チーム【神宿 -kamiyadori- 】の結成は“攻める（≒発信する）守り”に転じたい一念の共有でした。

はじめまして！チーム神宿 -kamiyadori- の舘謙太郎（たちけんたろう）と申します。

 

神音Stayのクラウドファンディングも2週間が経過。

お蔭様で沢山のご支援、応援をいただいております。本当にありがとうございます。

 

私は石川県の輪島市門前町の生まれです。

小学校の同級生は4人！教室の真ん中で1年生と2年生を分けて先生が教室の中をいったりきたりする複式学級育ちです。

田舎過ぎて小学校5.6年生の2年間からは教師の母と同じ学校に通うとんでもない体験をしました。

 

それでも能登で育つことがいかに恵まれていたか、恵みの中で生きていたか

を年を重ねるにつれ痛感しています。

▲「北陸中日新聞11月2日掲載記事」より

 

特に大きなインパクトを得たのが11年前の2012年、能登神子原との出会いです。当時勤めていた広告会社の仕事で取材に訪れた私は、地域の資源を活かし生き生きと働く人がかっこいい神子原に衝撃を覚えました。

 

心の中に神子原をしまったまま、時は流れ、もう一度心の感覚を呼び戻したいと思い神子原を訪れたのが2年前の2021年です。

 

神子原はこのクラウドファンディングの旗を振っている、武藤一樹さんをはじめ地域としてこの土地を残すためのチャレンジを続けていました。

 

ふとした神子原再訪からしばらくして、（株）神子の里が会社の（≒神子原の）リブランディングを目的に羽咋市の助成制度「ふるさと兼業」を活用して社会人インターンを募集！これはもういくしかないと思い立ちエントリーをしました。無事採用。本当によかった。

 

この土地を残すこと、すなわち神子原の生命線の神子原米をはじめとした食資源を適切に売っていく、継承していくにはどうしたらよいかをチームで話し合い続けました。話し合いには武藤さんに加えて、同じく社会人インターンとして採用された（株）アートピース代表取締役の新井さん、社会人インターンの仕掛け人（株）御祓川の圓山さんをはじめ神子原の引きよせられたメンバーが神子原の課題と未来を議論し合いました。

今思えばこの話し合いの輪がチーム神宿の前身となっています。

▲能登で活躍中の石工 中島正士さんに撮影していただいた神子原の棚田

 

この出会いからまもなく2年を迎える今、このようにクラウドファンディングの挑戦をしています。

 

チーム神宿は神子原を守り繋ぎたいと共感しあうメンバーの集まりです。

「この場所を失いたくない」の衝動で、未来に向けて挑戦する仲間が集まることで、宝物のようなものが生まれるのではとメンバー全員がワクワクの中にいます。なぜかとても幸せです。そしてこの輪はもっと深く、強く広がっていきます。

 

以上、チーム神宿のご紹介と舘謙太郎自身の自己紹介でした！

次回私からは恩師　佐無田光先生との思い出（小話）をご紹介します！