
寄付総額
目標金額 5,000,000円
- 寄付者
- 363人
- 募集終了日
- 2022年10月31日
【あと10日!】南スーダンの学びの現場からの「ありがとう」
こんばんは。あっという間に終了まであと10日!そしてあと9万円で300万円=達成まで残り200万円です(まだまだ頑張ります!)
そんな今夜は、JVC南スーダンの活動地、イーダ難民キャンプで活動するスタッフ・Abdulrahmanの声をお届けします。
(さて。Abdulrahman、読めましたか・・・?「アブドゥルラフマーン」と読みます。現地スタッフの名前を読むのがひそかな楽しみ。JVC南スーダンにはイサム・アンドーという日本の名前みたいなスタッフもいます)
■イーダ難民キャンプ
スーダン・南コルドファン州では、2011年に政府軍と反政府軍との間で大規模な紛争が勃発しました。戦闘によって住む場所を追われた人々のうち、およそ10万人(当時)が国境を越えて南スーダンへと逃れました。南スーダンとスーダンの国境近くにできたイーダ難民キャンプでは、現在も約4万人が避難生活を送っています。
イーダ難民キャンプは、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が定めた「国境からの距離が50キロ以上」の基準を満たさないため、正式な難民キャンプとして認められていません。そのため、一時的な避難所として、給水、食料、医療支援等は提供されてきたものの、国連による教育分野での支援はおこなわれていません。
キャンプに住む人々は自分たちで幼稚園や小学校を設立・運営してきました。しかし、幼稚園教員の多数は教育経験のないボランティアであったため、運営はうまくいかず残念ながら体罰が日常化するなどの問題が起きていました。
2013年、JVCはキャンプ住民が組織する教育委員会からの「ボランティア教員が最低限の知識やクラス運営方法を身に付けるための研修を実施してほしい」との要請を受け、年に1回の教員研修を始めました。以来、毎年約50人の教員に児童心理・児童保護やクラス運営法などの基礎的な研修をおこなってきました。
キャンプ内での幼稚園では備品や教材の不足も問題となっていました。人々が建設した草ぶきの教室には、黒板も、ゴザも、飲料水タンクも、ノートやペンもない状態でした。JVCは、こうした備品や学用品の支援も実施してきました。
■アブドゥルラフマーンの声
私はスーダン北部のドンゴラ出身で、高校卒業までをそこで過ごしました。家は経済的に苦しく、大工をするなどして、自分の学費を稼いできました。2011年、英語を勉強するために滞在したカウダという街で、紛争が起こりました。ケニアなど外国から来ていた英語の先生も帰国し、近隣に親戚など頼れる人もいなかったため、2013年にイーダに避難してきました。
イーダではキャンプ内で活動する人道支援関連団体の児童福祉・保護の分野などでボランティアをしたり働いたりして、JVCでは2016年から働くようになりました。
国連は教育の支援をここではしていないので、子どもたちの勉強を支えるJVCの活動は特別でした。
印象に残っていることがあります。ある子どもが給水所で水を運んでいたので話しかけてみると、学校に行っていないことが分かりました。家庭訪問をしてみると、母親がメンタルを患っており、父親はイーダにおらず、誰も学費を支払える人がいないことも分かりました。
生活も苦しく服もボロボロでしたが、「学校に行って勉強したい」という意思をもった子どもでした。
私はJVCの就学支援プログラムに彼女を誘い、彼女は登校するようになりました。はじめは慣れないこともあって1人ぼっちになりがちでしたが、徐々に仲の良い友達ができていくのが確認できました。
彼女はその後、家庭の都合で別の難民キャンプに移動することになりました。本人はイーダに残って勉強を続けたかった。でも、移動するしかありませんでした。
結果的に彼女は途中で引っ越しをしましたが、JVCの活動が「学校に行って勉強したい」という一人の子どもの願いをかなえたのは事実です。私は、子どもたちがそれぞれの夢や目標を叶えてほしいと願っています。ですから、それを手助けできるのが本当に嬉しいのです。
JVCの就学プログラムに参加した当初の子どもたちは、市場で悪さをしたりすることもありましたが、今は振る舞いが大きく変わりました。暴力的な行為がなくなるんです。また、服、靴、石鹸などが支援され、清潔にもなりました。
日本の皆さんにはとても感謝しています。
自分の子どもや自分の国の子どもでもないのに関心を寄せて、勉強の機会を支えてもらっていることが本当にありがたい。
■困難な状況下でも「学びたい」意思を持つ人々を支える
今日はご自身も故郷に戻れないまま、でも「子どもたちの夢を支えたい」と奮闘するスタッフ・アブドゥルラフマーンの声をお届けしました。
紛争の影響で家を追われ、キャンプで暮らす日々。戻りたくても故郷に戻ることはできず、家族や親せきとも離れ離れ。当然、将来の目途をたてるのも難しい。
でもそんな中でも、「学びたい」という意思はたしかに存在します。
そして、希望を捨てずに「なんとかしよう」と奮闘する人たちがいます。
JVCはこれからもそのような人々とともに、活動を続けていきます。
今回のクラウドファンディングで集まった資金は、特に紛争の影響で学びの機会を奪われている活動地、アフガニスタンやスーダン、イエメンでの教育支援をはじめとするJVCの活動に大切に使わせていただきます。
残り10日、最後まであきらめずに、このクラウドファンディングの挑戦を続けます。どうか、ご寄付・拡散でのご協力をよろしくお願いいたします。
ギフト
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10,000円+システム利用料

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※オンラインツアーについては2023年3月までの開催を予定しております。詳細については1月中にはご案内いたします。
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