日本鳥類保護連盟の活動紹介その５

愛鳥週間初日の5月10日から始まったクラウドファンディングの挑戦も残り2日となりました！寄付者の数300人、ご寄付総額のネクストゴール350万円を目指して最後まで応援宜しくお願いします！

 

今回は当連盟の国際協力事業について少しご紹介します。活動理念の一つとなっている国際協力に基づき、当連盟ではこれまで色々な国々をサポートしてきました。野生絶滅したと思われていたトキが中国で再発見されてからはその保護増殖をサポートし、その後もメインページでご紹介している通り、リトアニア共和国ではコアジサシを保護するためにリトアニア教育大学と協同で調査や保全のための啓発活動を実施、フィリピンでは猛禽類保護のための植樹や違法狩猟の防止、それらの活動を支えるための中古双眼鏡の寄贈、ネパールでは地元研究者が保全活動のための資金を確保できるようエコツアーを定着させる取り組みや調査技術、機材の提供も行ってきました。富山県支部ではロシアとの国際協力事業も行っています。

国際協力事業については詳しくはこちら。

 

洋県保護センターのトキ（2008年3月16日）

 

中国洋県保護センターに日本からの寄付金が贈られたことによって設置されたプレート

 

リトアニアで船上から河川調査

 

フィリピンミンダナオ島のラプターヒルにて

 

ネパールカンデの地元住民と一緒に

 

鳥は飛ぶことができます。渡り鳥は国境を越えて移動します。そんな鳥たちを守っていくためには、日本だけ守っていては駄目なのです。もちろん国内での活動を疎かにしていいわけではありませんが、視野を広く持ち、鳥類保護のために色々な国々が手を取り合い活動してく必要があると思います。

 

近年新型コロナウィルス感染拡大によって国際協力事業は暗礁に乗り上げてしまっていますが、一刻も早くコロナが収束し、国際交流が再開されることを願っています。