キハ183-0系の引退に寄せて～「また会おうね！」

3月25日の「特急旭山動物園号」ラストランをもって、スラントノーズのキハ183系が、お客さんを乗せた運行を終えました。

 

そして、キハ183-0系保存のクラウドファンディングは、その直前の3月20日までに、先頭車2両の保存を決めることができました。

 

「特急旭山動物園号」ラストランでは、横断幕を作って見送るイベントを企画しましたが、そこには「さようなら！」ではなく、「また会おうね！」と書きました。

 

今回、この車両たちの保存決定にあたり、様々な応援メッセージをいただいています。釧路新聞社の星匠社長からは、デビュー当時を振り返る写真や資料をお寄せいただきましたので、許可を得て、こちらにご紹介させていただきます。

 

 

デビュー当時は、キハ82と隔日で函館と釧路を結んでいたので、時刻表にはこのように記載されていましたね。

 

 

デビュー登場時のキハ183-900の車内の様子はこんな雰囲気で、今よりもさらに昭和のテイストが香りますね。

 

 

こちらは、国鉄関係者が立ち会いのもと、報道関係者にお披露目されている様子です。新型車両への関心がいかに高かったかが伺えます。

 

 

これらは、もうすでに、北海道鉄道史のひとコマです。

 

キハ183-0系保存 クラウドファンディング
https://readyfor.jp/projects/kiha183ozora
「北海道・鉄道史の誇り。往年の『特急おおぞら』を国鉄色で未来へ」

最終目標金額 1830万円（キハ183-0系）

おかげさまで2両の移設は、無事決まりました。
ご存知の通り、鉄道資料の保存や展示には、導入後も運営や整備のため資金が必要です。この先いただいたご支援は、こうして保存が決まった2両の貴重な資料を有効に活用しつつ、北海道の厳しい気候の中でもできる限り綺麗な状態で保存していくための運営・設備費として、大切に使わせていただきます。

このプロジェクトを盛り上げるために、最後の参加のご協力、どうぞよろしくお願いいたします。

 

　

「ありがとう！また会おうね！183系・特急旭山動物園号」

　

北海道・安平町の追分で・・・