
寄付総額
目標金額 40,000,000円
- 寄付者
- 724人
- 募集終了日
- 2019年10月23日
須藤元気さん「来年は今まで以上に記憶に残るインターハイに」
いつも温かい応援をありがとうございます。【「2020インターハイ」中止の危機を救え!高校生の熱い夏を守りたい】クラウドファンディングは、425人から4,632,000円のご支援をいただいており心より感謝申し上げます。
今回は、須藤元気さんにお会いしてメッセージを頂きました。
来年のインターハイ開催に向けてエールをいただくと同時に、高校部活動の経験が今の生き方にどんな影響を与えているかなどをお伺いしました。「人生がいつまでもあると思わず、『かくありたい自分』に向かって毎日を丁寧に生きる」という、国内外・立場・分野問わず幅広く活躍する須藤さんの信念を知ることができます。ぜひご一読ください。
自分自身に「強さ」を求めてレスリングを始めた
——全日本ジュニアオリンピックで優勝されているレスリングですが、部活として高校から始められたんですよね。きっかけはなんだったんでしょうか。
レスリング部があるところを探して関東一高を選びました。実は、小中学校のとき学校教育に馴染めなくて、世の中に対する不安や不満があったんですね。生きやすい社会を自らつくれるようになりたくて、そのために、まず自分自身に「強さ」というものを求めてレスリングをはじめました。肉体の強さが精神的な強さにも繋がりますから。
毎日毎秒にベストを尽くす
——部活動の思い出やスポーツから得られたものを教えてください。
レスリングはただ自分だけじゃ強くなれないんですよ。対戦相手や練習相手がいて初めて自分自身が強くなる。僕がインターハイに出たのは団体戦ですが、例えば、人間関係で普段うまくいっていない仲間がいたとしても、団体戦になると一つになるんですよね。
高校生の時はなんでこんなに苦しい練習やってるんだって思うこともありましたけど、振り返るとそれがすごくいい思い出でもありますし、あそこで手を抜かなくてよかったなって思います。高校生の時はやり切れる年齢ですよね。あの時ほど肉体的にきつい練習なかったですが、一晩寝れば疲れは取れましたね(笑)
あの頃はインターハイがあったからこそ、厳しいこともやり遂げられた部分があると思うんです。10代で目標を持って、毎日毎秒にベストを尽くすという経験ができたのは、社会に出てからの成長に生きていると思います。
自分の価値観に従って生きる力をつける
——自らを成長させるために大切なことはなんでしょうか。
具体的なゴールを作ることが大事だと思います。なんとなくやるものは、結局なんとなく終わる。明確なゴール設定が最短のプロセスを導きます。そういった意味ではインターハイはとても大事で、そこに目指すものがあるから向かって行くことができる。人生いつまでもあると思わず、その瞬間を丁寧に生きようと感じられることが大切だと思います。
僕は、高校生の時に10年先までの目標を掲げた「夢ボード」というのを作っていました。コルク板になりたいものとか、欲しいものの写真とかを貼り出して、部屋に飾って日々意識するんです。そうすると「かくありたい自分」と「今の自分」を照らし合わせたときにズレが生じてくる。次にズレを埋めるために何をすべきかのプロセスが見えてくる。なりたいイメージが具体化されていると、この人はこういう喋り方はしないだろう、とか、こういう行動きっとするはずだとか、いろいろ出てくるわけです。
——高校の時から自分を変えていこうと意識されていたのですね。
人間形成は12-13歳でできると言われていますけど、親や先生、友だちに言われた言葉に影響を受けて「自分はこういう人間だ」というのができあがっていく。周りから良い評価ばかりだったらいいんですけど、たとえばある時「あなたは気が弱いね」とか言われたとしたら、そういった嫌な観念とかも自分に染み付いてしまう。
ですから高校生くらいになったら自分自身で自分を変えていくプロセスに入っていく。僕は自分の価値観に従えることは幸せに生きるのに必要だと思うし、そのために文字に書いて意識するのは大事だと思います。
限られた時間でやり遂げるには挑戦と損切りが大事
——大人になってからでも自分を変えたり成長を加速させたりすることはできると思いますか。
大人になってもできると思います。やりたいこと・なりたいものを書けるのも見るのも自分だけですから、いつでも始められる。他者にどう見られているかという視点で生きると生きづらいです。他者の評価を基準にして生きると損得で物事を考えてしまいがちなので、なかなか続かなかったり、そこに対して情熱をかけたりするのは難しい。
——須藤さんは「夢ボード」に何を書いていたのでしょうか。
僕自身は、プロの格闘家になることや東京ドームで試合すること、ミュージシャンとしてデビューすることとか色々書いていました。ちなみに全部うまく言ったわけじゃなくて、撤退したのも多いですよ。一流を目指して徹底的にやるけど、自分の唯一の強みだと思うのは、ダメだと思ったら損切りも早いこと。何が自分に合うかパターンが分かってきますから、挑戦し続けるのは悪いことじゃない。
文化としてのインターハイを大勢の力で支えて次世代へ
——インターハイも来年中止の危機を脱するため新しい挑戦をしています。須藤さんからメッセージをいただきたいです。
半世紀以上も続くインターハイという日本の伝統を途切れさせないために、クラウドファンディングを使う試みは新しく素晴らしいチャレンジだと思います。なんとか開催してほしいですね。オリンピアンが生まれる大会の一つだと思いますし、東京オリンピックの年にインターハイに出たということや、大勢の人々の応援や力が集まって開かれた大会となれば、今まで以上に記憶に残る出来事になると思います。次のオリンピックに向けて頑張るという選手も増えると思う。ぜひたくさんの人たちに協力していただければ嬉しいです。
須藤 元気(すどう げんき)
1978年3月8日生まれ。立憲民主党参議院議員。高校時代からレスリングを始め、全日本ジュニアオリンピックで優勝。世界ジュニア選手権日本代表。同校卒業後に渡米し、格闘家としての修行を続け、帰国後に逆輸入ファイターとしてプロデビュー。UFC-J 王者を経て、K-1やUFCなどで活躍。2006年現役引退。以降は、タレント、ミュージシャン等幅広く活躍。2008年、母校拓殖大学レスリング部監督に就任。2年目で大会4冠を達成し、最優秀監督賞を10度受賞している。格闘技現役時代から掲げている「WE ARE ALL ONE」(すべてはひとつ)というメッセージは、多くの人々の支持と共感を集めている。
文・写真/田島沙也加(Readyfor キュレーター)
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