地域文化再生を担う専門家を育成|アーカイブズ・カレッジ継続へ
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寄付総額

6,257,000

目標金額 3,000,000円

寄付者
361人
募集終了日
2020年8月7日

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2020年06月13日 19:04

アーカイブズ・カレッジ事始め

 国文学研究資料館(国文研)とアーカイブズって何だか繋がらないような気がするかもしれません。実は、国文研は日本最大の民間アーカイブズ所蔵機関で、その量は55万点にも及びます。大名や公家に伝わる古文書をはじめ、県庁や村役場の公文書から企業や団体の組織文書、さらには政治家や軍人・官僚、一般市民にいたるまでの私文書などなどジャンルもさまざまです。

 そもそもは、1972年に国文研が設立した際、文部省史料館という組織がその付置機関となりました。この文部省史料館で行われていた講習会がアーカイブズ・カレッジの源流です。

 文部省史料館は1951年に品川区戸越の旧三井文庫敷地内に設立されました。この設立の背景には、日本の戦後史が深く結びついています。

 1945年に日本が敗戦を迎え、GHQによる戦後改革が始まった時代、社会は大きな混乱に見舞われます。官公庁の公文書が廃棄されたり、華族や地主が没落して古文書が投げ売りされたり、市民の生活記録は誰も顧みる余裕がなかったりとアーカイブズにとっても厳しい時代でした。

 このままでは市民の生活ばかりか日本の歴史すらも分からなくなってしまうと危機感を持った人びとが、喪われゆくアーカイブズの受け皿として国立の専門機関を作ろうと立ち上がり、国会への請願を通じて生まれたのが文部省史料館でした(写真がその時の請願文書です)。

 史料館設立に尽力した人たちは、渋沢敬三(渋沢栄一の孫)といった財界人や野村兼太郎、大塚久雄といった学者など錚々たるメンバーで、当時の日本再建にかける意気込みが伝わってきます。

 設立されたばかりの史料館は、危機に瀕している古文書や市民の生活記録、さらには官庁の公文書まであらゆるアーカイブズを収集して保管することが期待されていました。

 そして、同時にアーカイブズを単に収集・保管するだけでなく、公開・活用を担う人材を育成しようと1952年に近世史料取扱講習会を始めました。これがアーカイブズ・カレッジの源流です。

ギフト

3,000


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・お礼のメール
・寄附受領証明書(2020年11月中にお送りします)

申込数
119
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年9月

10,000


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・お礼のメール
・寄附受領証明書(2020年11月中にお送りします)
・当館所蔵資料をあしらったオリジナルグッズ

申込数
195
在庫数
305
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2020年9月

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