４月１６日、「いったん最後の」貸切運転体験を行いました。

　前回の投稿から間が空き、キハはどうなっているの？と思われた方も多いことと思いますが、幹事の本業がひと段落し、皆さまにお知らせできる状況となりましたので、少しずつご紹介していきます。

　キハによる運転体験ですが、コロナ禍に突入し一般の運転体験をすべて中止、緊急事態宣言が解除後は、常連さまの貸し切りのみ受け付けておりました。

　一方この間、運転体験に代わって、筑豊アクションプロジェクトの永芳監督のご要望により、テレビロケや撮影などを通じ、キハも多くのメディアに登場したり、有名女優さんに運転してもらうなど、全国区で名を馳せてきました。

　ところが、ようやくコロナが第５類に移行する今年、さあこれからという時に、キハのエンジンから白煙が立ち上るようになり、メンテナンスをこれまで以上に行う必要が出てきました。

　そんな中、ご自身も鉄道ファンであり、これまで運転体験を担当いただいた江川指導員こと、同社営業企画課の江川社員さんが本年５月３１日をもって退職されることになりました。

　そのため、常連さまによる運転体験を急きょ組んでいただき、キハの長期メンテナンスも考慮し、いったん最後の運転体験を行うこととしました。

　当日は、全国からお集まりいただいた皆様で６番線は大賑わい。江川指導員の引退を惜しむ手作りボードも掲げられ、皆さんノッチの刻みやブレーキを、丁寧に操作されておりました。

　いつも終了後に行う記念撮影も、今回は江川指導員を交えての最後の撮影となりました。

　江川指導員、今までありがとうございました。

　キハの今後ですが、補修状況も含め近日中にこのフェイスブックページでご紹介いたしますので、平成筑豊鉄道にお問い合わせはされませんよう、お願いいたします。

　なお現時点で、江川社員さんの後任はいらっしゃいませんので、平成筑豊鉄道においても４００型の運転体験や貸し切り列車の申し込み受け付けは、行われておりません。どうぞご了承ください。