レモンツリー応援リレー１０ 男木島・須田珠恵さん

レモンツリー応援リレー１０回目は、男木島の島民の須田さん。

男木島に2年前に移住して来られた須田さん。
現在、須田さんも、古民家を改装中（レモンツリーホテルと同じく、建築家の安部良さんプロデュースなのです。）で今後の夢に向かって、大きく一歩を踏み出されています。
手作業が多くなる立地なので、単純に力が強い人の作業効率が高くなる男木島。
女性の腕力で古民家を直すのは本当に大変だと思いますが、多くの友達や知り合いの方が駆けつけて、作業が進んでゆく様子を見て、僕たちも刺激をたくさん貰っています。

そんな須田さんの息子さんは、現在中学３年生。
男木島に高校はないため、中３の進路選択は親も子も随分考えることが多いだろうと察します。
真剣に未来のことを、親と子で考える事が必要な環境は悪くないと思いますが、選択肢を多くしたいなぁと思っています。
若い世代に、島に残ること、島から出ること、島に来ること、島と関わってゆくこと、多くの選択肢がある事が、多様性を生み出し、より豊かな島を作り、持続可能性が高まることなのかなと思っています。
そんなワクワクできる選択肢をたくさん作ってゆくことを、きっと須田さんも目指されていて、僕たちもそう考えています。
これからの素敵な未来を一緒に描いてゆきましょう。
嬉しいメッセージありがとうございます。

ケンタロウ

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「分からないことがあったらなんでも聞いてくださいね」
私たち親子が島に来て間もない頃、そんなふうに声をかけてくれたケンタロウさん。
心がホワンと温かくなったことを思い出します。
実際その言葉のとおり、あらゆる相談に気軽に答えてくれるし、手も貸してくれる。
「私たちも助けてもらってきたから、順番ですよ」というクミさんの言葉も心に沁みました。

行き合えば立ち話をし、髪を切ってもらったり男木の自然のめぐみいっぱいの飲み物や食べ物で豊かな時間を彩ってもらったり、楽しく充実した島暮らしの下支えをあらゆる面でしてくれています。

彼らの、自然に逆らわない循環型の暮らし向きも本当に素敵。
島の人に助けられて今があることへの感謝の言葉が自然に口から出て
島の未来をどう子どもたちの世代に残していくのかという視点がいつもあり
そんなお二人と元気いっぱいな子どもたちのあり方がとても幸せそうで大好きなのです。

そんな彼らが、ついにこのような形で思いを形にしていくという。
お話を聞いたときには感動とワクワクで胸がいっぱいになりました。
レモンツリーホテルを起点に地域社会や自然環境が維持・再生され未来へとつながる。
多様な人たちを包摂しながら、あらゆるモノ・コトが循環していく。
なんて素敵なんだろう。

訪れる人と迎える人が笑顔でつながり幸せと豊かさを共有する光景が目に浮かびます。
その笑顔の輪の中には私や息子もきっと入っているし
今これを読んでくださっているあなたも輪に加わっていただけたら最高に嬉しいのです。
この壮大で素晴らしいプロジェクトを一緒に支援し、楽しみ、喜びを分かち合いましょう。

須田珠恵