
支援総額
目標金額 2,700,000円
- 支援者
- 344人
- 募集終了日
- 2017年3月15日
ケニアでのコロナの影響と、孤児院の現状について
支援者のみなさま、こんにちは!ケニアで支援活動をしております、NPO法人・ACEF(アセフ/アフリカ児童教育基金の会)の塩尻安夫・美智子です。

2017年に私どもがクラウドファンディングに取り組み、皆さまからご支援をいただいてから、3年が経とうとしておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
現在、世界中で新型コロナウイルスが猛威を振るう中、日本でも多くの感染者が出て、なおも予断を許さない状況であると聞いており、ケニアから皆さまのことを案じております。
- ケニアでのコロナウイルスの影響
ケニアでも3月13日に初めて感染者が確認され、5月中旬時点で900人近い感染者が報告されています。ケニアでは、感染者が出た早い段階で、在宅勤務推奨、教育機関の休校、空港の閉鎖、都市間での移動制限、公共スペースでのマスク着用義務付けなど、対策が講じられています。
学校は全て休校となり、ケニアはインターネット環境が整っていないので、日本のようなオンライン授業ができないことから子供達の学習の遅れはどんどん顕著になっています。
学校再開のめどは立っておらず、ACEFの運営する小学校でも授業料の収入がないばかりでなく、休校中の教職員の給与保障もあり、この資金難を国の融資を受けようと奔走しております。ただ、ナイロビからの人の移動が禁止されており、担当職員からサインをもらうだけで特別諸経費として数十万円の費用が必要とのことで、多方面に不都合が生じています。
屋外青果市場閉鎖、露天商なども自粛規制がかかり、日雇いで生活している人たちの多くが仕事を失い、やむにやまれず窃盗なども起き、治安が悪化し、刑務所も満員状態だそうです。
幸い、私たちの活動拠点であるエンブや、孤児院のあるマキマではまだ感染者は確認されておらず、このまま日々が安全に過ごせたらと願っています。
空港が閉鎖されることになり、学生ボランティアたちも活動を短縮し、急きょ帰国させました。
私たちも日本に帰るべきかを考えましたが、私たちの活動は現地の雇用を生み出しているため、日ごろACEF(アセフ)のために力を貸してくれるケニア人のためにもできるだけ活動を休止しないよう、残ることに決め、現在もケニアのエンブ・マキマで支援活動を続けております。
- エイズ孤児院『Jump & Smile』の現状
皆さまからご支援いただきました井戸と電気は、子供達の生活を大きく支え続けています。
一時期、ケニアではよくあることなのですが、停電の回復時に大きな負荷がかかり、コンデンサ(電子部品の一部)が完全に壊れてしまい、合わせて、それまでソーラー発電で揚水していたものを、電気の揚水に切り替えたばかりで、電気だけでなく水も利用できなくなる期間がありましたが、今はなんとか修理して現在も利用をさせていただいています。本当にありがとうございます。
ワニに襲われるなど、危険を犯して遠くの川に水を汲みに行く必要がなくなったばかりでなく、茶色く濁った水を飲まなくても、井戸からの安全な水が飲めるようになりました。
昨年8月から高校教師を目指す熱心なボランティアが来て、夕食後に子どもたちに補講をしてくれました。
彼の要望により、それまでにはなかったコピー機も購入し、それまで複数の生徒で共有していたテキストブックが、個人個人で見られるようになりました。
電気のお陰で勉強時間がしっかり取れ、なおかつ効率もあがったことで、昨年11月の小学校卒業統一テストではJump&Smileのメンバー・チャールズが学校でNO.1となりました!おかげで現在は、エンブ郡内でも中級レベルの高校で寮生活をしています。本人にとっても今後の大きな自信につながり、他のメンバーの良いお手本ともなってくれました。
マキマのダチョウ園計画も、ゆっくりではありますが進んでいます。
草ボーボーだった荒地は、整備して池や囲いを作り、小さな動物から飼育をスタートしています。
ケニアではマサイマラを代表する野生動物の見られる国立公園がいくつかあり、ドライブをしながら野生動物を観察するサファリドライブがとても人気があります。しかしこれらはケニア人富裕層やヨーロッパ・アジアからの観光客が多く利用していますが、実は、ケニアの貧しい子供達は、野生動物のことをあまり身近に感じることなく、生活しています。
このダチョウ園がそういった子供達の教育の場となり、また得られた収益で今後もエイズで親を亡くした子供達の支援が長く続けられることを願って、計画を進めていきます。
最後になりましたが、皆様のご支援がこのように形となり、子供たちの生活は豊かになりました。これは子供達の人生に、今までにはなかった大きなチャンスを与えてくださっています。
本当に本当に、ありがとうございました。
動画でのメッセージも撮りましたので、よろしければご覧ください
(ご覧になる方は、↑をクリックしてください!)
日本、また世界での1日も早い新型コロナウイルスの収束と、皆様の健康をケニアから祈っております。
また、たくさんの日本の方々とケニアでお会いできる日を楽しみにしております。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
また折に触れ、ご報告差し上げたいと思っています。
NPO法人・ACEF(アセフ/アフリカ児童教育基金の会)塩尻安夫・美智子
リターン
3,000円
プロジェクト応援コース
■心を込めた子どもたちからの感謝のメール
■ACEFの年次報告書の送付
上記を除くすべてを活動費に充てさせていただきます。
- 申込数
- 164
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2017年4月
10,000円

ケニアの民芸品ストラップ
■心を込めた子どもたちからの感謝のメール
■ACEFの年次報告書の送付
■ケニアの民芸品
※色・デザインについては選べません。
- 申込数
- 71
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2017年5月
3,000円
プロジェクト応援コース
■心を込めた子どもたちからの感謝のメール
■ACEFの年次報告書の送付
上記を除くすべてを活動費に充てさせていただきます。
- 申込数
- 164
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2017年4月
10,000円

ケニアの民芸品ストラップ
■心を込めた子どもたちからの感謝のメール
■ACEFの年次報告書の送付
■ケニアの民芸品
※色・デザインについては選べません。
- 申込数
- 71
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2017年5月

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