寄付総額
目標金額 4,000,000円
- 寄付者
- 408人
- 募集終了日
- 2019年10月3日
「チューリップ」を通して届けられる平和と多様性
皆さま、いつも応援をありがとうございます。現在、149名の人々より130万円を超えるご支援をいただき、目標金額の約3割まで来ることができました!引き続き最後まで応援をよろしくお願い致します!
今回は、JVCのイラクボランティアチームが2015年にクラウドファンディングにチャレンジした際のエピソードをご紹介します。

🌷チューリップの花に込められた思い
ピースヤードの壁には、たくさんのメッセージが書かれたチューリップの花束を模した寄せ書きが飾られています。
書いてあるメッセージは、例えば…
「Smile ! Don’t worry. We love Iraq」
「Cheer up 元気を出して」
「イラクの皆さんのこと 日本からいつも思っています:) 」

などなど、これらは、日本国内で開催されたJVC主催のイベントにて、皆さまに書いていただいたメッセージです。
でも、なんで「チューリップ」の形なの?と思われる方もいらっしゃると思います。そこでこの「チューリップ」について説明させて頂きます。
🌷富山県砺波市とイラクの意外な関係
2014年6月10日、過激派組織「IS(いわゆるイスラム国)」がイラク第2の都市であるモスルを一夜にして制圧、6月末にはイラクおよびシリアにまたがる地域に「イスラム国」の樹立を宣言しました。この状況を受けて、現地状況を共有するためJVCの現地パートナー団体INSANの代表アリーさんが9月に来日しました。そして混乱する現地の様子と緊急支援の必要性について、報告会で支援者や関心をもつ方々に伝えました。
富山県の砺波市(となみし)で行われた報告会では、イラクの文化についても質問がありました。質問に答えたアリーさんに対し、参加者の一人が「アリーさんからイラクの紹介があったので、今度は私たちの街についても知ってほしい」と、砺波市が日本一のチューリップ球根の生産地であることを教えてくれました。
砺波では大正期からチューリップ栽培が始まりました。しかし戦争の拡大にともなって、食糧増産のために花を作る者は非国民とみなされるような風潮になっていきました。そのうえ昭和20年2月にチューリップは不要不急作物に指定され、球根栽培が禁止されたのだと参加者の方が教えてくれました。しかし、それでも戦争はいつまでも続かない、必ず平和な時代が来る、花が必要とされる時は必ずやってくると信じ、麦の間に隠すように、あるいは稲穂の邪魔にならないように田圃の畔に植えたりし栽培を続ける人も多かったそうです。
やがて戦争が終わり人々は、復興はチューリップからと、球根栽培を再開しました。そしてチューリップを"平和の象徴"として慈しんだといいます。
数種類の球根を参加者の方からプレゼントされたアリーさんは、「イラクの自宅の庭でチューリップを育てる」と、真剣な表情で栽培方法を職員の人から聞いていました。自らを「Peace Maker」と呼ぶアリーさんは、このチューリップの球根達に呼ばれ、この街で報告会をすることになったのかもしれません。
🌷そんな彼にとって「チューリップ」は平和と多様性のシンボル!
JVCイラク事業にとってはチューリップが平和の象徴となったエピソードでした。現在でも現地にチューリップは飾ってあるそうです。その後日本の童謡である「チューリップ」を、子どもたちが練習して歌った動画を送ってくれました。一生懸命歌う子どもたちの姿がとても可愛いです。
また、アリーさんはこの「チューリップ」の歌の「どの花みてもきれい」というところに、多様性を認める「共生」の心を感じるとも言っています。
イラクは様々な民族、宗教の方が暮らしています。また、現在はそういった違いにくわえて、戦闘に巻き込まれて逃げてきた人々と元から住んでいた住民というバックヤードの違いなどで分断が起こってしまっています。
そんな中で、みんなそれぞれ違うところがあるけれど、それは素敵なんだ、という気持ちをチューリップの歌をピースヤードのプログラムに取り入れることで子どもたちに伝えようとしています。
日本では当たり前すぎる風景かもしれませんが、いろんな背景をもつ子どもたちが集い、仲良く歌を歌って、笑顔になる、そんな出来事自体がイラクの子どもたちにとってはすごく貴重な機会になっています。
今年もイラクの子どもたちが安心して心を開いて過ごせる場所を提供していくために、引き続き、応援をよろしくお願いします!
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