江戸から続く「糸あやつり人形」存続の危機に|苦境を乗り越えて未来へ

江戸から続く「糸あやつり人形」存続の危機に|苦境を乗り越えて未来へ

支援総額

5,515,000

目標金額 3,000,000円

支援者
236人
募集終了日
2025年8月31日

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プロジェクト本文

 

第一目標達成の御礼と

ネクストゴール挑戦について

 

一糸座クラウドファンディング、終了10日前にして第一目標を達成することができました!
これまでにご支援いただいた皆さまと、この挑戦を伝えてくださった皆さまに、心から感謝を申し上げます。

 

クラウドファンディング開始前は、こんな小さな劇団の未来に、どれだけの方が興味を持ち、応援してくださるだろうかと、不安な日々を過ごしておりました。しかし、7月5日の公開以降、驚くほどたくさんの方がご支援をくださり、様々な方が一糸座を心配してご連絡をくださり、さらにクラウドファンディングの拡散にも協力をしてくださいました。

 

そして、プロジェクトへ寄せていただいた皆さまの温かいメッセージが、私たちの大きな励みとなりました。本当に、本当にありがとうございます。

 

しかし、第一目標に設定した300万円という金額は、実は存続の危機を脱するためのギリギリの金額です。

 

このアトリエは、2021年に劇団員によるDIYと協力してくださった方々によって開設することができました。私たちは、毎日このアトリエで人形に触れ、制作し、稽古を続けています。そして、アトリエ公演では、大きな劇場では実現できないほどの近い距離で人形を観ていただき、糸あやつり人形の魅力を多くの方に知っていただくことができました。

 

江戸伝内が長い人形遣い人生の中で培ってきた技術や経験を、時間を気にすることなく若い人形遣い達に伝え、それをお客様の目前で観ていただく。こんなに人形遣いが成長できる場を持つことができたことは、私たちにとって本当に幸運でした。

 

しかし、この経済状況の中で、アトリエを手放さざるを得ないかもしれないというギリギリの瞬間に何度も直面しています。


現在一糸座は、様々な方々と糸あやつり人形を守っていく方法について協議し、未来に向けて種を蒔いています。秋以降には、劇場での主催公演やアトリエ公演も控えています。そして一糸座のアトリエは、糸あやつり人形を未来へ繋いでいくための、とても重要な場所です。

 

あともう少し、この困難を乗り越えることができれば、現状を打破できるはずです。
そのために、一糸座は更なる目標を設け、ネクストゴールに挑戦いたします。目標金額は600万円です。

 

なんとしてもこの目標を達成して、一糸座の未来の可能性を必ず繋いでゆきたい。そしてこれからも、糸あやつり人形を間近で、気軽に楽しんでいただける場所を守り、この芸能を未来へ残していきたいと思っています。

 

ここからのご支援は、生命線である稽古場、人形保管場所の維持費、アトリエ公演と主催公演の資金の一部に充てさせていただきます。

 

ネクストゴールに掲げた600万円、大きな目標ですが私たちは本気でこのゴールの達成をめざしています。

 

一人でも多くの方に糸あやつり人形という伝統芸能を知っていただき、未来に繋いでいくために。大変恐縮ではございますが、重ねてご支援、広報へのご協力、プロジェクトの拡散にご助力をいただけますと幸いです。

 

残り9日、一糸座の挑戦をどうか応援ください。どうか見届けてください。


皆様のご支援が一糸座の未来を拓いていきます。ぜひ私たちと一緒にネクストゴール達成を目指していただけますと幸いです。
 

 

 

 

百年後にも誰かと出会う…

人形たちの舞台を守りたい。

 

江戸時代から続く伝統、

「一本の糸」を未来へ紡ぐために

 

 

私たち一糸座は、約400年受け継がれる伝統芸能「糸あやつり人形」の数少ない継承者です。江戸時代から多くの人々に感動を届けてきたその舞台は、歴代の人形遣いたちの創意工夫と情熱によって今日まで守られてきました。

 

しかし私たち一糸座は今、その長い歴史の灯火を消してしまいかねない存続の危機に立たされています。物価高騰、主な収入源であった学校巡回事業の著しい減少、公演中止による赤字。複数の収入源を何とか組み合わせてきましたが、その努力だけでは到底追いつかないほど、危機は深刻さを増しています。日々の稽古場の維持さえ重くのしかかり、「来年、再来年、公演ができるのか…」そんな不安が現実のものとして差し迫り、私たちはまさに崖っぷちに立たされています。

 

伝統は「今、続ける人」がいなければ、未来に繋がりません。

一度途絶えれば、二度と元には戻せない“命の糸”なのです。

 

だからこそ私たちは、たくさんの人形遣い達の思いと共に、その”命の糸”が途切れないよう、皆さんのお力をお借りしたく、このプロジェクトを立ち上げました。

 

皆様の応援が、かけがえのない人形を守り、100年後の誰かの心を動かす舞台を創る、その一歩となります。どうか、私たち一糸座と共に未来を紡ぐ仲間となってください。

 

これは、私たちの存続をかけた覚悟の挑戦です。そして、未来のお客様と人形遣いと人形たちの出会いを守るための切なるお願いです。 

 

400年続くこの“命の糸”が、さらに次の100年未来へと手渡されるよう、皆様の温かいご支援を心よりお願い申し上げます。

 

 

 

 

はじめて「糸あやつり人形 一糸座」を知っていただいた皆様


本プロジェクトページをご覧いただきありがとうございます。

「糸あやつり人形の紹介」「これまでの一糸座の取り組み」については、過去のクラウドファンディングページに詳細の記載がございますので、ぜひこちらのページもご覧ください。

 

「一糸座」存亡の危機

 

糸あやつり人形「一糸座」は、これまで先人たちが守り抜いてきた「伝統」に感謝し、次の100年へ継承していくために、厳しい環境の中でも諦めることなく努力を続けてきました。しかし多くの舞台芸術団体と同様に、私たちを取り巻く環境は一層厳しさを増し、近年の物価高騰の影響なども受けて経済的に苦しい状況に直面しています。

 

これまで一糸座は複数の収入源を組み合わせながら(いわば自転車操業の状態で)なんとか活動を続けてきました。 しかし現在、自分たちの努力ではどうにもならないほどに経営状況が悪化し、今や限界を超える状態となっています。

 

さらに、このページに記載することは憚られるのですが、2024年一糸座にとって非常に大きな変化を迫られる出来事があり、やむを得ず公演が中止となってしまいました。この公演赤字が苦境に拍車をかけました。

 

全国の小中学校で子供たちに向けて人形浄瑠璃を上演する巡回公演が、一糸座の収入源の大きな柱となるものでした。20年近くに渡り採択され、日本中ほとんどの地域を回ってきました。しかし昨年の採択システム変更により巡回学校数が大幅に減少し、今年は一昨年の10分の1程度にまで減ってしまい、劇団の運営ひっ迫は加速していくばかりです。(劇団としても、巡回公演による収入を期待しすぎてしまったことは大きな反省だと考え、現在新たな収入源の拡充を模索しています。)

 

また、劇団主催公演(年間1~2本で開催)によるチケット収入は、劇場費、出演料、スタッフ人件費、諸々の経費などの支払いに充てられるため、決して劇団が黒字になるものではありません。

 

こうした、ひとつひとつの打撃が重なり、私たちの経営基盤は根底から揺らいでいます。現在、日々の稽古場となるアトリエの維持費の支払いにさえも不安を抱える状況です。 

 

このままでは、江戸から400年続いたこの芸の灯火が、私たちの代で消えてしまうかもしれない。伝統文化は一度途絶えてしまうと、二度と元には戻りません。

 

一糸座の劇団員は、これまでどんな状況でも、皆明るく前向きに目の前の公演に取り組んできました。しかし今、「この2025年の夏を乗り切れるかどうか」というところまで状況は悪化し「来年の公演は、本当にできるのだろうか…」と、そんな不安が、現実のものとして差し迫っています。

 

 

この危機を、乗り切れたら....

 

一糸座の強みの一つは古典上演と共に、現代の演劇人たちと創る新作公演を行っていることです。

実は、公演のスケジュールは2年先、3年先を見据えて決定していくため、すでに今年、来年の公演予定は決まっており、今年の秋以降も、一糸座らしい古典のみに留まらない、意欲的な公演を予定しています。

 

そんな中、私たちは「今」、まさに崖っぷちに立たされています。この「今」、2025年の経営の危機を乗り切ることができれば、糸あやつり人形の灯を消すことなく、未来へつなぐことができるはず。今後の経営回復の兆しも見えています。

 

■2025年11月

芥正彦氏との共同制作による新作『風神雷神図』

1999年の結城座での初共同制作以降、江戸伝内(三代目結城一糸)が結城座から独立した後も何度も共同作業を続けてきた芥正彦氏との新作公演です。

 

■2026年2月

劇団桟敷童子・東憲司氏との新作『人造人間の憂鬱』

2024年の初共同制作公演『崩壊~白鯨ヲ追ウ夢~』は再演を望む声も多く、大変好評を博しました。一糸座×東憲司氏の第二弾公演です。

 

■2026年8月

未来の古典を創る『新・人形浄瑠璃』

糸あやつり人形浄瑠璃を未来へつなげるプロジェクト 第一弾!

古典に触れる機会が少ない方や、幅広い年齢層の方々に糸あやつり人形浄瑠璃を広めるため、一糸座としては初めてのジャンルに挑戦し、未来に残る新しい人形浄瑠璃を創作します。

 

■2026年

浅草の神社仏閣での人形浄瑠璃公演(予定)

糸あやつり人形浄瑠璃を未来へつなげるプロジェクト 第二弾!

江戸伝内(三代目結城一糸)の祖父・九代目結城孫三郎が、明治期に糸あやつり人形存続の危機を脱し復活させた地、そして父・結城雪斎(十代目結城孫三郎)も拠点としていた浅草で、人形浄瑠璃公演を行います。

 

しかし、これらの公演に臨むためには、この「今」をなんとか乗り切る、未来へ渡る橋が必要です。

 

昨年から今日まで、何とか危機を乗り越えようと様々な試みを行い、たくさんの種をまいてきました。その甲斐あって「一糸座を応援したい」そう言ってくださる方々、活動をサポートしてくださる方々に出会えました。

 

そして、なによりも一糸座の公演を楽しみにしてくださる方々が、年々確実に増えてきています。

その方々になんとか公演を届けていきたいと考えています。

 

糸あやつり人形の価値

 

日本の動く人形は、約1200年前にアジアの西(現在のアフガニスタンやパキスタン辺り)からシルクロードを通り、中国そして朝鮮半島を渡り、東の果てである日本へ入って来たと言われています。

 

その人形が手遣い、糸遣いの人形に分かれ、江戸時代の始めの頃には現在のような糸あやつり人形が、江戸の町の人々に楽しまれていました。日本の糸あやつり人形は、それから約400年に渡り受け継がれてきた伝統芸能です。

 

私たちが海外で公演をする際に一番驚かれることは、その動きの細やかさと表現力の高さです。

 

日本の糸あやつり人形は、浄瑠璃(三味線と語り)と共に発展してきました。近松門左衛門をはじめとする、作家たちが残した名作を上演するための技術、そして長時間の芝居の中で観客を魅了するために心情を細かく表現できる、繊細な動きを可能とする人形が必要とされたからです。

 

 

この400年の間、たくさんの人形遣いたち一人一人が人生をかけて創意工夫をし、日本独自の遣い方を考案し、世界でも稀に見る表現力の高い人形が生まれました。彼らが命を懸けて残してくれた積み重ねの上に、この芸能は成り立っています。私たち一糸座は、その数少ない継承者として人形たちと共に舞台に立ち続けてきました。 

 

私たちが守りたいものは、幾多の危機を乗り越え、時代と共に進化し続けてきた「生きた芸術」です。江戸伝内(三代目結城一糸)が生まれた結城座は、江戸時代、幕府に公認された人形二座のうちのひとつ。その歴史と技は、脈々と私たちに受け継がれています。

 

伝統文化は「今、続けている人」がいるからこそ、未来に残すことができます。

 

私たちは、糸あやつり人形を古典芸能として保存するのではなく、「今の時代に生きる芸術」として継承・発展させていくことを目指しています。

 

 

糸あやつり人形を守ってきた歴史

 

これまでの道のりも決して平坦ではありませんでした。

 

明治時代、海外文化の流入により糸あやつり人形は消滅の危機を迎えます。その危機を救ったのが、一糸座代表・江戸伝内(三代目 結城一糸)の祖父である九代目結城孫三郎です。

 

八代目結城孫三郎の遠縁にあたる九代目は、13歳で人形遣いを志し、その天才的な素質を見出され21歳で結城孫三郎の名を襲名。それから更に、10年に及ぶ修行の旅に出ます。日本全国で公演を行い、その旅の最中、人形遣いが台詞を話す歌舞伎仕立ての芝居を発明し、「改良人形芝居」として確立させました。旅を終えた31歳の時に、浅草の市村座で「改良人形芝居」のお披露目公演を行い、連日大入りの大盛況となりました。

 

「孫三郎が芝居をすると、周り八町の芝居小屋が閑古鳥になる」

 

「八町荒らし」の異名をとるほど九代目結城孫三郎は絶大な人気を博し、消えかけていた糸あやつり人形は再び息を吹き返しました。九代目がいなければ、この芸能はとっくに歴史から消えていたでしょう。

 

そのため、九代目結城孫三郎は糸あやつり人形の「中興の祖」と呼ばれています。文豪の夏目漱石や正岡子規、日本画家の鏑木清方等にも九代目の人形は愛されていました。

 

左:結城雪斎(十代目結城孫三郎)、右:九代目結城孫三郎

 

その志は、江戸伝内(三代目結城一糸)の父・結城雪斎(十代目結城孫三郎)へと受け継がれます。彼は戦中・戦後の混乱期、現代では考えられないような厳しい日々の中、古典を守り抜くと同時に、現代の演劇人たちとも積極的に協働し、糸あやつり人形を「現代の舞台芸術」として昇華させました。

 

日本画家の横山大観や伊東深水等に愛され、文豪の芥川龍之介作品の舞台化を初めて許されたのも結城雪斎(十代目結城孫三郎)でした。そして結城雪斎(十代目結城孫三郎)は、昭和の小劇場ブームの中活躍した若い演劇人たちからも慕われ、海外では「神の手」と称賛される天才的な人形遣いでした。

 

結城雪斎(十代目結城孫三郎)海外での公演

 

一つの芸能を守り抜くことは、並大抵のことではありません。彼らは、強風の中に灯った小さな火を守るように、大変な苦労の中でこの芸能を私たちに残してくれました。

 

九代目が守った伝統、十代目が切り開いた革新。この「伝統と革新」の精神こそ、私たち一糸座の活動の根幹です。一糸座代表の江戸伝内(三代目結城一糸)の父・結城雪斎(十代目結城孫三郎)は「子どもたちがそれぞれ座を持ち、この芸を広げてほしい」という遺言を残しました。

 

その想いを胸に江戸伝内(当時・三代目結城一糸)は55歳の頃、それまで中枢として人形を遣っていた結城座から独立し、一糸座を立ち上げました。それから20年あまり、古典の継承と若手の育成はもちろん、海外の演出家との共同制作や現代文学の舞台化など、常に「新しい表現」に挑戦し続けています。

 

結城雪斎(十代目結城孫三郎)は、「私がやらなければ、糸あやつりは亡びるのだ。」そう自著に書き記しています。先人たちが死に物狂いで守り抜いてきた「糸あやつり人形」を、今度は私たちが守り、そして未来の人形遣い達に残していかなければなりません。

 

 

糸あやつり人形を守るための挑戦

 

江戸伝内(三代目結城一糸)が生まれ育った結城座から独立したのは2003年でした。1体の人形も、自らの着物(衣装)さえも持たず出てきてから、数々の困難を乗り越え少しずつ少しずつ、座を大きくしてきました。

 

 

糸あやつり人形浄瑠璃の普及と(古典上演)と、国内外の演劇人たちとの共同作業により、糸あやつり人形を現代の演劇として発展させています。

 

これまでに、年に1~2本の新作公演の上演、文化庁巡回公演による全国の小中学校での古典上演、他団体主催公演への出演、海外での古典上演と大学でのワークショップなど、糸あやつり人形を広め発展させていくため様々な活動を続けてきました。

 

■近年の主な活動(古典演目・新作演目の舞台上演 )

・2022年5月『四代目結城一糸襲名 江戸伝内改名 披露公演』(古典)

・2023年3月『少女仮面』(新作)

・2023年10月『猟師グラフス』ノルウェーとの共同公演(新作)日本とノルウェーで上演

・2023年11月『ヨーロッパ公演』(古典)

・2024年3月『崩壊~白鯨ヲ追ウ夢~』(新作)

 

 

■文化庁の巡回公演

約20年に渡り日本各地の小中学校でワークショップや古典作品の上演を行い、子供たちへ伝統芸能を伝えています。小中学校での公演は、江戸伝内の父・結城雪斎(十代目結城孫三郎)が戦後に始めた事業です。現在は文化庁主催の事業となっていますが、子供たちの情操教育を目的としたこの事業に結城雪斎(十代目結城孫三郎)はとても意義を感じており、私たちもその志を受け継ぎ、全国を回っています。

 

 

■他団体主催公演への出演

主催事業だけでなく、他団体の公演への出演は、全く新しいお客様へ糸あやつり人形を知っていただく大切な機会にもなります。また、優れた演劇人とも多く出会うことができます。

 

・2015年「いとしの儚」

・2017年~2023年 Get it touch「MAZEKOZE一座」

・2017年「カスパー」

・2018年「衣衣」

・2019年「灰と、灰の灰」

・2023年「新古典楽し座 NOBODY」

・2025年「神々の里」

 

 

■ワークショップ

国内外の大学で演劇を志す学生への人形ワークショップでは、日本独特の糸あやつり人形を使用した演劇の可能性を伝えます。商業施設や公共施設などでの人形操作体験は、様々な方に糸あやつり人形の魅力を感じていただけます。日本の糸あやつり人形は、操作板も他には見ない日本独特のものを使用しています。その使い方や人形の重さなどを体験していただくことで、この芸能が現在まで残っていることの貴重さを感じていただけます。

 

・2015年 イタリア ボローニャ大学でのワークショップと上演

・2023年 ドイツ エルンストブッシュ演劇大学でのワークショップ

・2025年 国分寺マルイにて一糸座ポップアップストア ワークショップ

 

 

一糸座の転機となったコロナ禍

 

一糸座の活動の大きな転機となったのは2020年です。演劇団体のみならず、日本中、世界中の人々がそれまでの生活を失ったコロナ禍でした。

 

一糸座も主催公演や海外公演がすべてなくなり、予定していた仕事もキャンセルとなりました。苦境に立たされる中で一糸座が行ったことは、新たな拠点・アトリエを持つことでした。

 

苦しい時こそ前を向く。そんな精神で行った挑戦でしたが、たくさんの方のご支援の下、完成したのが現在のアトリエです。閉店したお寿司屋さんを自分たちの手で改装し、劇場カフェを併設した、公演も行える稽古場でした。

 

劇場での古典上演は収支のバランスが難しく、なかなか実現できなかった定期的な古典公演の開催が、このアトリエでは可能となりました。若い人形遣いたちが伝統芸能の人形遣いとして成長するには、古典演目の上演は不可欠です。

 

アトリエを構えて4年。私たちはこの場所で、多くの古典公演を行うことができ、そして一糸座の若い人形遣い達は経験と技術を少しずつ身に着け、成長してきました。私たちの悲願である、「糸あやつり人形を未来へ継承すること」が、このアトリエを持つことにより、より可能になったのです。

 

そして、アトリエを構えたことで実現した大きな変化がもう一つあります。それまでビルの1室に事務所を構えていた一糸座は、拠点としている小平の方々にあまり認知されていませんでした。

しかし、商店街の中に移りカフェを構えたことで、多くの方の目に留まり、一糸座の公演に来てくださるお客様がとても増えたのです。

 

一糸座のアトリエは広い空間ではありませんが、その代わり人形の呼吸が聞こえてきそうなほど、手が届きそうなほどの距離で見ていただくことができます。そんな贅沢な空間で古典を観られる場所は、そう多くありません。そして、遠方からいらっしゃる方、毎回来てくださる方、皆様がとても満足して帰られる姿を感じられることも、私たちにとって、とても励みになります。

 

このアトリエは、一糸座にとって本当に大切な場所となりました。

しかし、この経営難により、アトリエをいつまで維持していけるのか分からない現状となっています。

 

糸あやつり人形の技術を習得するためには、長い時間を要します。常に人形に触れ、人形遣い自らが調整することで、人形を知ることができます。そして、お客様の前で多くの本番を経験することが、稽古のみでは得られない人形遣いとしての経験と技術を得る一番の修行となります。

 

それが実現できるこの場所を守りたい。劇団を存続し、糸あやつり人形を次代へつなげたい。

 

自分たちの力では、もうどうにもならないところまで来てしまった。この困難を乗り越えるために、そして糸あやつり人形を広く認知していただくために、クラウドファンディングに挑戦することにいたしました。

 

皆様のご支援で実現したいこと

 

前述したとおり、これまでの一糸座の経営はいわば自転車操業でした。公演を行い、そのわずかな売り上げを運転資金とし次回公演につなげる。その繰り返しの中でギリギリのバランスを保ってきました。

 

しかし、物価や経費の高騰、公演中止による赤字、そして巡回公演の公演数の大幅な縮小など、さまざまな要因が重なり、バランスが崩れてしまいました。

 

毎月ギリギリのところでアトリエの固定費を捻出し、劇団員はほぼ無給で経営改善を目指し働いています。焼け石に水のような状況ですが、それもこの夏を乗り切れるかどうかのところまで来てしまいました。

 

それでも僅かな可能性を信じ、多くの方のお力を借りて、来年以降には資金が回り出すよう種を撒くような活動を続けています。今年を乗り越え、来年まで持ちこたえるために、アトリエそして劇団を維持するための費用が必要です。

 

今回のクラウドファンディングでいただくご支援は、目先の危機を乗り越えるためだけでなく、一糸座がこの先、自立して活動を続けていけるようになるための「未来への投資」です。

 

300万円を第一目標として、最終目標に掲げた1000万円という大きな目標は、以下の未来を実現するために、どうしても必要です。

 

《第一目標を達成した場合のご支援の使途》

■ 目の前の深刻な経済危機を乗り越え、活動を継続する 300万円

 ➀コロナ禍を乗り切るために借入した資金の返済費の一部

 ②人件費の一部

 ③生命線である稽古場、人形保管場所の維持費の約半年分

 

300万円のご支援をいただければ、喫緊の経営危機をなんとか乗り切ることができます。

 

 

《第二目標を達成した場合のご支援の使途》

■ 資金繰りを安定させ、劇団の経営を回復させる 600万円

 ④生命線である稽古場、人形保管場所の維持費の一部(さらに半年分 2026年8月までを想定)

 ⑤この先1年以内のアトリエ公演と主催公演の資金の一部

 

2026年の夏公演を乗り切る頃には、収支回復の兆しが見えてくると考えています。

 

 

《最終目標を達成した場合のご支援の使途》

■ より一層の経営改善と糸あやつり人形の認知拡大を目指す  1000万円

 ⑥アトリエでの定期公演を増やし、より多くの方にご来場いただく体制の構築

 ⑦作品の映像配信による広報活動の強化と収支構造の多角化

 ⑧助成金に依存しない、民間企業や自治体と連携した新規事業の開拓

 ⑨一糸座として過去に未上演の古典公演を上演するための、人形制作、大道具制作費

 

アトリエ公演を増やすこと、未上演の古典公演の上演は、人形遣い育成につながり、糸あやつり人形の未来への継承となります。

 

※全てのご支援は、一糸座が今後、糸あやつり人形を未来へ残していくための活動資金として使用します。

 

このクラウドファンディングが成功し、来年まで劇団を継続することができれば、現在準備をしている様々なことが動き出し、経営の安定が見えてきます。さらに、この危機を脱し、経営改善が成功したあとは、以下のようなことに力を入れていきたいと考えています。

 

■次の100年を担う、後継者を育てる

・若手人形遣いのための研修

・育成環境の整備

 

■古典作品、そして江戸伝内が遣う人形を未来の人形遣いたちへ残すため、デジタルアーカイブ化を進める

 

■スポンサー/サポーター制度、賛助会員制度の確立

 

皆様からのご支援は、糸あやつり人形が存続する未来を実現するための、力強い一歩となります。

 

今回、クラウドファンディングのリターンとして、アトリエでの特別公演を行うことといたしました。私たちにできることは、お客様に舞台を観ていただくことです。

 

400年の歴史の中で、私たちに託された糸あやつり人形という芸能を、鍛錬を重ねてきた江戸伝内、結城一糸二人の人形遣いを中心に劇団員一同で皆様にお届けすることが、一番のお返しになると信じています。

 

日本の糸あやつり人形浄瑠璃が、100年先、200年先へ残すべき芸能であると感じていただけるよう、精いっぱい努めます。アトリエという小さな空間で贅沢にご覧いただきたいと思います。

 

 

糸あやつり人形が、100年後も誰かと出会えるように。

 

糸あやつり人形が400年続いてきた背景には、たくさんの人形遣いたちだけではなく、その人形を観てくださったたくさんのお客様がいました。いつの時代も、人形遣いだけでは芝居は完成しません。

 

伝統芸能とは、過去から現在へ、さらに未来へと繋がる一本の糸のようなものです。今、切れかけている一本の糸を皆様と共に未来へ紡いでいきたい。この文化が永く続くことを信じ、次代へ繋げる責任を果たすために、このプロジェクトに挑戦しています。

 

座名にもなっている一糸という名は、「一糸不乱(いっしふらん)に人形を遣う」という意味をもちます。

 

一本の糸も乱れず、命を懸けて人形を遣う人形遣いになるよう、江戸伝内(三代目結城一糸)の父、結城雪斎(十代目結城孫三郎)が幼少期に拝名し、現在まで100年に渡り受け継がれてきた名前です。

 

私たち一糸座はその名の通り、一本の糸に人生をかけてきました。

 

その糸を太く長く成長させ、未来へしっかり紡いでいきます。そのために、一人でも多くの皆さんから応援をいただければ幸いです。どうか、このプロジェクトを一緒に達成させてください。

 

皆様のご支援が、100年後の舞台の幕を開け、誰かの感動へと繋がっていきます。

私たち一糸座と共に、未来を創る仲間になってください。

 

 糸あやつり人形 一糸座 一同

 

 

プロジェクトへの応援メッセージ

 


 

俳優・一般社団法人Get in touch 代表 

東ちづる様

 

「糸あやつり人形 一糸座」は、日本の誇り、宝です!
初めて舞台を観た時の感激、衝撃は一生忘れません。人形を自ら制作し、人形に魂を吹き込む人形遣いという座組のパフォーマンスは、唯一無二の芸術です。1人でも多くの人に観てほしい、知ってほしいという想いで、Get in touch 主宰の「まぜこぜ一座」の舞台をお手伝い頂いたり、東京2020オリパラ公式映像「MAZEKOZEアイランドツアー」にもごご出演頂いたりしています。その度に「やっぱすごい!」と感動です。そんな「一糸座」が存続の危機だなんて、あってはなりません。伝統を大切に守りつつ、常に新たな挑戦をする「一糸座」を、この機会に皆んなで繋がりながら応援しましょう!それは、日本のエンターティンメントを発展させるということです!

 


 


女流義太夫 / 竹本 越孝 様 

義太夫三味線 / 鶴澤 三寿々 様

 

江戸時代からの伝統を受け継ぎ、進化を続けている一糸座さん。私たちのみならず、師匠の世代から女流義太夫とは大変ご縁の深い、大切な一座です。その面白さと技術の素晴らしさ、アイデア満載のチャレンジ精神は天下一品。どの世代でも楽しめます。是非舞台を間近でご覧下さい。一糸座さんのクラウドファンディング、私たちは心から応援しています!

 


 

 

 

公益財団法人現代人形劇センター

ひとみ座乙女文楽 様

 

一糸座さんは、伝統人形芝居を継承する私達にとって、はるかに先を行く大先輩と感じてきました。その一糸座さんのお声がかりで8年前に、九州巡回公演にご一緒させていただいたことがあります。まず私達乙女文楽が「義経千本桜」の道行を上演したのですが、その後に、伝内師が「伊達娘恋緋鹿子」の櫓のお七で舞台に出られると、瞬時にして客席の空気が変わるのです。お客さまの息をすっと掴んでしまわれるのだと思います。乙女文楽の人形に比べれば、糸操りはだいぶ小さいというのに。でも当然ながらそんな問題ではないのでした。たいへん僭越な表現になりますが、これこそが大人の芸なのだと、その凄さを舞台袖から肌で感じた毎日で、今思ってもほんとうに貴重な時間をいただいたことでした。

そして一糸座さんは、幼少の頃からの修行による古典の素晴らしい技芸はもちろんのこと、他ジャンルの方たちと新しい作品を意欲的に生み出す活動も継続されていて、古典に携わる者にとっての大きな指標を示してくださっています。現在は、伝内師の後を継ぐ一糸さんも誕生され、今後ますます魅力的な舞台をみせてくだることでしょう。そうして多くのお客さまの心を捉えるその活動が末永く続きますよう、一同応援しております。どうか今後も私たちの指標となってくださいますように・・・
 


 

 

シンガーソングライター

大藤史様

 

今春スタートした一糸座さんの
糸あやつり人形劇「神々の里」〜やがて神話は、生き標となる〜
音楽と主題歌を担当させていただきました。
 
間近で観る糸あやつり人形は、まるで生きているかのようです。
幼少期に戻ったかのような懐かしい気持ちになり、人形から片時も目が離せず、夢中になります。
 
小さな頃寄り添ってくれた両親や祖父母の手の温もりなど、忘れていた優しい心を人形たちがそっと取り戻してくれるのです。
 
糸あやつり人形劇を観て歴史や先祖を想うことは、日本人のアイデンティティを育むことだと思います。
この想いは、明日を生きる活力になります。
 
一糸座さんの舞台をたくさんの方にご観劇いただくことで、豊かな日本の心が未来へ繋がっていきますよう、切に願っております。
ぜひともみなさまにお力添え賜りますようお願い申し上げます。

 


 

 

Yellow Studs 野村太一様

 

今回、動画のロゴ制作と音楽をお手伝いさせていただきました、野村太一です。


ご縁があって、一糸座のみなさんとは昔から仲良くさせていただいています。初めて「崩壊・・・白鯨ヲ追ウ夢」の舞台を拝見し、思わず涙を流したあの瞬間は、今でも忘れられません。


劇団のみなさんが一丸となって挑む姿に、いつも感動をいただいています。

 

プロジェクトの成功以外は想像できません。そして、成功した暁には、これまで以上の感動を私たちに届けてくれると信じています。益々のご健勝とご発展を、心よりお祈り申し上げます。

 


 

 

株式会社サステナブルタウン 代表取締役 

萩元 直樹 様

 

伝統文化は、先人からの尊い贈り物です。
江戸時代から度々の困難を乗り越え継承されてきた糸あやつり人形。この伝統をこれからも守り続ける一糸座の意志と情熱に心から敬意を表します。
 
私と同年代の結城一糸さんをはじめとする劇団員の皆さんが日々の稽古や舞台、人形制作や運営に真摯に励む姿。そして、江戸伝内さんと結城民子さんが紡いでこられた歴史の物語に、私は深い感動と約400年という時の重みを感じています。
 
いま、伝統を未来へ贈り届ける役割は、「私たち文化を愛する者にこそあるのではないだろうか?」という想いを改めて抱きました。
私は100年後も「糸あやつり人形」の芸術に触れられる未来を切に願っています。文化を楽しむ未来世代の喜びは、今の世代の私たちが預かっていると思っています。来年の舞台も楽しみですし!
 
だから、私は一糸座の挑戦を心から応援します。皆さまにもぜひご支援をお願いします。共にこのかけがいのない文化を未来へ贈り届けましょう!

 



▼プロジェクトに関するご留意事項
※プロジェクト返礼品の各種企画について、天災、新型コロナウイルス感染拡大等の社会情勢の変化により、中止・延期・変更等が生じる可能性がございます。その場合、いただくご支援は中止・延期開催にかかる費用等にあてさせていただくこととし、ご支援の返金は行わない形とさせていただきますので、あらかじめご了承ください。
※第一目標金額達成後の返金・キャンセル・リターンの変更等は一切できませんので、ご承知の上ご支援ください。
※支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトの活動報告やPRなどに利用させていただく場合があります。

 

プロジェクト実行責任者:
田中めぐみ(糸あやつり人形一糸座)
プロジェクト実施完了日:
2026年12月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

江戸時代から続く糸あやつり人形の技術を継承する、糸あやつり人形一糸座が、経営難のため、存続の危機を乗り越えるためのご支援を募ります。集まった資金は、稽古場維持費や人件費、借入金の返済の一部、主催公演の費用の一部を含む劇団存続のために使用します。

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プロフィール

江戸時代から続く日本の伝統芸能である、糸あやつり人形の技術を継承している劇団です。 代表である江戸伝内(三代目結城一糸)は、江戸時代から続く人形劇団・結城座の結城雪斎(十代目結城孫三郎)の三男として生まれ、5歳で初舞台を踏み現在まで70年以上人形遣いとして活動しています。 古典演目はもちろん、国内外の演出家・演劇人との舞台製作にも力を注いでいます。 22年の5月末に長男・結城敬太が四代目結城一糸を襲名し、READYFORにて皆様にご支援をいただき、襲名披露公演を上演。(三代目結城一糸は、江戸時代に名人といわれるも一代で途絶えてしまった名跡・江戸伝内へと改名)。 代表・江戸伝内、座長・四代目結城一糸となりました。 今後も、日本の糸あやつり人形を未来へつないでいくため、活動を続けてまいります。

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リターン

15,000+システム利用料


No.1|【映像を観て応援】特別アトリエ公演 映像プレゼント

No.1|【映像を観て応援】特別アトリエ公演 映像プレゼント

◇特別アトリエ公演と同じ内容の映像URL
※URLの公開はご遠慮ください。
◇一糸座パンフレットへのお名前記載(小・希望制)
◇人形動画URL付き御礼メール

<支援のお気持ちを追加いただける方へ>
ぜひ本コースと合わせて「お気持ち応援」コースを追加いただけますと幸いです。

申込数
15
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年3月

10,000+システム利用料


No.2|【観劇して応援】一糸座の通常アトリエ公演へのご招待

No.2|【観劇して応援】一糸座の通常アトリエ公演へのご招待

◇通常アトリエ公演
※一口につき1席
※一糸座アトリエでの一糸座主催公演のご観劇となります。
※有効期限 2025年12月~2026年12月まで(期間中に複数回の公演を予定)
※今後のアトリエ公演詳細は2025年11月末までにメールにてお送りします。
◇一糸座パンフレット
◇一糸座パンフレットへのお名前記載(小・希望制)
◇人形動画URL付き御礼メール

<支援のお気持ちを追加いただける方へ>
せび本コースと合わせて「お気持ち応援」コースを追加いただけますと幸いです。

申込数
43
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年12月

15,000+システム利用料


No.1|【映像を観て応援】特別アトリエ公演 映像プレゼント

No.1|【映像を観て応援】特別アトリエ公演 映像プレゼント

◇特別アトリエ公演と同じ内容の映像URL
※URLの公開はご遠慮ください。
◇一糸座パンフレットへのお名前記載(小・希望制)
◇人形動画URL付き御礼メール

<支援のお気持ちを追加いただける方へ>
ぜひ本コースと合わせて「お気持ち応援」コースを追加いただけますと幸いです。

申込数
15
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年3月

10,000+システム利用料


No.2|【観劇して応援】一糸座の通常アトリエ公演へのご招待

No.2|【観劇して応援】一糸座の通常アトリエ公演へのご招待

◇通常アトリエ公演
※一口につき1席
※一糸座アトリエでの一糸座主催公演のご観劇となります。
※有効期限 2025年12月~2026年12月まで(期間中に複数回の公演を予定)
※今後のアトリエ公演詳細は2025年11月末までにメールにてお送りします。
◇一糸座パンフレット
◇一糸座パンフレットへのお名前記載(小・希望制)
◇人形動画URL付き御礼メール

<支援のお気持ちを追加いただける方へ>
せび本コースと合わせて「お気持ち応援」コースを追加いただけますと幸いです。

申込数
43
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年12月
1 ~ 1/ 27

プロフィール

江戸時代から続く日本の伝統芸能である、糸あやつり人形の技術を継承している劇団です。 代表である江戸伝内(三代目結城一糸)は、江戸時代から続く人形劇団・結城座の結城雪斎(十代目結城孫三郎)の三男として生まれ、5歳で初舞台を踏み現在まで70年以上人形遣いとして活動しています。 古典演目はもちろん、国内外の演出家・演劇人との舞台製作にも力を注いでいます。 22年の5月末に長男・結城敬太が四代目結城一糸を襲名し、READYFORにて皆様にご支援をいただき、襲名披露公演を上演。(三代目結城一糸は、江戸時代に名人といわれるも一代で途絶えてしまった名跡・江戸伝内へと改名)。 代表・江戸伝内、座長・四代目結城一糸となりました。 今後も、日本の糸あやつり人形を未来へつないでいくため、活動を続けてまいります。

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