かわいそうだけでは助けられない　野良猫さんのこと①

和歌山市内　河川敷沿いのあるところ
たくさんの野良猫さんがいました

周辺の方は　猫たちを不憫に思いご飯をあげていました

そのうちに次から次へと生まれる子猫たち
餌やりされている方々はもらってくれる人を探して
子猫たちを減らしてきたそうです。

それでも全部が全部もらわれるわけではない
そして　どんどん増えていきました



まわりは糞まみれ　そして増えすぎたため
ご飯が足りずにやせ細った猫たち

最初は1匹だった　その時に不妊手術してやれれば　と
後悔しても　もうどうしようもないところまで来ていました



そして　昨年10月　私たちは一斉捕獲手術を決行しました。

その数　大人猫が32匹　　　そして





風邪をひいてボロボロになった子猫たちを含め６命を保護


これだけの数になると　手術してやりたくても費用を出せるはずがなく
ご飯をあげるだけで精一杯
しかも満足なご飯の量もなく　猫たちがどんどん不幸になる


この子たちの手術費用は　昨年のクラウドファンティングで
応援いただいた「クラファンチケット」を使わせていただき
不妊手術　そして　駆虫　ワクチン接種をさせていただきました。

お外で暮らす猫たちの環境は本当に過酷です
寒くて凍えそうな日もじっと耐えなければなりません。

かわいそうに思いご飯をあげる
そのことで　また　そんな可哀そうな子を増やしてしまうのです。

不妊手術をしてあげて　その子だけを守れるなら
今は無理でもいつかおうち猫となれるかもしれません。
少なくとも　ご飯をたっぷりあげることができるはず



                                                               ご飯待ちをしているさくらねこさんたち


お外に暮らす猫をかわいそうと思う　その先に・・・・・
まずは　その子だけにしてあげることが大切と思うのです