俳優・岩崎MARK雄大さんより応援メッセージをいただきました！

 

 

こんばんは！カクシンハンの木村龍之介です。「シェイクスピアの面白さをコロナ禍でもたくさんの方に届けたい！」という想いで、今月は今までしてこなかった挑戦をたくさんしています。

まず、毎日、『マクベス』の稽古をしています。一般公開はしない作品なのですが、素晴らしい俳優さんたちの力ですごく面白い作品ができています。
 

また、9月10日11日の週末はファーマーズマーケット川口にてシェイクスピアのミニパフォーマンスとミニ講義をしてきました！

https://kawaguchi-magazine.com/archives/26228

 

9月17日（土）には、シェイクスピア学会に登壇します！
https://w3.waseda.jp/assoc-shakesfit/top-page/

 

9月18日（日）の午前は、なんと声優さんの朗読とピアノの生演奏で、シェイクスピアの朗読会を行います！
銀座舞台芸術祭主催　第30回 宵待シアターLIVE　声優［さいとうよしえ］による朗読公演『シェイクスピアの台詞を楽しもう！』 | Peatix

 

挙げればきりがないのですが、「シェイクスピアの面白さを届けるぞー！」と木村がいつにもまして意気込んでいると思ってもらえたら嬉しいです。

 

そんな最中、『シン・タイタス』出演者予定でした岩崎MARK雄大さんからメッセージが届きました。

MARKさんとは実は長ーい付き合いです。

大学一年生の夏、僕が演劇に関心を持ち始めた頃。「同じ大学の先輩でプロの俳優を目指して活動している人がいるよ」と知人に紹介してもらったのがMARKさんです。そんな昔からの仲間からの応援メッセージ、嬉しくないはずがありません。

 

この熱いコメント、ぜひ、皆様にもお届けします。

 

さあ、クラウドファンディング残り37日！

がんばります。

引き続きご支援・応援を宜しくお願い致します！

 

 

俳優／翻訳／通訳 　岩崎MARK雄大

 

2020年にカクシンハンが演出家・木村龍之介のプロデュース団体になるまで、私は6年間メンバーとして活動をしていました。その道のりは決して楽なものではありませんでした。そんな私が、体制変更後にもなぜ木村さんと創作を続けているか。それは、木村さんが、他の誰とも異なる、彼だけの独自の世界の捉え方を持っているからです。

 

文学と音楽を通して培われた彼の感性は大学時代にシェイクスピアと出会い、450年の時を超えて呼応し、歓喜しました。そして、文学座やシェイクスピアシアターで学んだ先で、演出家として作家シェイクスピアとタッグを組みます。このタッグで創作した作品を通して、彼は現代の私たちに、いつの時代も変わらない、人類と社会の目を背けられない本質に光を当て続けてくれています。

 

また、彼が持っているビジョンは、一人では実現できません。その独自の世界観を実現するためにクリエイターは共に四苦八苦します。そして、その創作の困難を通じて、それぞれが自分の持っている潜在的な可能性を広げ、成長して次の現場へと渡っていきます。さらに、そのチームワークの努力の結晶である公演を目撃して感動した観客は、現代を捉える新たな視点を獲得し、想像する力を再び取り戻します。

 

体制変更後のカクシンハンは、シェイクスピアというジャンルを縮小することなく、次の世代の演劇人に、そして日本の社会に、ひいてはもしかして世界に、広く渡していく使命を背負っているように感じています。どうかこの困難な時代を乗り越え、必要な人に届く活動を続けていけるよう、応援しています。

 

俳優／翻訳／通訳 　岩崎MARK雄大