短命だとはわかっていても…

本日は私たちにとって、1番悲しい瞬間についてのご報告です。

生きている以上、いつかは…と思って覚悟はしています。

それでも、悲しいものは悲しいのです。

 

Lien～りあん～ の白血病専用施設は、多くの人の目には触れません。

そこには短命な猫ちゃんたちの、頑張って生きる姿があります。

皆さんにも、そんな猫ちゃんたちが私たちの施設にも、日本のみならず世界中にも、沢山いることを知って欲しいです。

そこには必ず私たちのように保護をし、守る者たちがいます。

私たちの活動には「生」の喜びと「死」の悲しみが、隣り合わせにあることを…少しでも感じて貰えたらなと思います。

 

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シャムぞう 推定3歳  白血病

 

↑元気にモリモリご飯を食べるシャムぞう。

 

2024年1月頃に他の団体さんからのご依頼でLienへやってきた、シャムぞう。
凄く活発で、白血病を感じさせないほど動きも素早く触ったりするのも難しい子でしたが、毎日お世話をしていると寄ってきてくれるようになり、やっと触れるように✨️
ご飯も上手にオネダリして良く食べて、私たちも安心していました。

 

↑白血病専用施設でお友達と日向ぼっこしているシャムぞう。

 

今年1月頃から食欲不振にて、3回ほど受診。

抗生剤の注射をしてもらいました。
血液検査も行いましたが、原因が分からず…。

26日の午前中、お世話をしていたら、元気はあるのに呼吸がおかしいように感じ、病院に連れて行こうと準備をしてもう一度白血病専門部屋に入ると…
トイレに頭を入れて、口呼吸になっているシャムぞうの姿が。
スグに病院に向かおうと車に乗せましたが、既に呼吸が止まっていました。

 

呼吸が止まるまで、わずか約10分間の出来事…

本当に短い時間で急変してしまい、私たちも一瞬の出来事で驚くばかりでした。

 

ただ、、いつもお世話をしてくれているボランティアの方にも見守られ、最後の姿を看取ることが出来たのは、私たち保護猫たちをお世話をする者にとっては幸いなのです。

助けてあげることが出来ないだけでも自分を責めます。

もっと出来たことがあったかもしれないと思います。

しかし、人知れず冷たくなった訳ではない…最後のお別れをちゃんとできた、と思えるからです。
短い命でしたが、私たちのもとに来てれて本当にありがとうと、お花や大好きだったご飯を供えてお別れをしました。

↑「もう苦しくないよね」「よく頑張ったね」「また会おうね」と最後のお別れをした様子。

 

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麻利子お母さんは、今日も涙を零しながら

 

「実はシャムぞうが亡くなってから、白血病専用施設で寝泊まりしてるんです。

いつも玄関を開けたとたん、奥の方からご飯のおねだりで鳴いて呼んでくれてました。

シャムぞうが、いつもいた場所が、ガランとしててないて呼んでくれる声も聞けなくて。

 

白血病の子は、短命なのは覚悟してますが、やるせないです。

だから残った子たちと、少しでも長く一緒にいたくて…。

本当は別施設ではなくこの子達の場所を準備できるところに、一緒に移転したいんですよ。

そしたら店舗の後に移動する時間も無くなって、24時間一緒にいてあげられるのに…。

残った子たちも出来る限りの時間、見守りたいんです。

 

もう白血病の子たちを受け入れないなんて、そんなことは出来ません。

白血病で、病気で人知れず亡くなっていくお外の子達が減る為にも保護活動は続けます。」

 

と話しておりました😢

麻利子お母さん、肺炎なのに!!😱💥💥

病院から入院しなさいと言われても、犬ちゃん猫ちゃんたちが待ってるから帰る!!と…言ってしまうし、帰ってきてしまう麻利子お母さんです😞💦

 

北九州市のかかげる、殺処分ゼロ。

殺処分ゼロを目指す保護の背景には

人の姿があります。

24時間365日、働き続けています。

保護活動は、気持ち・お金・時間、、

全てが注がれています。

そんなに単純に、続けられるものではありません。

 

皆さんの力で、ご支援で、命を守る活動を一緒に続けていけたら嬉しく思います🍀* ゚