ベルリンの秋と冬、そしてクリスマス。

ベルリンの秋は早い。そして短い。

八月も後半に差し掛かると短い夏の終わりを感じるようになる。

 

街じゅうに生えている銀杏並木は黄色に色づき、夜の訪れが急激に早くなり、

野生のリスや狐を頻繁に見かけるようになります。

 

夏の日差しが降り注ぐ日々がまるで遠い日の思い出のように足早に過ぎ去っていきます。

 

そしてぐっと冷え込み始める１２月になればみなさんお待ちかねのクリスマスムード一色に変わります。

 

日本ほど商業的ではないのですが、クリスマス１週間前になるとほぼ行政機関はストップし、実家に帰る準備や、家族友人に送るプレゼントのことを考え始めます。

大きな広場ではクリスマスマーケットが開かれ、小さな遊園地や、あったかいワイン、ソーセージや、シチューなどので店がいっぱい出店します。

 

日本では恋人と過ごすのが一般的になっていますが、ヨーロッパ人にとっては１年の内で最重要な家族とともに過ごす大切な期間として今も続いています。

 

日本でいうお正月みたいな感じです。

 

したがってカウントダウン、年越しはパーティーになり、町中でまるで戦争が始まったような花火戦争が起きます笑

本当に危険です。

 

最初の年は家から一歩も出れませんでした笑

それほど危険です！！

 

そんなベルリンの秋からクリスマスに移り変わる様子を少しだけ紹介します。

町中が黄葉に包まれますが、日本ほど色彩豊かではなく、一瞬で変わってしまいます。

 

冬の日の朝、たまに雪も積もるんです。

移動式遊園地のメリーゴーランド

グラーシュっていうシチュー、パスタと一緒に販売しています。

あったまる一品です。

駅前の広場は大勢の観光客と地元客でごった返します。

駅の広場の真ん中で焚き火を囲みながらあったかいワインを飲んだりソーセージを食べたり。