日本海新聞連載コラムを自費出版したい!
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支援総額

773,000

目標金額 600,000円

支援者
127人
募集終了日
2019年12月18日

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2019年11月06日 18:14

クラウドファンディングを行うにあたって〜支援者のみなさんへ

「フード左翼」という言葉が、一時はやったことがありました。

オーガニックで、ナチュラルな食物を良しとし、ハンバーガーや冷凍食品に代表される、ジャンクで不健康(だと言われたり思われたりしている)な食物を、なるべく(絶対)摂らないようにしようと、という考えの人のことです。

政治理念でもそうですが、「左翼」だからいいとか、逆に「右翼」ならどうだ、という話は今はしません。


私は、結婚した頃、まさにこの「フード左翼」だった時期があります。


”手作り料理”は、当然でした。特に、子供が生まれてからは”無添加”とか”化学調味料不使用”というのが特徴の食材や調味料にこだわって、毎日の料理と接していたとおもう。

今でも、それが悪かったとはおもいません。オーガニックな食材や調理には、”右側”では味わえない、やさしさみたいなものがあります。

とはいえ、それとはまったく別に観点から、私は無添加とか無化調といったものから、だんだんと距離をおくようになりました。

何も、ジャンクフードを3食たべるようになったとか、そういう”反動”があったわけではありません。そうではなく、いちいちこだわっていたら、生物としてはたしかに間違いではないけど、”社会性”のある霊長類のヒトとして、いろいろ弊害がでてくるなと、確信してきたからです。

たとえば、(一概にはいえませんが)手作りとか無添加とかに固執すると、調理の手間暇がかなり増えるので、仕事やプライベートの付き合いに支障がでるようになりました。それこそ、考え方は人それぞれでしょうが、私には仕事の量を減らしてまで、ナチュラルにこだわるのがいいとはおもえません。それこそ、具合が悪くなるとおもう。


繰り返しますが、何も自然由来のものは止めただとか、不健康なものを率先して食べようというのではないのです。市販の、”美味すぎる”ふりかけは買わず、大根の葉を刻んで、ごま油で炒め、じゃこと胡麻を和えると、自然の恵みいっぱいの手作りのふりかけができる。そういうものを美味しいとおもう、自然な感覚は大切にしたいのです。だけど、忙しい毎日で、手抜きしたいときだってあるし、時間がとれない時もあるでしょう。そういう自分や家族を、許したり認めたりしていかないと、何か大きな過ちをおかしてしまう、という確信が、当時の私にはありました。今も、あります。


「知らぬが仏」という諺があります。
世の中にでまわっている食材で、知らぬが仏じゃないけど、何が添加されているか知ったら、とても怖くて食べられない、という人々がいます。もちろん、大手食品メーカーが、利潤を追求して危険なものを入れないか、目を光らせていく感覚は必用でしょう。


しかし、私は敢えておもうのです。
そこそこ、リスクがある上で、それなりに美味しいものだとか、調理や後片付けの時間が軽減される商品があったとして、精神衛生上そっちのほうがいいなら、食べてもいいのではないかと。

「知っても仏」
という造語には、そんな思いが込められています。ハンバーガーやフライドポテト、清涼飲料水といった、みんな大好きなはずなのに、なにかと”意識が高い”人達からやり玉にあげられるものを、笑って受け入れる人でいたい。しかも、それは手作りだとか無添加とかの良さを知っている人間として。


私のこうした考えは、食をはなれて、ライフスタイル全般で、いつもかんじるようになりました。日本はとてもすばらしい国ですが、政治でも文化でも、なんでも”拘り”がつよい、「あれ」か「これ」かな人ばかりになっています。手作りのふりかけの良さも知ってるけど、昼はカップラーメンが食べたいな、とおもうのはとても人間らしい考えだとおもうのだけど、今はあらゆる領域で、それがむずかしい(許してもらえない)ように感じます。


そんな事にたいする疑問やおもった事をコラムで発信して、もう5年近くになりました。大幅に加筆して、1冊の本にします。



すべての支援者の方といっしょに、そんな事を考えていけたらいいとおもうのでした。何が正解かとか、間違い探しとかは、とりあえず無しで、ね。




よろしくお願いします。

リターン

3,000


READYFOR限定カラー!オリジナル表紙書籍(サ印付き)

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出版する『知らぬが仏。知っても仏。』をREADYFORオリジナル表紙&サ印(サイン入り印?)で1冊進呈します。
オリジナル表紙が購入できるのはREADYFORだけ!

申込数
100
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年12月

8,000


特別セミナー「今なぜ“自費出版”なのか」ご招待(鳥取県米子市)

特別セミナー「今なぜ“自費出版”なのか」ご招待(鳥取県米子市)

今井印刷さんが運営する「小さな今井」をお借りして、セミナーを開催します。
今回のプロジェクトをとおして、“自費出版”の現状っておもしろいなと感じています。都会ではなく、あえて山陰(鳥取)で出版をめざす意味はどこにあるのか? 今井書店グループの技術とネットワークに、どんな可能性があるのか?
いわゆる“執筆業”に携わっていない人でも、クリエイターや情報発信者として“本を出す”ということに、とても可能性を感じています。

プロジェクトをつうじて苦労した事や工夫した事もふくめて、「ここだけの話」をみなさんにお届けしたいとおもいます。

*2019年12月下旬に「小さな今井」(鳥取県米子市法勝寺町64)にて開催予定。(2019年12月1日までに決定します)
*セミナー参加者には、READYFOR限定カラー書籍『知らぬが仏。知っても仏。』を1冊進呈。
(日程が合わず不参加になった方には、後日セミナー内容をまとめたテキストと書籍を郵送します)


セミナーの時間は約2時間を予定。交通費などの実費は、自己負担です。

申込数
16
在庫数
4
発送完了予定月
2019年12月

3,000


READYFOR限定カラー!オリジナル表紙書籍(サ印付き)

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出版する『知らぬが仏。知っても仏。』をREADYFORオリジナル表紙&サ印(サイン入り印?)で1冊進呈します。
オリジナル表紙が購入できるのはREADYFORだけ!

申込数
100
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年12月

8,000


特別セミナー「今なぜ“自費出版”なのか」ご招待(鳥取県米子市)

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今井印刷さんが運営する「小さな今井」をお借りして、セミナーを開催します。
今回のプロジェクトをとおして、“自費出版”の現状っておもしろいなと感じています。都会ではなく、あえて山陰(鳥取)で出版をめざす意味はどこにあるのか? 今井書店グループの技術とネットワークに、どんな可能性があるのか?
いわゆる“執筆業”に携わっていない人でも、クリエイターや情報発信者として“本を出す”ということに、とても可能性を感じています。

プロジェクトをつうじて苦労した事や工夫した事もふくめて、「ここだけの話」をみなさんにお届けしたいとおもいます。

*2019年12月下旬に「小さな今井」(鳥取県米子市法勝寺町64)にて開催予定。(2019年12月1日までに決定します)
*セミナー参加者には、READYFOR限定カラー書籍『知らぬが仏。知っても仏。』を1冊進呈。
(日程が合わず不参加になった方には、後日セミナー内容をまとめたテキストと書籍を郵送します)


セミナーの時間は約2時間を予定。交通費などの実費は、自己負担です。

申込数
16
在庫数
4
発送完了予定月
2019年12月
1 ~ 1/ 7

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