子供たちは楽しいからこそ熱中し、学び、そして自ら育つ！

今日も暑い熱いジャマイカ・キングストンより西田です。いよいよ4月も残り数日となり、西田ジム建設支援プロジェクトも残り3週間ほどとなりました。最終目標に向け、記事のシェアなど、まだまだ皆様のお力添え宜しくお願い致します！

 

本日は、リッチモンドパークというコミュニティで、2017年9月から始めた貧困地区に住む子供たちへの無償クラスを紹介したいと思います。

 

ここで無償クラスを提供するに至った経緯は、やはり人と人との繋がりでした。数年前に子供が西田ジムで体操を習っていた、というF.A.C.E.S(Family Assistance Counsaling and Educational Services)という団体の代表のコークさんから連絡があり、その団体が行うコミュニティプログラムの一部という形で参加させていただくことになりました。代表のコークさんからインタビューをいただいてきました。

 

 

ジャマイカの中にも、同じように子供たちのために頑張っている人がいます！

 

形は違えど同じような志を持って子供たちのために頑張っている人にジャマイカで出会えたのは、私にとっては非常にうれしい事でした。口ではよい事、大きい事を言う人がそれこそ山のようにいますが、実際に行動に出る人、またさらにそれを継続している人にはなかなか出会った事はありません。だいたい、皆自分の生活で手一杯ですからね・・・。なかなか他人の事に手が回らない、回せないのが実情かと思います。今後につながる、本当に素晴らしい出会いだったと思います。

 

 

これまでもいろんなコミュニティで貧困層の子供たちを対象にクラスを行ってきましたが、治安の問題や取りまとめが難しいなど、多くの問題がありました。今回のように実際に活動をしている団体のサポートという形で参加させてもらう事で、そのあたりはしっかりクリアでき、今後も継続的に子供たちへの体操を通じた貢献ができそうです！

 

ビデオに出ているコーチの一人はダニエル選手(貧困層出身の選手で、2017年世界選手権にも出場)。私が昔貧困層から見つけ、育てた選手が、13年たってコーチとして貧困層の子供たちに体操を教えている、というのはなんだか感慨深いものがあります。

 

 

子供たちは楽しいからこそ熱中し、自ら育っていきます！尊敬する安田先生のお言葉をお借りしました。

 

これからも続く西田ジムでの青少年育成活動、それを安定して提供できる基盤となるのが、今回の新体育館建設です。残り3週間、最終目標目指して頑張りますので、皆様、記事のシェア・拡散など本当によろしくお願い致します！