絵本に託す「新しい居場所」

 

横浜国立大学4年の又井慎太郎と申します。

本年度の鎌倉てらこやの学生理事を務めさせて頂いています。

今回自分は、近隣の「てらこや」の話をしたいと思います。

身近の人に質問を頂いた「絵本を作ると実際どうなるのか」

という一例になればいいなと思っています。

 

てらこやには「てらこやネットワーク」というものがあり、

その中で「Action50」と言われる目標があり

全国に50カ所の「てらこや」を作ろうという動きがあります。

その中で私は今週「戸塚てらこや」と「横浜てらこや」の

二カ所のてらこやに遊びに行ってきました。

 

10日の戸塚てらこやでは戸塚周辺の子ども・学生達と

「戸塚toon」という水鉄砲戦争の企画を行いました。

武器は色水だけ!!! チームの色対抗で陣地バトル!!!

四色対抗のやりたい放題、だけど真剣勝負。

自由時間も含めて楽しみ切った!!!

3ヶ月に一回のイベント企画。

12月も絶対来いよ!! そう互いに約束してバイバイしました。

 

 

 

 

14日の「横浜てらこや」では孤食やあまりバランスのとれた食事を

とれない子どものために毎月子ども食堂を開催しています。

この日はお寺をお借りして、子ども達・地域の方々と

誰かと一緒にご飯を食べる楽しさとおいしさを共有する。

そんな目的で専門家の下わいわいしました。

 

最初は、年齢と名前しか教えてくれなかった子ども達と

誰が一番飛ぶ紙飛行機を作れるか選手権や、外がほぼ見えない

暗さでサッカーをしたりして、その後に最高においしいご飯を食べる。

2,3時間の活動ではあったけど、急速に仲良くなれた一時だったと思います。

 

鎌倉てらこや以外にも色々な所で、理念ややり方・学生・大人は

違いながらも子ども・学生・親御さんの三世代で

子どもにとっての「温かい居場所」を作る、

そんな活動が広がってきています。

 

てらこやでなくても、他のボランティア団体・スポーツ団体

家族や地域でも、子ども達にとって一つでもそういう場所が

増えたらいいな。そんな気持ちで僕はこの絵本プロジェクト

全国に届けられたらなと思っています。

3ヶ月や1ヶ月に一回の活動で出会う子ども達の

その日を本当に楽しみにしてくれている姿を見ると

嬉しい反面、やはりこのような活動はもっと多く、

広く浸透していったらいいなと思うのです。

今までなかった新しい出会いの場がもっと広がればいい。

 

絵本プロジェクト残り2日

絵本を全国に届けるためにはより多くの予算が必要です。

皆さんご協力是非お願いします!!!!!