
支援総額
目標金額 1,000,000円
- 支援者
- 133人
- 募集終了日
- 2015年2月23日
Q4. サバイバルパンフレットって?
引換券にも入っている「サバイバル・パンフ」。その名のとおり、日本に逃れてきた難民が、日本で生き抜いていくために必要な情報をまとめた冊子。難民支援協会(JAR)の緊急支援の現場を物語るような冊子です。
家族も知り合いもいない、日本語がわからない、そして日本文化に馴染んでいない難民にとって、日々暮らしていくことがサバイバル。
2011年、JARが支援現場で直面してきた難民の抱える困難や苦悩をもとに、サバイバル・パンフレットを作成しました。少しでも多くの難民に利用してもらえるよう、英語、フランス語、ビルマ語の3言語で用意。また、やさしい日本語を見開きで対応させることで、ヘルプを必要としている難民のそばに日本語が分かる人がいた場合にも、なにを読んでなにを伝えようとしているのか、お互いの理解に役立つよう、工夫しています。パンフレットには、私たちの事務所で日々寄せられる相談をもとに、日本で生き抜く上で必要な情報が掲載されています。今年は、シリアなど中東出身の難民向けに、アラビア語版を製作中です。
目次にはこんな項目が並んでいます。

パンフレットを読めば、家や仕事が見つかるというほど、日本でのサバイバルは容易ではありません。
例えば、「8.ホームレスになってしまった」の項目には、こんなことが書かれています。
「母国での危険から逃れてこの国に来たはずなのに、日本でホームレスになってしまうことがあります。泊まれる家やお金がない場合は、公園や路上で夜を過ごすことになるかもしれません。都心部などには、朝まで開店しているレストラン、ネットカフェなどがありますので、そこでひと晩過ごすという方法があります。(中略)JARをはじめ難民を支援している団体では、ホームレスとなったあなたに家を見つけることができないかもしれません。それでも、あなたといっしょに何ができるか考えていきたいと思っています。とくに、体の調子がわるいと感じたときはすぐに相談してください」
JARに助けを求めてきた難民の方にとっては、簡単に受け止められる現実ではありません。
シェルターが十分に手配できないという現実。JARはできる限りの支援をするけれど、あなた自身も頑張らなければ、日本では生きていけないという現実。まずは、この現実を受け入れていただき、その上で、この局面をどう生き抜いていくか、ともに考えています。お金や物を与えるだけでなく、現実と向き合って前に進めるように促す支援も大切にしています。
アフリカのある国出身のダニエルさん(仮名)も、サバイバル・パンフレットを片手に、緊急期を乗り越えた一人です。ダニエルさんがJARにたどり着いたときには所持金はわずかで、宿泊場所がありませんでした。シェルターの空きが出るまで、路上生活に耐えるしかなく、パンフレットを熟読したといいます。日本の生活に全く馴染みのないダニエルさんにとって、日本には24時間営業のファミリーレストランがあるといった情報も貴重で役立ったそうです。その間、スタッフとは毎日連絡を取り、状況を報告しながら、しのぎました。
JARでは、厳しいなかで難民が日本で希望を見失わずに生きていけるよう、その方の力を最大限出していけるような「引き出す」支援も大切にし、医(衣)食住の確保に努めています。
リターン
3,000円
A. お礼状とプロジェクト報告書のセット
- 申込数
- 77
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
A. お礼状とプロジェクト報告書のセット
B. サバイバルパンフレット
C. プロジェクト報告書へのお名前の掲載
D. クルド難民女性の編んだオヤのストラップ
- 申込数
- 58
- 在庫数
- 制限なし
3,000円
A. お礼状とプロジェクト報告書のセット
- 申込数
- 77
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
A. お礼状とプロジェクト報告書のセット
B. サバイバルパンフレット
C. プロジェクト報告書へのお名前の掲載
D. クルド難民女性の編んだオヤのストラップ
- 申込数
- 58
- 在庫数
- 制限なし

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