
支援総額
目標金額 10,000,000円
- 支援者
- 748人
- 募集終了日
- 2025年9月3日

東京国立博物館|価値ある文化財を救い出す。源氏物語図屏風、修理へ
#伝統文化
- 現在
- 59,305,000円
- 寄付者
- 2,842人
- 残り
- 30日

国宝 彦根城、日本の遺産を未来へつなぐ|高橋架け替えで蘇る大名庭園
#地域文化
- 現在
- 7,985,000円
- 寄付者
- 195人
- 残り
- 37日

聖武天皇が建立し日本武尊を祀る礒崎神社本殿の修復にご支援ください!
#地域文化
- 現在
- 669,000円
- 支援者
- 119人
- 残り
- 1日

久賀島の歴史を後世に語り伝えたい・潜伏キリシタン資料館サポーター
#地域文化
- 総計
- 4人

ドクタージェット、ついに全国の空へ。医療現場での普及活動にご支援を
#子ども・教育
- 総計
- 92人

「防衛技術博物館を創る会」のマンスリーサポーターを募集します!
#地域文化
- 総計
- 530人

えん罪のない世界へ!IPJサポーター
#起業・スタートアップ
- 総計
- 79人
プロジェクト本文
<第一目標達成の御礼とネクストゴールについて>
旧前川邸に関わる全ての皆様へーー
皆様の様々なご協力・ご支援のおかげで、8月25日をもちまして、無事第一目標金額1,000万円を達成することができました。
父の言葉を借りると、「皆さんからお預かりしている」この家を、できるだけ「そのままの形」で守っていきたい。ただ、どうしても私どもだけの力では限界がある。ご賛同いただける皆様と一緒にこの場所を守り、未来へと伝えることができれば。
そんな想いではじめたこの挑戦でしたが、正直に言いますと公開するまでは不安な気持ちでいっぱいでした。
しかし、7月4日の公開以降、本当にたくさんの方々に温かいご支援や応援のお言葉をいただき、背中を押していただいたからこそ、今日まで走ってこれました。皆様、本当にありがとうございます。
—————
ありがたいことに、9月3日(水)の挑戦終了までまだ期間が残っています。
今回の資金使途である「西の蔵・東の蔵のあるエリアの整備・改修工事」には、総額で2,500万円が必要となりますが、まずは前回2022年のクラウドファンディングを挑戦を超えるべく、第二目標として1,600万円を目指そうと決めました。
いただいた資金は、第一目標と変わらず「西の蔵・東の蔵のあるエリアの整備・改修工事の一部」とさせていただきます。
まだまだ遠い道のりではございますが、総額である2,500万円の達成もまだ諦めたわけではありません。
—————
いずれにせよ、今一度、皆様のご協力が欠かせない状況です。まだ迷われている方には、最後のひと押しとしてご支援をいただけると嬉しいです。またすでにご支援をいただいた皆様も、ぜひ「あと1人」周りの方にお声がけをお願いします。
皆様のお力をお借りして、全力で走り切りますので、どうぞ最後までよろしくお願いいたします。
新選組屯所 旧前川邸 現当主 田野一十士
(2025年8月25日追記)
▽リターン一覧表
※上限数は現時点での在庫数ではないため、売り切れている可能性もございますことご了承ください。
京都・壬生の地に静かに佇む旧前川邸は、文久3年(1863年)から約2年間、新選組の屯所となりました。
しかし旧前川邸は、今まさにこれから先100年、200年後の後世へと遺していけるかどうかの分岐点にいます。
時の流れと共に進む老朽化が、この貴重な歴史遺産を脅かしているのです。
幕末の動乱を生き抜いた歴史の証人であるこの旧前川邸を守り、次の世代に引き継ぐことは、私たちの使命ではないでしょうか。
どうか、この歴史遺産を未来へつなぐプロジェクトの一員となっていただき、ともに新選組隊士のドラマが生まれた旧前川邸を守っていただけませんか?


ページをご覧くださり誠にありがとうございます。「新選組屯所 旧前川邸」の現当主、田野一十士(たのひとし)です。
京都・壬生の地に建つ旧前川邸は、文久3年(1863年)から約2年間、新選組の屯所(詰所・宿所)となった建物です。
床柱の刀傷、雨の日には隊士たちが剣術の稽古をしたという土間、近藤勇の筆と言われる戸板の落書き。そして歴史的にも有名な、土方歳三による古高俊太郎への取り調べが行われた東の蔵。
旧前川邸には新選組隊士たちが確かにここで過ごした記憶が、今も息づいています。
これまで私どもは、残された歴史遺産を後世に伝えるために、少しずつ修繕を重ねながら暮らしてきました。父の代には、「小さい家なら何軒か建った」くらい私財をなげうって、建物の修復を続けてきました。
しかし160年という年月の流れには逆えず、いたるところで老朽化が進行しています。
2021年8月には、長く降り続いた雨の影響で、東の蔵の屋根の一部が崩落。すぐに修復が必要だったため京都市の補助金は得られず、2022年に初めてクラウドファンディングに挑戦し、多くの方からご支援を賜りました。皆様のお力添えに、関係者一同心より感謝申し上げます。ただ、それでも賄いきれない費用があり、約2,000万円を借り入れて、現在も返済中です。
|旧前川邸を、皆様に開かれ、そして愛され続ける場所にするために
それでも、東の蔵は修復が完了し、皆様に見ていただける状態になりました。ただ、少々奥まった立地にあること、また西の蔵・東の蔵のエリア全体で見ると整備が行き届いておらず、現状では一般開放ができるとはいえない状態となっています。
訪れてくださる多くの方々からも、たびたび「東の蔵を見たい」「開放してくれないか」というお声をたくさんいただいております。
この場所だけでも、皆様に開放したい。この場所の価値を皆様に還元していきたい。
まだ西の蔵の内装修復は残っておりますが、皆様からのお声に背中を押される形で、先に西の蔵・東の蔵のエリア全体の整備・改修を行おうと思います。
さらに次のステップも考えており、東の蔵を開放するための「東の蔵に通ずる西門の整備」「東の蔵への通路の整備」も行い、皆様により旧前川邸を楽しんでいただくための整備を行なっていく予定です。
< 目標金額と使い道 >
- 第一目標:1,000万円
- 使い道:西の蔵・東の蔵のあるエリアの整備・改修工事の一部
- 第二目標:2,500万円
- 使い道:西の蔵・東の蔵のあるエリアの整備・改修工事の全額
- 以降のステップ:+約2,500万円
- 「東の蔵に通ずる西門の整備」「東の蔵への通路の整備」
※本プロジェクトは期日までに集まった支援金額に関わらず、自己負担するなどして、西の蔵・東の蔵のあるエリアの整備・改修工事について必ず予定していた規模の内容を実施します。

昭和20年、終戦直前に私の祖父が新選組の屯所であったことを知らされずにここを借用し、のちに購入。婿養子の私の父が、復員後本を読んでいて初めてこの建物が新選組の屯所であったと知りました。
歴史好きであった父はとても驚くとともに、できるだけ手を加えないようにして、この場所を守ってきました。

生前の父は「この家は自分のものであって自分のものではない。皆さんからお預かりしているもの。」と常に口にしていました。「皆さん」とは 新選組隊士、そのご子孫、研究者の方々、そして応援・ご支援くださるファンの方々のことです。
その言葉をずっと聞かされていた私も子供たちも、この家をできるだけ「そのままの形」で守っていこうと努力しています。
近頃は、新選組を題材としたアニメや漫画の影響か、中学生や高校生といった若い世代の方がお越しくださることも多く、皆さん目をキラキラと輝かせながら長屋門をくぐってこられます。
そんなお姿を拝見するたびに、あらためてこの建物の歴史と重みを感じさせられるとともに、私たちの代で前川邸の歴史を絶やすことはできないという強い思いがこみあげてきます。
しかしながら、どうしても私どもだけの力では限界があります。ご賛同いただける皆様と一緒にこの場所を守り、未来へと伝えることができれば、この上ない幸いです。

新選組研究の第一人者である伊東成郎先生より、前川邸についてご寄稿をいただきました。
伊東 成郎(いとう せいろう)新選組・幕末維新史研究家
1957(昭和32)年、東京生まれ。明治大学卒業。
主な著書に、『新選組と刀』『新選組最新夜話』(河出書房新社)、『新選組二千二百四十五日』『幕末維新秘史』(新潮社・新潮文庫)、『忠臣蔵101の謎』『土方歳三の日記』(新人物往来社)、『江戸・幕末を切絵図で歩く』(PHP)、『新選組資料大全(共著)』(KADOKAWA)などがある。
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前川家は、近江国浅井郡を出自とする。初代嘉虎は出京して両替商となり、六角油小路に店を構えた。4代義陳の代に御用米会所貸付方に任ぜられ、特権商人となる。
正徳4年(1713)に幕府から帯刀を許された壬生村の豪農5家が、壬生住人士を名乗り、以後、高い家格を保っていた。天保5年(1834)、義陳の子四郎次郎と五郎三郎が、死没した住人士の一家・八木源次郎の家督を相次いで相続し、同12年には八木姓を前川姓に改めた。そして弘化4年(1847)前川荘司が壬生前川邸を継承する。荘司は4代義陳の手代の出身だったという。(以上、「「郷士帯刀」と「郷士株」」尾脇秀和(『地方史研究』378号)を参考)
文久3年(1863)2月23日、江戸から200名あまりの男たちが壬生に到来、一帯の寺や民家に滞留を始めた。国是を巡って朝廷と意志統一を行なうため、将軍家としては200年ぶりに上洛する、14代徳川家茂の先乗り警護役に募集された浪士組の一行だった。彼らが壬生の地を宿営場所とした背景には、多年にわたって奉行所などと密接な関係を築いていた前川本家の尽力があったともいわれる。
東側の出格子は現在は取り外されている。
浪士組の黒幕、清河八郎の策略により、その大半は半月あまりで江戸に戻っていったが、あくまでも将軍警護を貫遂するため、宿営地の壬生に残った男たちがいた。のちの新選組である。ほどなくして彼らは前川荘司邸を接収、その後、西本願寺に移転するまでの約2年間、ここを屯所とし、活動の拠点にしたのである。
裏には「勤勉、努力、活動、発展」の文字
文久3年9月の局長芹沢鴨の葬儀と長州の間者暗殺、同12月の幹部野口健司の切腹、翌年2月に酩酊した幕府奥詰武士戸田某が玄関前で隊士たちと口論、そのまま現場で熟睡し改易処分となった事件、同6月の土蔵での古高俊太郎の尋問と続く池田屋事件、また同月、会津藩士柴司の同僚刺傷事件に激昂した土佐藩士が、門前に新選組を揶揄する貼紙を貼った事件、同9月の伍長葛山武八郎の切腹、そして翌元治2年2月の山南敬助の切腹等々。
壬生前川邸の屯所に最大時70名あまりを数えた新選組隊士たちは、隊史に刻まれたさまざまな出来事を、この敷地内で体現していった。邸内で終焉を迎え、壬生の土になっていった隊士たちも少なからず存在する。
かつてテレビ取材で、壬生寺の狂言堂の内部を拝観させていただいたことがある。掲げられた調度品の数々に、まるで今、記されたような「前川荘司」寄贈の旨が墨書されてあったのを鮮明に思い出す。新参住人士の前川荘司は、新選組の住居接収という事態を経験しながらも、絆を築き続けた壬生の地に今なお息づいているのだった。
そして、この掛け替えのない文化財を、たゆまぬご尽力で保全してこられた、故田野十二雄様、田野一十士様とご家族の皆様に、心からの謝意を申し上げたい。

土方愛さま
土方歳三生家の子孫で、現在土方歳三資料館を運営しております、土方愛と申します。新選組は壬生を屯所とし、壬生の方々の温情に支えられて、会津藩お預かりとして京で活躍することができました。そして160年の時を経た今でも、歳三さんや新選組隊士たちの息遣いも聞こえてくるような、新選組の屯所となった旧前川邸を愛情深く守り、現代に伝えてくださる田野様には、感謝しかありません。この度のお蔵を一般公開できるように周囲を整備したいというご決断も、同じく新選組の歴史を伝えるという立場にあるものとして、心から応援させていただきたいと思います。新選組を愛するみんなの力で、貴重な歴史遺産を未来へ繋げられたら素敵だと思います。
伊東成郎と申します。新選組の研究家として新選組と長い付き合いをしているものです。田野様には長いこと大変お世話になっております。ご先代の田野十二雄様、そして田野一十士様、そして奥様のむつ様、皆様には京都に行くたびに温かく迎えてくださり、それがまた自分の新選組を通じての長い自分史の中でどれほど大事なことか、大事な財産になったか、今でも本当にありがたく思っております。京都を歩いたりまた資料を探ったりしていくうちに、前川邸というところ、新選組にとって本当に大切なところで、これから長いことこの状態を保って継続して保存していくこと、それは本当に大変なことだと思いますが、田野様のご苦労を本当にひしひしと感じております。今回クラウドファンディングをなさるということで、そのお手伝いができるかどうかわかりませんが、少し皆様にご協力を呼びかけたいなと思っております。東の蔵と西の蔵の間の整備のための敷地の一部、それを作るクラウドファンディング、そのためのご協力を皆様にお願いできれば、私望外の喜びでございます。ぜひともよろしくお願いします。それはまた、今後前川邸が今の前川邸のまま長いことこの先10年20年30年先の新選組ファン、また訪れる人たちのための聖地であり続けるために必要なことだと思っています。ですからぜひ皆様にご協力をお願いしたいと思っております。よろしくお願いします。
こんにちは。札幌の杉村和紀と申します。新選組2番組長・永倉新八、改め杉村義衛のひ孫です。この度、旧前川邸がクラウドファンディングを行うことになりました。老朽化した施設の修繕のためです。皆様ご存知のように、旧前川邸は、私の曽祖父もふくむ新選組がとてもお世話になったお屋敷です。私自身も、テレビ番組のディレクターとして取材をさせていただいたことがあります。私の曽祖父・永倉新八は、数少ない生き残りとして、新選組を伝え残しました。それが現代の新選組像に繋がっていると思っています。そして今、旧前川邸を守ることで、さらに先の世代へ新選組や幕末という時代を伝え残したいと思います。皆様のご支援をお願いいたします。私も北海道から応援しています。
木村武仁さま
皆様こんにちは。幕末維新ミュージアム・霊山歴史館で学芸課長を務めております、木村武仁と申します。この度は「新選組屯所 旧前川邸|隊士の想いが息づく場所を、守り伝えたい。」というクラウドファンディングに応援メッセージを送らせていただきます。旧前川邸ですが、2021年8月に長く降り続いた雨の影響で、土方歳三が古高俊太郎に拷問を行った東の蔵の屋根の一部が崩落してしまいました。そこで2022年に初めてのクラウドファンディングをされたのですが、それでも賄いきれない費用が約2000万円あったと聞いています。それでもなんとか東の蔵は修復が完了しまして、次は東の蔵内部の一般公開に向けて西の蔵や東の蔵のエリア全体の整備や修繕を行われる予定だと伺っております。私は参加者様の5万円のクラウドファンディングの返礼品として、旧前川邸で行われる体験コースのミニツアーや講演会を担当させていただきます。また、私は個人としてクラウドファンディングの方にも参加をして、金銭的にも応援をさせていただきます。どうぞこの試みが成功しますように、皆様のご参加ご協力をよろしくお願いいたします。
東京日野市、佐藤彦五郎新選組資料館、佐藤福子でございます。佐藤家は代々、日野の名主をしており、私の5代前の彦五郎が新選組に関わった人物で、妻は土方歳三の姉・のぶです。宿場の治安と防衛が必要と、天然理心流に入門し、自宅に佐藤道場を設けました。そうしますと江戸試衛館のほうから、近藤勇、沖田、山南らが出張稽古にやってきます。近藤とは義兄弟の契りまで交わしております。浪士組募集の折には、彦五郎は名主ゆえ、自分の名代として歳三を京へ行かせております。後の新選組を物心両面で支えました。そのようなご縁で、田野様とも親しくおつきあいさせていただき、新選組に対し、長年にわたるご理解とご尽力に感謝申し上げます。この度蔵の修復とのこと、歴史の重みと絶えぬご心痛を過ごされたことと存じます。ぜひ皆様方のお力添えで、新選組隊士たちの想いを後世に繋げていただきたいと、ご協力のほどお願い申し上げます。
ポールマーティンさま
歴史を守ることは、日本の心を守ることです。
新選組について初めて知ったのは、イギリスの大英博物館で勤務していた時でした。そして1998年、初めて京都の壬生を訪れました。それから30年近く経って、まさか新選組の宿舎で応援メッセージを届ける機会をいただけるとは思ってもいませんでした。日本に住んで20年以上になりますが、日本は私を成長させ、今の私を形作ってきました。その恩返しとして、日本の文化と歴史の保存に貢献できることを大変光栄に思います。旧前川邸は文久3年から約二年間に新選組屯所になりました。幕末という重要な時代を象徴する出来事がここで起こりました。例えば、山南敬介は切腹されたし、土方歳三による古高俊太郎への取り調べが行われました。この建物があることで、私たちは単に本や映像からでは得られない、空間としての「歴史の実感」を得ることができます。現在、新選組の勇気と「誠」の気持ちは世界に響いています。新選組を題材にした漫画や映画も人気で、海外にも多くのファンがいます。フィクションも楽しいですが、歴史はさらに面白いと思います。旧前川邸は、新選組の歴史を今に伝える数少ない貴重な場所の一つです。だからこそ、歴史や事件が起きた場所、旧前川邸を保存することは、とても重要だと考えています。その歴史は、今も旧前川邸に息づいています。後世の人々が実際に歴史に触れ、感じ取ることは、とても大切だと思います。歴史は物語ではなく、リアルに感じることが重要であり、後世に伝えていかなければなりません。しかし、こうした文化遺産は、手を差し伸べなければ失われてしまいます。一度失われた歴史的建造物は、どれだけ技術が発達しても、元通りにはなりません。だからこそ、今、私たち一人ひとりの支援が必要なのです。旧前川邸が未来の世代にも語りかけることができるように、このクラウドファンディングへのご協力を、心よりお願い申し上げます。歴史を守ることは、日本の心を守ることです。皆様と共に、この貴重な遺産を未来へと受け継いでいけることを願っております。
土田康彦さま
ガラス作家の土田康彦でございます。新選組の伝説を後世に伝えていくためにも、皆様にご協力をお願いしたいと思います。クラファン、どうぞよろしくお願いします。
髙鳥天真さま/天然理心流試衛館 館主
こんにちは。天然理心流の高鳥です。ここ旧前川邸は、近藤勇、土方歳三、沖田総司といった新選組の面々が暮らし、さまざまな事件の舞台となった場所です。それが今もこうして残っているというのはまさに奇跡ですけれども、前川家の手から離れ、田野家の皆さんがたまたまここへ移り住んだわけですけれども、これまで私費を投じて建物の維持をしてくださいました。しかし、今後も未来永劫新選組の屯所を残していくには個人の力では限界がありますのでこの度のクラウドファンディングで皆様のご協力を仰ぐこととなりました。ご協力を仰ぐだけではなくて、これまで一部しか公開してきませんでしたけれども、このクラウドファンディングを機にさまざまな整備をしてさらにいろんなところを皆様にご覧いただけるようにするということですので、これは新選組ファンの皆様にとって朗報ではないでしょうか。私も門人の皆さんと共に、できるだけご協力をしてまいる所存でございます。どうか皆様のクラウドファンディングご協力、よろしくお願いいたします。
榎本隆一郎さま/榎本武揚直系子孫 5代目
歴史好きの皆様、新選組にご興味のおありの皆様こんにちは。榎本武揚直系子孫 5代目榎本隆一郎と申します。毎年3月に催されています山南敬助の法要である山南忌に数年前からお邪魔させていただくようになりました。そのご縁で旧前川邸の田野様には大変お世話になっているところでございます。この度、旧前川邸敷地内の蔵の修復を行うにあたり、クラウドファンディングを実施することとなりました。時の流れを押しとどめることは誰にもできません。歴史というのは誰かが次の世代にバトンタッチして繋いでいかないと、たちまち霧散し、消えていってしまうものです。新選組の歴史を今に伝え続けてきた旧前川邸の存在は、当時の人々の想いを今に伝える大変貴重なものです。この動画をご覧のあなたのご理解、ご協力が必要です。どうかよろしくお願いいたします。
小西真円一之さま/北辰一刀流六世宗家
この度は、新撰組ゆかりの地、旧前川邸のクラウドファンディング、心より応援申し上げます。北辰一刀流六世宗家小西真円一之でございます。北辰一刀流は、幕末当時、新撰組隊士たちの剣技を支えた流派の一つです。現在、私はその伝統を受け継ぐ者として、技の継承だけでなく、精神と歴史の重みを未来に伝えることの重要性を深く感じております。皆様、どうかこの取組みが成功しますように、ご支援の程、宜しくお願い致します。

山田一道さま/新徳寺 閑栖
此の度、新徳寺北隣の新選組遺跡、旧前川邸(現・他の一十士家)西の蔵が、東の蔵に続き、今春修復工事が竣工の運びとなり、誠にお目出度く存じます。今後、次世代の皆様に残すことが出来て非常に喜ばしい限りです。しかし一般公開に向けては安全を期する為、通路等の諸整備が必要です。田野家だけではその費用が賄いきれず此度再度クラウドファンディングにて募財をお願い致したく、此処に趣意を申し述べる次第です。前川邸は新選組の屯所として使用され、特に土方歳三は勤王の志士 古高俊太郎を捕縛し、長州藩が「強風の日京都の街に火を放ち、そのどさくさに紛れ孝明天皇を長州藩に遷座させる」と画策していた事を突き止め、後の池田屋事件となった事はあまりにも有名です。京都の街を大火災になる以前に、未然に防いだ事案として特筆すべき事柄で、その場所が前川家の土蔵であると云う事です。

中島隆憲さま/光縁寺 住職
自転車で檀家参りの行き帰り、屯所の蔵を眺めるたびに、あの中で繰り広げられた凄惨な行為が、頭をよぎります。もちろん、映画や小説での印象でしかないのですが、敵と味方に色分けされた人たちの諍いが、この小さな街角の至る所で繰り返されたのでしょう。私が住職をしている寺の墓地には、様々な理由で亡くなられた隊士たちが一緒に埋葬されています。屯所の蔵を眺める時、隊士の墓を前にする時、そんな思いが込み上げてきます。仏の教えに怨親平等(おんしんびょうどう)があります。敵も味方も恩讐を越えて、差別なく解脱や極楽往生を願いたいものです。そんな思いを込めて蔵も守っていただきたいと思います。田野さん大変ですが、頑張ってください。

山村竜也さま
2004年NHK大河ドラマ「新選組!」の時代考証をつとめました新選組研究家の山村竜也です。今回、旧前川邸の整備・改修を行なうためのクラウドファンディングが実施されるにあたり、微力ながら応援メッセージをお送りいたします。幕末に新選組の屯所として使用された旧前川邸は、現在も多くの方々が訪れる新選組ファンにとっての聖地となっています。ただ、この旧前川邸は年月の経過とともに老朽化した箇所もあり、また建物を守ってくださる田野家の皆様が生活されている家でもあることから、一般の方々の見学に対応できない状態であるのは惜しまれることでした。しかし今回、田野様のご決断により、邸内の「西の蔵・東の蔵のエリア全体の整備・改修」が行なわれることになりました。さらに、「東の蔵に通ずる西門の整備」「東の蔵への通路の整備」も実施し、新選組ファンの皆様が旧前川邸を訪れて、これまでよりも一層新選組を感じていただけるような改修がなされるということです。なんと嬉しいことでしょう。実は私にはひそかな夢があり、それはこの旧前川邸の建物を使用して、新選組の時代劇ドラマを撮影することなのです。その夢が今回、実現するかもしれないと思うと、胸はときめくばかりです。どうか皆様、新選組屯所・旧前川邸の整備・改修事業にご協力をたまわるよう、心よりお願い申し上げます。
橋本周現さま/浄土宗大本山くろ谷金戒光明寺執事長
私は、浄土宗大本山くろ谷金戒光明寺執事長の橋本周現です。金戒光明寺は京都守護職会津藩が本陣とした場所で、新選組発祥之地とも言われています。 文久3年3月新選組がまだ浪士隊と呼ばれていた頃、金戒光明寺に本陣を構えた會津藩主松平容保公に謁見が叶い「会津藩お預かり」となりその年の8月の活躍で「新選組」と命名されました。この度は、田野様とのご縁があり新選組の屯所、壬生の旧前川邸内の「西の蔵・東の蔵のエリア全体の整備・改修」のクラウドファンティングのご案内をお聞きいたしまして、由緒のある新選組の聖地を是非とも多くの方々に知って頂き、新選組の歴史を伝えるという大変重要な使命を持って文化歴史遺産を後世に伝える為、愛される聖地を目指して頂きたいと思っております。雨戸に書かれた近藤勇直筆の「会津 新選組隊長 近藤勇」裏には「勤勉、努力、活動、発展」の文字をはじめ多くの文化財を当時のまま残す苦労は並大抵ではありませんが、その意思に感動し応援する一人です。そのためにも、皆様にご協力をお願いしたいと思っております。よろしくお願い申し上げます。
ご留意事項
●返礼品の各種企画について、工事の進捗状況や、天災や新型コロナウイルス感染拡大等の社会情勢の変化により、中止・延期・内容の変更等が生じる可能性がございます。万が一中止・延期・内容変更となった場合も、いただいたご支援金は返金いたしかねますので予めご了承ください。
●本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、こちらのページの「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。
●返礼品選択時にご回答いただく質問項目へのご回答は、支援確定後一切変更できませんのでご注意ください。
●支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトの新着情報やSNS等発信などに利用させていただく場合があります。
●ページに使用している画像は全て、承諾を得て掲載しております。
- プロジェクト実行責任者:
- 田野 一十士
- プロジェクト実施完了日:
- 2025年12月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
旧前川邸所有者である田野が、皆様からいただいたご支援を西の蔵・東の蔵のあるエリアの整備・改修工事費用の一部に使用いたします。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 必要金額と目標金額の差額は自己資金で補填いたします。
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プロフィール
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リターン
5,000円+システム利用料

グッズコース|古写真の絵葉書
●古写真の絵葉書
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●お礼メール
●限定デザイン屯所印
●旧前川邸HPにお名前掲載(希望制)
※20文字以内
●お礼状
- 申込数
- 174
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年10月
20,000円+システム利用料

グッズコース|クラウドファンディング限定デザイン 「東の蔵」見学パスポート
●「東の蔵」見学パスポート(限定デザイン)
エリア工事完了後、1年間何度でも東の蔵を見学していただけるパスポートです。
※有効期限:2026年2月から1年間
※詳細については2026年1月中に個別メールにてご連絡いたします。
------
●お礼メール
●限定デザイン屯所印
●旧前川邸HPにお名前掲載(希望制)
※20文字以内
●お礼状
- 申込数
- 73
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年2月
5,000円+システム利用料

グッズコース|古写真の絵葉書
●古写真の絵葉書
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●お礼メール
●限定デザイン屯所印
●旧前川邸HPにお名前掲載(希望制)
※20文字以内
●お礼状
- 申込数
- 174
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年10月
20,000円+システム利用料

グッズコース|クラウドファンディング限定デザイン 「東の蔵」見学パスポート
●「東の蔵」見学パスポート(限定デザイン)
エリア工事完了後、1年間何度でも東の蔵を見学していただけるパスポートです。
※有効期限:2026年2月から1年間
※詳細については2026年1月中に個別メールにてご連絡いたします。
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●お礼メール
●限定デザイン屯所印
●旧前川邸HPにお名前掲載(希望制)
※20文字以内
●お礼状
- 申込数
- 73
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年2月














