
支援総額
目標金額 4,000,000円
- 支援者
- 381人
- 募集終了日
- 2025年6月6日
リーダー山下和範|われわれの進むべき唯一の道。皆さまのように信頼できる仲間がいてこそ実現できる
クラウドファンディングは、6日6日(金)23:00に終了します。ここまで多くの方々に支えられ私たちは走ることができています。
「こっしゃま魂ですね。今後も応援します。頑張ってください!」
「奈良尾の病院で産まれました。大好きな祖父母の故郷。微力ながら支援いたします。皆様頑張ってください!」
「素晴らしい取り組みだと思います。必要な方に届きますように。応援してます!」
など、大勢の方々の激励の声に、このプロジェクトを求めてくださっているお気持ちや、必要性について、再認識させられています。
本日は、私、山下和範が改めてプロジェクトへの想いを綴りました。たくさんの方々へのお礼とプロジェクトの意義が伝わると嬉しいです。
離島・へき地での医療コンテナの平時利活用を目指して
長崎大学病院医師の山下和範と申します。奈良尾中学校の第9回生で、医療コンテナ推進協議会の理事も務めています。

そもそも理事を務めることになったのは、私が上五島の出身で、災害時の医療対応に軸足を置いていたからです。長崎大学病院で災害対応について悪戦苦闘する中で何人かの「師匠」に出会いました(ご本人に「あなたは私の師匠です!」とお伝えしたことはありません)。その中のお一人が、神戸学院大学教授の中田敬司先生です。中田先生は協議会が設立した時から関わっておられ、「離島・へき地での医療コンテナの平時利活用」というテーマを推進するためにお声掛けいただきました。
医療コンテナを、離島で平時にどう使うかと考え、浮かんだのが検診への利用でした。2023年11月、2024年2月に設置型の医療コンテナを用いた検診を行い、平時利用可能と判断できました。またこの時の経験が能登半島地震での医療コンテナの展開に生かされました。そしていよいよ今回、医療コンテナの利点を最大限発揮する巡回型検診を行うことにしました。
住民の方を交えて離島の医療における課題を調査
検診をすると一口に言っても、どのように進めていいのか皆目わかりませんでした。保健所に問い合わせ、検診項目を役場の方と協議し、検診に必要な人材として信頼できる人に声を掛けるという流れで医療チームを作りました。保健所の方も役場の方もとても親切に対応いただきました。
2023年11月は試験的に検診を行い、いくつかの調整が必要だとわかりました。またこの時、住民の方を交えて離島の医療における課題を聞き取り、機動力のある医療コンテナを巡回させて検診するという案が浮かびました。
2024年2月の本実証では、設置されたコンテナに対して、医療チームからのフィードバックを即座に反映してくれた技術者の皆さんに、敬意の念をいだきました。まさに「職人魂」を感じる場面で、信頼できる仲間が増えた喜びを一人感じていました。
そもそも上五島出身だからといただいた、離島・へき地での医療コンテナの平時利活用という課題でしたが、関わってくださる多くの方々が親身になって話を聞いてくださり、行動してくださいました。この思いを胸に巡回型検診を重ねて、、、そううまくはいきませんでした。
一度はクラウドファンディングも見送りに。その後、決意したこと
問題になったのは、コンテナの輸送費です。それまでは協議会会員企業の予算で2回の実証を行いました。しかし、関東からフェリーを乗り継いで上五島まで運ぶ輸送費はかなり高額であり、検診にかかる全ての費用を会員企業の予算で賄うことは困難であるとの結論となりました。
当初、資金面の課題をクラウドファンディングで乗り越える案も出ましたが、「実証が1回で終わるのなら、予算をクラウドファンディングで用立てても問題ないと思う。しかし、実証を重ねないと平時利活用について確たるものはできないのだから。」と考え、一度は見送る判断をしました。結果的に予算面での見通しが立たず、2024年度の実証はスキップせざるを得ませんでした。医療コンテナの離島での平時利活用を少しでも早く確立させたい思いはありましたが、現実の壁は高く厚く、いかんともしがたいものでした。
2025年度、医療コンテナ推進協議会の結論としてクラウドファンディングで寄付を募り、実証を行う方針となりましたが、正直まったく気乗りはしませんでした。
2025年4月にクラウドファンディングの説明のために、プロジェクトチームの3名で上五島を訪れました。移動する車中で、離島での医療コンテナの平時利活用について語り合い、いくつもの話題で盛り上がり、離島での医療コンテナ活用にワクワクしていた時、「自分の最後の仕事として、医療コンテナ検診を確立し、上五島モデルとして全国に展開していく」というメンバーの熱い思いに触れました。その時、「リーダーの自分が曖昧な心持ちでプロジェクトを進めることは失礼だ。これは自分の使命だ」と覚悟を決めました。
覚悟を決めた以上、実証から最終的な実装まで取り組み続ける
そもそも離島における医療コンテナの検診は、自分が上五島出身だから取り組んでいること。自分の故郷に暮らす方々のために、上五島にゆかりのない人が人生を賭けるとおっしゃっている。この思いに応えないわけにはいかない。
クラウドファンディングを進めている今、取り組んでよかったと思っています。この一連の活動で、多少は医療コンテナのことを知る人が増えたと考えられること。これが一番大きな理由です。多くの人がその存在を知り、われわれの取組を知ることで、日本の離島、へき地における医療面での課題に目が向けられると思います。
2つ目の理由は、支援いただいている方々の思いに触れられていることです。ご寄付をいただくというだけではなく、チラシを置かせてもらったり、情報拡散をお手伝いいただいたりと、一つ一つのご支援、ご協力を本当にありがたく、温かく感じています。情報の拡散はできないけど、大事な取組だと思うから寄付するね。とおっしゃっていただいた方もいらっしゃいました。
取り組み始めて今まで、何度も皆さまのご厚意に涙しました。
今回の実証を終えればそれで終わりではありません。むしろここから実装までが長く険しい道になると考えています。しかしどのような道であれ、覚悟を決めた以上、今回のクラウドファンディングでの実証から最終的な実装まで取り組み続けるしかありません。それが、われわれが進むべき唯一の道です。
「上五島モデルを全国へ」、必ず実現させます。
モデル確立を目指して前進し、できるだけ早く実現できるように
新上五島町にお住まいの皆さまへ
──医療コンテナを活用して、皆さまの健康を守るお手伝いをする。それが医療コンテナ推進協議会が目指している上五島モデルです。これは、コンテナがあればそれでいいというものではなく、いくつかの課題を解決する必要があります。モデル確立を目指して少しずつ前進し、できるだけ早く実現できるように取り組んで行きますので、お見守りのほど、よろしくお願いいたします。
医療コンテナ検診事業に関わる全ての皆さまへ
──袖すりあうも他生の縁と申しますが、皆さまとはおそらくどこかの時代で関わっていたと感じています。状況によっては、無理難題をお願いすることもあるかもしれません。そこは他生の折に立場が逆だったのだ、お互い様だとお思いいただき、どうかご協力をお願いします。申し訳ありませんが、この縁はまだまだ続きます。皆さまのように信頼できる仲間がいてこそ実現に向かって進んで行ける事業です。
言葉にできないくらいにありがたさを感じる2つの目標達成でしたが、引き続き上五島モデル確立に向けて、多くの方にわれわれの取組を拡散していく必要があります。このクラウドファンディング期間の最後まで、またその後も、われわれの活動、活動の拡散にご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。
プロジェクトリーダー
山下和範

本プロジェクトへのご支援は以下から
https://readyfor.jp/projects/kamigoto-mmcpc
※支援募集は2025年6月6日(金)午後11:00まで
リターン
3,000円+システム利用料
3,000円のご支援
・感謝メール
- 申込数
- 111
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年10月
10,000円+システム利用料
10,000円のご支援
・感謝メール
・医療コンテナ推進協議会のホームページでお名前掲載(希望制)
- 申込数
- 193
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年10月
3,000円+システム利用料
3,000円のご支援
・感謝メール
- 申込数
- 111
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年10月
10,000円+システム利用料
10,000円のご支援
・感謝メール
・医療コンテナ推進協議会のホームページでお名前掲載(希望制)
- 申込数
- 193
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年10月

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- 15,235,000円
- 支援者
- 77人
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- 36日

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- 1,829,000円
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- 55人
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- 3人
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- 94,820円
- 支援者
- 31人
- 終了日
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- 5,070,000円
- 支援者
- 176人
- 終了日
- 4/28

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- 支援総額
- 6,540,000円
- 支援者
- 131人
- 終了日
- 3/31

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- 支援総額
- 1,165,000円
- 支援者
- 89人
- 終了日
- 3/5










