もう一つの悲しくて辛いネグレクトのお話。ダックスの親子を救出に向かいました。

ウチの里親さんからのご相談でした。

 

保護したノエルちゃん

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親戚のお家に、ネグレクトされている老犬２匹がいるから、保護してほしい！と。

 

ミニチュアダックスフンドの１５歳の女の子ノエル と、その子供の１４歳のシュナウザー✕ダックスのミックスの男の子クゥ。

クゥは、後ろ足が悪くて不自由な体だそうです。

ノエルには大きな乳腺腫瘍があると。

 

ある一定の条件を承諾してもらい、保護することになりました。

が、飼い主は手放さないと。

手放さない理由はわからないですが、、一旦諦めました。

それが年末の話でした。

 

そして年が明け、飼い主が怪我をしたタイミングで手放す話に！

気が変わらないうちに、翌日には救出に向かいました。

片道五時間、往復１０時間の道のりでした。

 

しかし、、

クゥちゃんは間に合いませんでした。

横たわるクゥちゃんの写真がありますので、苦手な方はここでスルーしてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

部屋の隅っこで、冷たくなったクゥちゃんを見つけました。

犬部屋は、糞尿だらけ。

クゥちゃんの体も糞尿だらけ。

爪は伸び放題で目は潰れていました。

あと二日早かったら、クゥちゃんに会えたかもしれません。

残念でせつなくて、、

申し訳なくて泣けてきます。

それを依頼者の里親さんに告げると、泣き崩れていました。

ごめんなさい。

間に合わず。

でも、ノエルちゃんは何とか連れて帰りました。

 

お腹にはソフトボールぐらいの腫瘍がぶら下がっています。

 

目は真っ白、爪は伸び放題。

運良く、今日トリマーさんがシャンプーにきてくださいます。

本当にこんなとき、トリマーさんに救われます。

 

きれいにして、気持ちよく毎日が送れますように。

できる限りのことをして、ノエルちゃんの余生を見守りたいと思います。

 

トリミングサロンの位置付けは、私達の中でなくてはならない存在なのです。

保護活動とトリミングサロンは直結しているのです。

どうか私達のトリミングサロン開設にご協力ください！