【運営メンバーの想い｜アンビエントデザインズ・石黒泰司】

【運営メンバーの想い｜アンビエントデザインズ・石黒泰司】

 

運営メンバーの一人、石黒さんの想いを共有します。

 

 

―千差万別の生き方に出会う場をつくることは、たくさんの人の関わりしろを増やすこと

 

アンビエントデザインズの建築家・石黒泰司です。

 

―建築設計事務所の僕が何故イベントづくりに協力しているのか

 

アンビエントデザインズは『＜物質＞と＜出来事＞の関係性』をキーワードに、目に見ることのできない人々の価値観や生き方を、目に見えるものへと翻訳することによって、都市やまちといった、自分たちが生活する環境が豊かなものになることを目指している建築設計事務所です。

 

イベントという『場の設計』は、たくさんの人の関わりしろをつくることによって豊かさを生み出すという点において、建築を設計することにどこか繋がるからだと思っています。

 

―生き方見本市NAGOYA、そしてTOKAI

 

ところでちょうど１年前、全国に拡がっていた生き方見本市を名古屋で開催したことがありました。

 

生き方見本市NAGOYAでは、肥料や農薬に頼らない農業に挑み続けている美岳小屋の林剛くん、尾州を拠点に繊維産地の持続可能性にデザイナーの立場から挑戦している小島日和さんなど、東海エリアのとても魅力的な方たちにゲストスピーカーとしてご参加いただき、学び深い場をつくることができました。しかしながら僕も名古屋へ移転したばかり。右も左もわからず、知り合いも少なかったこともあり、協力をお願いすることにも、届けることのできる距離にも限界がありました。

 

それから１年、本当におかげさまで、少しずつですがお話させていただける方々も増えてきました。

 

事務所ご近所でもあり、普段からこのエリアのおもしろいことを教えていただいているウェブメディアLIVERARYの武部敬俊さん、長らく名古屋で魅力的な飲食店をつくりつづける傍ら、広告という切り口で社会へ豊かさを提供し続けているMAISONETTEinc.の山本雄平さん、ZIP-FMなどでミュージックナビゲーターを勤めながらも、地域のためのバスケットコートづくりやコーヒショップの経営で社会へつながる価値づくりに挑戦されている小林拓一郎さん。その他にもこの１年半でお会いすることのできた多くの方々に協力していただきながら、名古屋、ひいては東海エリアがより面白い場所になるよう、10年後、全国や世界に誇れる環境になるように、その一手として＜NAGOYA＞よりも広い＜TOKAI＞という括りで、＜生き方見本市＞を準備しています。

 

―生き方見本市は、＜出来事＞の可視化

 

生き方見本市というイベントは、＜出来事＞の可視化のひとつの方法として捉えています。日常において見えづらいプレイヤーたちを表の舞台に見本として揃える場を設計することによって、自分たちが拠点を置くエリアの明るさや楽しさを共有できたらと考えています。これは自分たちの生活を取り巻く環境をあかるく、たのしく、豊かなものにすると思っています。

 

千差万別の生き方に出会う場でみなさんとお会いできることをたのしみにしています。

 

そして、ネクストゴールに向けたクラウドファンディングは残り約２日間。どうぞよろしくお願いいたします。

 

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