ポーランド訪問記④　ワルシャワ市演劇大学

26日はワルシャワ市で公演する演劇大学へ。

演劇大学は1811年演劇の俳優や監督を養成のためにワルシャワに開学しました。共産主義時代でも自由な校風の下で演劇教育を行っていました。

現在学生約360名に対し、教員は200名います。卒業生はポーランドの俳優や監督として活躍し、生活には困らないそうです。そのために、毎年志願者は1,500名もいますが、合格者は20名程度ととても狭き門です。

近年はヨーロッパだけでなく、日本やアメリカ、オーストラリア等の学校との相互交流を教育に取り入れるなど国際的な活動にも力を入れています。

このような歴史ある舞台で、初めての歌舞伎の上演が黒森歌舞伎となります。お互いに歴史のあるもの同士のコラボレーションがポーランドの方々へどんな感動を与えられるか楽しみです。

 

演劇大学での黒森歌舞伎の上演は11月4日です。

 

引き続き、クラウドファンディングに挑戦中です。

このプロジェクトが成功しないと、衣裳が足りなくて、せっかくのポーランド公演に影響が出てしまいます。

ぜひ皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

演劇大学全景　入口の手が特徴的です。

 

舞台から見た客席。2階席はテラスとなっています。

 

観客席から見た舞台。多くの学生が学んだ舞台には歴史を感じます。