
支援総額
目標金額 5,000,000円
- 支援者
- 444人
- 募集終了日
- 2022年9月30日
【現役部員の声 9】田島公太郎(環境情報学部2年 九州学院出身)
『情熱の薔薇』
ここ数日、神奈川は朝晩も涼しく少しずつ過ごしやすくなってきましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。僕たちはというと一所懸命に走りまくっています。予選会まで残すところ30日を優に切った今です、まぁ走り抜くしかないでしょう。
永遠なのか 本当か
昨年の予選会、僕たちは涙を飲みました。溺れるほどに。
「この悔しさは来年まで絶対に忘れない」そう誓って早一年、僕は何を覚えているのでしょうか。
5kmを9位で通過し、その後15位、19位とズルズル順位を落としていったチームの無力さ。一番団結すべき中間で分解されていった集団走。どんなにもがいてもラスト刺しきれなかった他大学の選手のあの背中。それでも諦めず最後まで情報をまっすぐに送り続けてくれたサポートの表情。
当時の中継やリザルトを目にすると、そういった記憶が沢山蘇ってきます。ゴール後にテントで流したあの悔し涙は、今までで一番苦かったです。
「ほら、褪せてるじゃないか」と自分に怒るつもりで書き出したら、思いの外しっかり覚えちゃってました。勝ち切ってきた数多の試合よりも鮮明です。でも、どれをとっても辛い場面ばかりですね。何一つ忘れちゃならんのは重々承知ですが、正直思い出したくないものです。
やはり、この敗北は僕の中でもかなり大きなものだったようで。
さて、これが今年はどうなるのか。残された日々にかかっています。
心のずっと奥の方
「学連おめでとう」
走り終わるやいなや すぐにチームのみんなから言われました。
個人順位は47位。例年の流れからいくと選出されるであろう順位だったのでそう判断するのも自然なこと。そして、おめでとうと言うその気持ちも他意なく自然なものだったのかもしれません。
でも、この言葉ほど嬉しくなかったものはありませんでした。
僕はあのチームで箱根に行きたかったから。その「おめでとう」は、まだ結果発表もされてないのに自らの敗北を全面的に肯定されているような気がしたから。
最後まで諦めんなよ、少しでも残るのなら自分達の可能性を信じきれよ、と虚しさの中にひとつまみの怒りが生じ、再び真っ黒な虚しさへと溶けていきました。
「まぁ1回は学連を経験してから、チーム出場かなぁ」と冗談では言っていたものの、実際そうなるとこんなにも寂しいものなんだな、と知りました。
その代のチームはその一年しか存在しません。我々が日々励むエデュケーションスポーツの特徴のひとつである「時間による制限」。中学・高校であれば3年間、大学であれば大方が4年間という限られた期間の中で目標に向けて戦います。ということは、一年が経てば二度と同じメンバーでチームを構成することはできないのです。当たり前だけど大事な問題だと思います。
僕は長く苦しい夏を共に駆けてきた皆んなで箱根を目指していました。
まだ〜年残っているからという言葉に逃げたくはありませんでした。
だからこそ、その言葉を聞くのがなんだか物凄く悔しかった。
似たことを繰り返しましたが、その気持ちは今年も同じです。
偉大なる107代が率いる慶應長距離というチームで、予選会走りたいですね。
情熱の真っ赤な薔薇を
ここから1ヶ月弱で、信じられないほどのスピードがつくことはありません。ここから1ヶ月弱で、とんでもなく強靭なスタミナがつくこともありません。その時期は合宿と共に終わりました。これからは、一年かけて地道に身に付けてきたものを10月15日に外すことなく確実に発揮する力をつける時間です。
今シーズン、僕はそんなにいい結果を残せていません。10000mで一度PBを出したくらいです。関カレでは昨年より順位を一つ落とし、優勝を狙っていた対同志社戦ではあっけなく貝川さんに敗れました(あのラストはマジ速かったす)。
でも、間違いなく僕は止まることなく走り続けてきました。
足が痛んだ日も、どうしてもやる気の起きなかった日も、箱根から目を逸らさず走り続けてきました。全ては予選会でみんなの度肝を抜くようなことをしでかす為に。最後くらい、かっこいいとこを披露させて頂きます。
みんな、全力で挑もうぜ。
妥協なく、油断なく、最後の最後まで、可能性のその先へ。
雑草集団どころか素人集団の僕らにしか起こせない奇跡ってあると思う。
それを僕は、今年っきりのこのチームの中で見たいな。
随分と気取ったことを書いちまいました。
最後までご覧下さり、ありがとうございました。
引き続き、温かい応援を頂けると嬉しいです、頑張れます。
※ この文章は、9月22日にリレーブログ「慶應義塾大学競走部長距離ブロック〜選手たちの軌跡〜」に掲載された記事の抜粋です。
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リターン
3,000円+システム利用料
純粋応援コース
●ニュースレター配信
●オンライン報告会へのご招待(12月開催予定)
※オンライン報告会の詳細は、11月にご案内予定です。
- 申込数
- 150
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年12月
10,000円+システム利用料
サポーター コース
●【希望者のみ】「サポーター」としてホームページにお名前掲載
●ニュースレター配信
●オンライン報告会へのご招待(12月開催予定)
※オンライン報告会の詳細は、11月にご案内予定です。
- 申込数
- 75
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年12月
3,000円+システム利用料
純粋応援コース
●ニュースレター配信
●オンライン報告会へのご招待(12月開催予定)
※オンライン報告会の詳細は、11月にご案内予定です。
- 申込数
- 150
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年12月
10,000円+システム利用料
サポーター コース
●【希望者のみ】「サポーター」としてホームページにお名前掲載
●ニュースレター配信
●オンライン報告会へのご招待(12月開催予定)
※オンライン報告会の詳細は、11月にご案内予定です。
- 申込数
- 75
- 在庫数
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- 2022年12月

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