被災直後：すべてが水没し、水はなかなか引きませんでした。

7月4日未明の豪雨によって水没した訓練所。
川辺川、球磨川、共に氾濫し、付近にあった橋梁３本が流されました。

水はなかなか引かず。訓練所に近づくことができたのはその日の夕方になってからでした。
手前に見える横倒しになったユニットハウスはこれまで多くの警察犬が誕生してきたお産小屋です。犬を安全に飼育するためのフェンス囲いは何か所も壊されていました。

天井が落ちた犬舎。暑さ寒さから犬たちを守ってきた断熱材がむき出しになり足元には大量に堆積した泥と漂着ごみが散乱。
翌日以降、また雨となり、携帯に何度も警報が来るなど、復旧作業もままならない状況が続きました。
（現在は近隣に住む指導士、ボランティアの皆様によって堆積した泥は排出できています。その様子はまた別の機会に）

これまでの日常で、訓練所の敷地、建物を撮影することがなかった為、被災前の様子と比べてご覧いただくことができませんが、これから復旧していく様子をこちらでご報告させていただければと思います。