対学校法人東京医科大学損害賠償請求訴訟　上告について（ご報告）

支援者の皆様

先般、対学校法人東京医科大学損害賠償請求訴訟の控訴審判決についてご報告いたしましたが、判決内容について控訴人の皆様・弁護団で検討しました結果、控訴人１６名のうち９名の皆様が上告（・上告受理申立て）のご意向であったため、上告状兼上告受理申立書を提出いたしました。

控訴審判決に関するご報告においても書きましたように、受験慰謝料につき「２０万円」という低廉な認定額にとどまったこと、納付金差額（進学した他大学へ納付する金額と、東京医科大学へ納付する金額との差額）や逸失利益（医師になることが１年遅れることで失われた収入）については損害として認定されなかったことにつき、最高裁判所の判断を仰ぎたいと考えております。

支援者の皆様におかれましては、引き続き、本件訴訟につき見守ってくださいますようお願い申し上げます。