かみのやま温泉「澤の湯」復活へ、地域に愛される公衆浴場を再生!

かみのやま温泉「澤の湯」復活へ、地域に愛される公衆浴場を再生!

支援総額

3,114,000

目標金額 3,000,000円

支援者
239人
募集終了日
2022年4月28日

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歴史ある温泉街の公衆浴場「澤の湯」を復活させて

みんなの憩いの場を作り、賑わい創出や魅力を発信したい!

 

はじめまして認定NPO法人かみのやまランドバンクの理事長をしている渡邊 秀賢(わたなべ ひでたか)です。NPO法人かみのやまランドバンクは令和元年6月に発足しランドバンク事業を行うための専門化集団で、簡単に言えば上山市をもっと良い街にしていきたいと思っている人が集まる組織です。

 

私たちの目的は良好な住環境や子育て世帯が住みやすいまちにするため、上山市内でランドバンク事業の展開です。

ランドバンク事業とは「ミニ区画整理」のことで、簡単に言うと空き家や空き地を活用して狭い道を解消したり宅地を整形したりして良好な住環境を生み出し、宅地の価値を高めることです。

 

 

上山市について

上山市は山形県の内陸部に位置し県庁所在地の山形市に隣接しています。東京からは新幹線で2時間半と首都圏からのアクセスも良好です。

蔵王連峰の雄大な景色を毎日見ることができる温泉地で果物やワインなど美味しいものもたくさんあります!

 

上山城

 

東北有数の温泉地である上山市、以前は競馬場や温泉街へ沢山の人が訪れピーク時には年間70万人が宿泊していました。

そんな魅力あふれる街ですが、競馬場の閉鎖や団体旅行の減少などにより、今では宿泊者数が右肩下がりで減っています。追い打ちを掛けるようにコロナウィルスが蔓延し、観光客が激減したことで温泉街は大打撃を受けています。

さらに、人口も年々減少し、昭和35年の40,383人をピークに現在は3万人を切る状況となっています。それと比例するように郊外や市中心部のかみのやま温泉街にも空き家、空き地が増えており、このまちに新しい未来をつくる拠点が必要になっています。

 

空き家と空き地は同時に発生するわけではなく、それぞれの建物所有者の事情によって空き家、空き地がバラバラに発生するため、なかなかミニ区画整理などがしづらい環境です。

このままミニ区画整理が出来る環境を待っていると、どんどん空き家化が進み温泉街の魅力がなくなってしまいます。

 

そこで上山市と連携し、空き家バンクを中心に移住者や開業者の支援や、地域と連携しマルシェなどでミニ区画整理までの暫定利用も推進してきました。

 

令和元年に行ったワクワク広場でのマルシェの様子

 

 

なぜ暫定使用でマルシェを行うかというと上山は魅力を活かしきれていません!

 

上山市には個性豊かな温泉、果物、景観、人々がいます!

私たちはそれらを繋ぎ「オールかみのやま」で上山市を盛り上げて魅力を高めていくことを目指し、ミニ区画整理までの一時的な利用としてワクワク広場の整備をしています。そして、上山市を盛り上げる一つの”きっかけ”づくりとしてワクワク広場を活用したマルシェを開催するほか、マルシェの開催場所の提供をし、楽しいことをしたい!何かやってみたい!そんな人たちをできる限りつなぎ、応援していきたいと思っています。

 

ワクワク広場の芝生を地元の子供たちと植付け

 

かみのやまランドバンクでは、これまで空き家のマッチングを行った2件の成果があります。

 

一つは「厩戸」です。厩戸は武家屋敷通り沿いにあり、地野菜料理やカフェを楽しめるお店です。店主さんのこだわりある食事などで県内外問わず毎日賑わっており、上山市中心部の魅力アップにつながっています。

もう一つは「harappa」です。かみのやま温泉駅前にある旧お土産屋の一部をリノベーションしそばとカフェが楽しめるお店へと生まれ変わりました。「バジルそば」や「すふどら」など山形には無いタイプのメニューで地域の方や市内外の若者から注目されています。

 

 

 

歴史と文化が詰まった公衆浴場「澤の湯」を守れ!

 

これまで魅力を低下させる「空き家」のマッチングや空き地を再生した広場でのマルシェなどを行うことで少しずつではありますが魅力向上を図ってきました。

そんな中、上山市新湯温泉街にあった「澤の湯」が約100年の歴史に令和2年3月をもって幕を下ろしました。

 

~澤の湯の歴史~

澤の湯は新湯温泉の湧出により居住者の増した地区民の幸福と町内の発展を図るため、町内の有志13人が発起人となり、寄付金を集め大正11年に開設されました。

(参考:湯上 和気彦「上山の湯と宿」,㈱上山印刷,1986年7月,114ページ)

その後昭和42年に現在の澤の湯へ改築されており、年間1万人以上の入浴者が訪れていました。

近年は周辺地区の代表者たちで構成されたメンバーで経営をしており、文字通り公衆浴場「みんなのお風呂」として地域の方や澤の湯ファンの方々から親しまれていました。

 

澤の湯現状外観

 

一方で上山市の公衆浴場は次々と廃業し解体されており、一般家庭へのお風呂の普及や運営者の高齢化や慢性的な赤字などから「澤の湯」も解体の方向に動く予定でした。

 

古くなったから解体がベストなのでしょうか?私たちは澤の湯を解体することに疑問がありました。

そこで、「まちの財産を無くす訳にはいかない」という強い思いにより地区から建物を譲り受け、かみのやま温泉の観光資源である「温泉」、そしてもう一度「交流の場」として歴史ある公衆浴場「澤の湯」の再生にかみのやまランドバンクは取組みます。

 

かみのやまランドバンクの会員が主体となり「澤の湯」の設計から再運営まで企画を進めています。

ようやく設計プランが出来上がり、2年間眠ってきた「澤の湯」のリノベーションに着手され新たな命が吹き込まれようとしています。

 

1階玄関 澤の湯現状内部写真

 

浴場 澤の湯現状内部写真

 

2階交流スペース 澤の湯現状内部写真

 

 

NPO法人かみのやまランドバンクの経営も厳しい状況です、、、、

 

私たちはNPO法人のため運営費のほとんどを市からの補助金と会費で賄っており、潤沢に資金があるわけではなく運営は厳しい状況です。

NPO法人自体の運営費などを考えると補助金と会費を合せても「澤の湯」の改修費には及ばないのが現状です。

 

「澤の湯」の改修には約1,600万円が必要ですが、すでに廃業しており、改築されてから55年経つコンクリートで造られた浴場は屋根の雨漏りや配管の劣化が進んでいます。今修繕しなければどんどん劣化が進み再生が困難になるため一刻を争う状況です。

 

足りない資金の300万円をどうするか、、、、これが最大の悩みどころでした。

そこで、今回、皆さまから改修工事にかかる費用の一部をご支援いただければと思い、クラウドファンディングに挑戦します。

クラウドファンディングは、空き家再生を通してまちづくり活動を行うかみのやまランドバンクを多くの方々に知ってもらう”きっかけ”にもなるのではないかと思っています。

 

 

「澤の湯」の再生コンセプト

 

「澤の湯」を再生するにあたり子育て世代や若者へのヒアリングをしたところ、ニーズが高いのは「公衆浴場の初心者でも訪れやすいところ」や「子育て世帯も気軽に来れるところ」です。

 

確かに市内の公衆浴場は源泉温度が高いためお湯の温度が高く、常連さんファーストであり、良い意味でプライドを持って入浴する方々が沢山おり少々敷居が高いのは否めません。それは慣れていない方からすればストレスに感じることが多々あるようでした。

 

そこで「澤の湯」は公衆浴場の初心者や若者が気軽に訪れることができ、子育て世帯や地域の方々の交流等の場にしたいと考えております。

 

現在考えているのは1階は今までの古き良きものを残しつつ、内壁や床等を上山産木材張り替えコンクリートの冷たい印象から木のぬくもりを感じられる健康的な空間とします。また清掃を行い清潔感あふれる場所として若者や子育て世帯も訪れたくなるような公衆浴場を目指します。

トイレも現在は段差があり和式便器で使いづらいため、段差を解消し洋式便器に改修します。

これまでほとんど活用されていなかった2階は交流スペースとして改修し、イベントやコワーキングなどで若者、子育て世代が楽しめる空間づくりを進めていきます。

 

1階玄関 澤の湯の改修後内観イメージ

 

浴場 澤の湯の改修後内観イメージ

 

2階交流スペース 澤の湯の改修後内観イメージ

 

 

最後に一言

 

私たちは「やらない・やれない理由」を探すのではなく、この人口減少社会と真剣に向き合い「かみのやま温泉の明るい未来を探す」ため、前向きな行動を起こします。

さらに、社会実験を通じて「トライ&エラー」を繰り返しながら、その時に合ったより良い手法を模索し、実践することで柔軟なまちづくりを行っています。

クラウドファンディングから私たちを知ってもらい、一緒に行動し、苦労し、楽しみ「ワクワクするね」そう思える街にしていきましょう!

 

何卒ご支援の方よろしくお願いいたします。

NPO法人かみのやまランドバンク

理事長 渡辺 秀賢

 

澤の湯が閉業して間もない頃の写真です

プロジェクト実行責任者:
渡邊 秀賢(NPO法人かみのやまランドバンク)
プロジェクト実施完了日:
2022年5月3日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

NPO法人かみのやまランドバンクが公衆浴場「澤の湯」を再生。改修費用の一部に集めた資金300万円を使用する。

リスク&チャレンジ

プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可について
プロジェクト実施には公衆浴場営業許可や消防法の許可が必要です。5月のオープンまでには許可を取得します。
プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要な金額と目標額の差額については自己負担や補助金により補填します。万が一資金が足りなくなった場合についてはその時点でできる可能な範囲の改修を行い公衆浴場をオープンします。

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プロフィール

空き家や空き地などを一体的に再編し、良好な宅地を生み出すランドバンク事業。 令和元年6月、民間と行政が発起人となり「NPO法人かみのやまランドバンク」を設立しました。 エリアを定めて、集中的に処分や活用しにくい空き家の解体や空き地の整備を進め、官民一体で再編整備し、土地の価値を高めて子育て世代の定住促進・交流人口の増加などを目指します。 「やらない・やれない理由」を探すのではなく、「実現するためのキッカケを探す」ため前向きな行動を起こし、社会実験を通じて「トライ&エラー」からその時に合ったより良い手法を模索し、実践することで柔軟なまちづくりを行っていこうと思います。

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リターン

3,000


澤の湯の1回分入浴の権利と感謝メール

澤の湯の1回分入浴の権利と感謝メール

澤の湯オープン後1回入浴できる権利と感謝メールを送信いたします。

※権利は令和5年末まで有効となります。
※入浴の際に番頭に「支援をした」とお伝えください。支援者様のお名前等をご確認いたします。また、お名前等についてはメッセージ機能を通してお伺いいたします。

申込数
66
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年5月

3,000


澤の湯(子ども)の5回分入浴の権利と感謝メール

澤の湯(子ども)の5回分入浴の権利と感謝メール

澤の湯オープン後5回入浴できる権利と感謝メールを送信いたします。

※権利は令和5年末まで有効となります。
※子どもは小学生以下になります。
※入浴の際に番頭に「支援をした」とお伝えください。支援者様のお名前等をご確認いたします。また、お名前等についてはメッセージ機能を通してお伺いいたします。

申込数
2
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年5月

3,000


澤の湯の1回分入浴の権利と感謝メール

澤の湯の1回分入浴の権利と感謝メール

澤の湯オープン後1回入浴できる権利と感謝メールを送信いたします。

※権利は令和5年末まで有効となります。
※入浴の際に番頭に「支援をした」とお伝えください。支援者様のお名前等をご確認いたします。また、お名前等についてはメッセージ機能を通してお伺いいたします。

申込数
66
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年5月

3,000


澤の湯(子ども)の5回分入浴の権利と感謝メール

澤の湯(子ども)の5回分入浴の権利と感謝メール

澤の湯オープン後5回入浴できる権利と感謝メールを送信いたします。

※権利は令和5年末まで有効となります。
※子どもは小学生以下になります。
※入浴の際に番頭に「支援をした」とお伝えください。支援者様のお名前等をご確認いたします。また、お名前等についてはメッセージ機能を通してお伺いいたします。

申込数
2
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年5月
1 ~ 1/ 27

プロフィール

空き家や空き地などを一体的に再編し、良好な宅地を生み出すランドバンク事業。 令和元年6月、民間と行政が発起人となり「NPO法人かみのやまランドバンク」を設立しました。 エリアを定めて、集中的に処分や活用しにくい空き家の解体や空き地の整備を進め、官民一体で再編整備し、土地の価値を高めて子育て世代の定住促進・交流人口の増加などを目指します。 「やらない・やれない理由」を探すのではなく、「実現するためのキッカケを探す」ため前向きな行動を起こし、社会実験を通じて「トライ&エラー」からその時に合ったより良い手法を模索し、実践することで柔軟なまちづくりを行っていこうと思います。

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