応援メッセージリレー vol.20

2019年後半、当時大学1年生だったジョブヨクメンバーに紹介されて参加してから早いもので4年目になります。10年の歴史があるジョブヨクですので後半からの大人メンターですが、時間が空いていれば参加して、毎回学生さんの斬新な考えや大人にはないバイタリティーに刺激を受けています。

そしてジョブヨクの特徴は大人（社会人）にルールがあること。あくまでもフラットな立場であること。上から目線や一方的なしゃべり方をしている大人にはレッドカードが出されて退場になります。（今まで出されたところを見たことはありませんが）
でもそこが大事なのです。学生にとって親や親戚以外の大人と話せる機会ってなかなかありませんし、大人にとっても自分の子どもや身の回りの人以外話せる場面は多くありません。ですので、この「フラットな立場」でいること、同じ目線になることで上下関係や年齢に関係ない、特別な対話の時間が生まれます。

またジョブヨクは毎回学生さんチーム（大学のサークルや団体含む）が、ワークショップの企画から運営まで行うシステムです。様々なテーマが考えられており、ワールドカフェという対話方式を活用し、参加者全員と向きあう場面を作ります。その場の一体感を作ることができるのです。

そんなリアルな対面の場を大切にしているジョブヨクですが、やはりコロナに大きな影響をうけたことは歪めません。オンライン開催や開催自粛など。私もできる限り参加をさせていただきました。

しかしジョブヨクはジョブヨクです。ルールも変わりません。学生さんたちが強い思いを巡らせて、目を輝かせて参加していることはずっと生き続けています。だからこそ応援したい気持ちが出来、コロナ禍でも学生さんとたくさんの繋がりを持つことができたと思っています。その結果、ジョブヨクは私のプロフィールでプロボノ活動の一つとなっています。

2023年、ジョブヨクは初めてクラウドファンディングに挑戦します。大きな目標を掲げています。活動地域を拡大しより多く学生さんにジョブヨクを体験してもらう。新たな大学でジョブヨクをスタートさせる。そのためにソーシャルメディア（SNSなど）を活用した新たな仕掛けを作る。考えれば考えるほど学生と大人が共に学ぶ場の大切さが伝わってきます。

是非、アフターコロナ時代の新しいジョブヨクを一緒に作っていきましょう。