互いを知り・共に学ぶことで、争いのない未来をつくる　inコリア

朝鮮民主主義人民共和国（北朝鮮）で行った1995年の洪水被害の緊急支援の流れを受け、翌1996年以降、JVCは他団体とともにネットワークを組み、現地の子どもたちへの支援を行ってきました。

しかし、日本社会では理解を得ることが難しく、「東北アジアで平和を築くためには相互に理解しあうことが大切」との思いから、2001年からは、北朝鮮・韓国・日本そして在日コリアン、さらに中国の子どもたちが絵を通じて出会い、メッセージを送りあう絵画交流「南北コリアと日本のともだち展」を開催してきました。

さらに、2012年からは、平壌外国語大学日本語学科の大学生と日本の大学生による「日朝大学生交流」を開始、2018年からは交流を日韓にも広げ、学習会などを実施する年間プログラムとなりました。現在はコロナ禍により中断していますが、「東アジア大学生ピースフォーラム」として、歴史や社会の問題についての学びを深めています。

その思いを大切に、政治情勢を乗り越えて東北アジアの国々と「市民と市民」としての交流を続けることで、若者たちの心をつないでいます。2022年は、以下の活動を予定しています。

・南北コリアと日本のともだち展の実施

・東北アジア大学生平和交流プログラムの実施