かわいそうだけでは助けられない　野良猫さんのこと⑨

和歌山市内あるところ　　この地区は１丁目から４丁目まであります

１丁目のあるおうち　猫にご飯をあげて内外飼いしていた方が３年前に亡くなりました
そこにいた猫たちが　ご飯を求めて集団で移動　その先はコンビニでした



突然ふってわいたかのようにやってきた猫たちに　大騒ぎとなり
来店客は　お弁当の残りやキャットフードをあげたり。。。。
しかも　時期も２月　繁殖シーズン目の前でした

そんな時　Sさんが立ち上がり　私たちの協力の元　一斉手術にこぎつけました
手術後　何匹かはSさんが保護　里親探しに奔走
残りの猫たちは　元のおじいさん家(現空家)でお世話して地域猫として暮らしています

それから２年
SさんはこつこつとTNRを続け　ついに昨年２月　その地区１丁目から４丁目までの
すべての猫の一斉捕獲&一斉手術を計画されました

もちろんそれまでには　猫の調査　餌やりさんとのお話し合い　自治会とのお話し合い
決してたやすいものではなかったと思います

理解してくださる餌やりさん　まったく理解しない餌やりさん
猫調査はもちろん捕獲の交渉でさえ　大変だったと思います
費用は一部は餌やりさんに出していただき　その他はクラファン基金を
使わせていただきました

お腹がすいてる猫を見ると　誰しもかわいそうに思うかもしれません
でも　ご飯をあげたりするだけでは　絶対に助けることはできません
保護して助けてあげることはもちろんベストかもしれません
だけど誰しもできる事ではなく　ましてやそれにも限界があります

まずは　より可哀そうな猫を産まさないこと　増やさないこと
そのためには　不妊手術をしてあげるしかありません
それにより助かる命は　たくさんなのです

現在　Sさんは城下町にゃんこの会　預かり及び譲渡ボランティアのリーダーとして
大活躍してくださっています　もちろん地区のTNRも継続しながら、、、