一生懸命な姿勢と、素直な想いに正直驚かされました。

i.clubに来ている子達は、潜在的にでも、みんななにかしら「気仙沼への熱い想い」を持っているんだなぁと、改めて気づかされました。
その想いを大切にして、これからの活動もがんばってほしいな！



②高校生にこれから期待すること

先ほどの彼女のように、「自分の素直な想い」を大切にしてほしいということです。

私自身の話になってしまいますが、私は北海道の札幌市出身です。
大学進学の時に上京しました。

東京の人、もの、情報の多さに驚き、毎日たくさんの刺激を受けて生活する一方で、
地元にいたころ、海や山や川へよく遊びに行っていたことを思い出しました。
冬には毎年のように、雪だるまやかまくらを作っていたことを懐かしみました。

ホームシックというか、地元シック？笑

今まで当たり前だったことが、当たり前じゃなくなってはじめて、
「なんか、自分の地元って、こんないいとこがたくさんあったんだな。」と思ったり、

逆に、「いいところがうまく活用できてなくて、なんかもったいないんだよな～」
と思うようになりました。

３年になって就職活動が始まって、改めて「本当に自分のやりたいこと」を考え、
来春から札幌で観光関係の職に就くことにしました。
もちろん「地元に戻って働け」と言いたいわけではないです。
今の時代、地元にいなくともできることはたくさんあると思います。

「地元のこと、ここが好きだな」とか。
「ここ、なんかもったいないんだよな～」と思う
素直な気持ちを大事にして、行動につなげてほしいと思います。

きっとそれが自分のやりたいことにつながっているはずだから。
イノベーションは、そこから生まれると思うから。

高校生には、ちょっと先の話だけど。
私が大学に入って始めて気づいたことを、
i.clubの高校生達は今気づくことができていると思います。


その、「素直な想い」を活かして、
まずはなまり節ラー油の商品化！一緒にがんばりましょう！

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みさとさん、ありがとうございました！



（のだゆり）