7月8日(土)「兵庫県マクドナルド50周年記念試合」始球式のご報告

こんにちは！

神戸ハウスです。クラウドファンディングを立ち上げてから10日ほど経ちました。

ご支援いただいた皆さまありがとうございます。

先日、7月8日(土)にほっともっとフィールド神戸にて「兵庫県マクドナルド50周年記念試合」が行われ、来場者に向けて本プロジェクトの告知をさせていただきました。

始球式の大役を務めていただいたご家族からメッセージをいただきましたのでご紹介いたします。

 

2021年の秋の日、息子が大きな事故で兵庫県立こども病院に緊急で運ばれました。

事故以降、心身ともにヘトヘトで前も向くことができず、本当にどん底の毎日を送っていました。

自分の子どもがこの先どうなるか不安の中、一人の看護師さんに「ドナルド・マクドナルド・ハウス神戸」を紹介されました。

それまで近くのホテルから毎日病院まで通っていましたが、気持ちも体力も限界に来ていたので「ドナルド・マクドナルド・ハウス」に入れた事は本当に助かりました。自宅から病院までは遠かった為、病院からすぐそばにあった「ドナルド・マクドナルド・ハウス神戸」は大変ありがたかったです。

その後、息子は数度の手術を乗り越え決して順調ではなかった治療も進み３か月後にやっと退院する事ができました。

 

「ドナルド・マクドナルド・ハウス神戸」ではとにかく気持ちが安心できました。

まずは「人」がいる事。。。

それまでのホテル暮らしでは感じられなかった「人」がいるという安心感。

また、「ミールプログラム」で私たちの為に夕食を作って下さった「人」たちのまごころ。

ハウスに出入りしても「いってらっしゃい」「おかえりなさい」とお声かけいただくハウススタッフやボランティアの「人」たちのあたたかさ。

一生懸命生きようとする息子と私たちにとってハウスは「人」を感じられる大切な場所になりました。

当時小さかった息子に「マクドナルドハウスに行って(戻って)くるね」と伝えると、「すぐにお母さんは戻ってきてくれる」と認識していたみたいで、息子自身も「マクドナルドハウス」という名前にとても安心をしていました。

 

あれから３年・・・

６歳になった息子は小学校にも入学し元気に毎日を送っています。

今振り返れば、入院生活は非常に辛かったけど、いろんな人たちに支えられている事を感じられたし、また、人生に２度と無い「プロ野球の始球式」という機会をいただいた事はこの入院生活が無ければ体験できたことではありません。

ドナルド・マクドナルド・ハウス神戸には感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

 

今回始球式を務めてくれた櫂作 真くん

 

天候の心配もありましたが、7月8日(土)ほっともっとフィールド神戸において元気な姿と始球式の大役を見事果たしてくださいました。始球式の後は「プロ野球」に興味を持ち、今回買ってもらったグローブとボールで友達とキャッチボールする日も増えたそうです。

 

皆様のご支援が私たちの励みとなっています。これからもどうぞハウスへのご支援をよろしくお願い致します。