かわいそうだけでは助けられない　野良猫さんのこと②

和歌山市内のあるところ
ずっと昔から猫に餌やりをしていた人がいました
ご近所からは人も猫も嫌われて・・・・・
そんな折　その餌やりの方が施設へ入居し　いなくなったのです

ご飯がなくなり　猫たちはいろんなところに分散しました
半分以上の猫達は手術済み　でも未手術もたくさん

調査をすすめていくと　２軒　その猫たちを不憫に思い
ご飯をくれている餌やりさんがいました
それぞれ5-6匹程度ずつ猫たちがきていました
しかも全員未手術
元々は　施設に入ったおばあさんが餌やりをしていた猫達
そしてそこから生まれた猫達でした

さらにその約半分がさびねこ・・・・　明らかに♀
ここまでさびねこが多い現場は　初めてでした

合計13匹
私たちはその餌やりの方を費用も負担していただけるように説得して
手術にこぎつけることができました

餌やりさんも　実はこれ以上増えたら困るという思いが強く
ただ「どうしたらよいかわからなかった」だけなのかもしれません
かわいそうに思いご飯をあげる
ところが猫の繁殖力は相当なもの　あっという間に増えてしまうのです

結果　猫たちも不幸になる・・・・・
かわいそうに思いご飯をあげる　と同時に不妊手術をしてあげることが
目の前の猫を守ることになる　と私たちは確信しています




そして　こちらは　おばあさんところにいた別の一部の猫たち
ある公園を自分の居場所としたようです

その公園にも餌やりの方がたくさんいます
未手術の猫は全員　みんなで協力して捕獲して手術しました
この手術代金は　餌やりの方からのカンパとクラウドファンティングより
ださせていただきました

できる限りの糞を拾うこと　残ったご飯は片づけることをお願いして
この子たちは　ここで地域猫として生きていくことになります。
それでも　ここまで来るまでに半年以上かかりました
何匹かは車に曳かれて亡くなりました。
居場所のわからない猫もいます　どうしても助けてあげられなかった猫達には
本当に申し訳ない・・・でも　他に方法がなかった

施設にはいった認知症になったおばあさん　今頃は猫たちのことは忘れているんだろうな
残酷だよ　全くね　犠牲はねこたち

私たちは　ともかくお外に生きなければならない猫を激減させることしか
こういう猫たちをなくす方法はないと考えています
それもできたら　地区単位自治会単位で

2024年も　頑張ります　　どうか応援ご支援をお願い致します