
寄付総額
目標金額 7,500,000円
- 寄付者
- 504人
- 募集終了日
- 2021年11月19日
【活動報告】ラオスでの2021年度の活動の成果
「未来を決める力をすべての人に!JVCfuturePJ2021」の活動報告、今日最後の投稿は、現地の村人と伴走して実施してきたラオス事業についてご紹介します。
■□ラオスの状況と活動概要□■
ラオスでは多くの人々が農村部に住み、農業を営みつつ森や川からキノコや魚を採取するなどして暮らしを成り立たせています。一方、水力発電やプランテーションなどの大規模事業が不当な土地収用や環境破壊を引き起こしており、住民は開発の負の影響を強く受けています。
また、住民自身が換金作物栽培を広げ、いつの間にか共有の森が失われたりしています。
JVCは、安定した村の暮らしの実現を目指し、生計改善のための農業技術研修・農村開発や、地域共有の自然資源を奪われないよう管理し、持続的に利用していくための活動に村人とともに取り組んでいます。
■□2021年度の活動概要□■
■住民主体の自然資源の管理と利用の支援■
【活動概要】
活動村10村のうち、これまでにコミュニティー林を設置した2村、魚保護地区を設置した4村で、規則の実践状況のモニタリングを行い、問題なく運用がなされていることを確認しました。
また、3村で村境や村の歴史などのデータをまとめた冊子を村人に共有しました。現地のNGOネットワーク組織の会議に参加して法律研修で使う法律知識普及のためのカレンダーの制作に参加し、カレンダーの内容策定に協力しました。
【活動地で生まれた変化】
設置したコミュニティー林や魚保護地区が村人自身によって支障なく運用されており、森や土地の収用に反対したり、伐採や過剰な漁に伴うトラブルを回避したりしやすくなりました。これら自然資源管理の仕組みは村人と郡行政によって継続して運用される見通しです。
法律カレンダーの制作に際しては、活動地の例を挙げて重要なポイント(開発事業において事前の、自由意思による、十分な情報に基づく同意を徹底することや政府、投資者の土地利用に関わる意思決定に住民が参加すること、土地の慣習的利用を根拠として住民は土地証書の発行を行政に働きかけられることなど)を提起し、それらがカレンダーの内容に反映されました。
■生計改善のための農業技術研修・農村開発■
【活動概要】
活動村10村で、これまでに研修で伝えてきた農業技術や農村開発活動の実践状況のモニタリングを行い、稲作技術や果樹栽培、深井戸の修理に関するものなど、追加の研修を実施しました。
【活動地で生まれた変化】
これまでの研修で伝えた農業技術の実践者が増加しました。特に稲作関連など一部の農業技術は定着が進んでおり、キノコ栽培やラタン栽培では研修を受けていなくても自ら実践する世帯が出てきています。
キノコの栽培自体がほとんど行われていなかったある村では、以前はキノコが不足する時期は郡中心部の市場や近隣の村から買うばかりだったところ、今では自分で栽培したものを親戚に分けているといいます。
その他、溜池、井戸などの地域共有の設備や家畜銀行は村人によって持続的に管理、運営がなされる見込みとなっています。
■プロジェクトの完了と新規プロジェクトの立案■
【活動概要】
現地行政への活動の引き継ぎや最終評価を実施した上で、3年半にわたったプロジェクトを完了しました。その後、調査を経て新たな活動地をラオス南部のセコン県に定め、新規プロジェクトを立案しました。
■□活動地の声から□■
■ナライコーク村村長トムティップさん■

ここ20年、魚を売る村人が増えたことで、川の魚が減ってしまいました。魚の乱獲を防ぐため、以前から魚保護地区はありましたが、村人の間で申し合わせを決めていただけでした。
そこでJVCとともに規則や区域を示す看板や資料を整備したことで、外の人に内容を説明したり、子や孫の世代に伝えたりすることができています。今のところ禁漁を破る違反は起きておらず、これからも管理していく自信があります。
日本から来た駐在員も含めて、JVCスタッフは遠くから、雨が降っても日照りの時でも村まで来て、住民の中の様々なグループの人と近しく活動を行ってくれました。こんなプロジェクトはこれまでありませんでした。JVCは資材を提供するだけではなく知識を伝えてくれて、多くのことを知ることができました。
*********************
ラオスでの2021年度の活動の様子をお届けしました。
暮らしを支える自然資源については、自分たちが決める。そのような力強さがラオスの村人たちから伝わります。
ラオスでの新たな活動については、こちらの現地ブログ『ラオス通信』でも紹介しています。ぜひご覧ください!
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