100年後もマルミミゾウがいる世界へ。アフリカの森を護りたい!

寄付総額

3,903,000

目標金額 9,500,000円

寄付者
178人
募集終了日
2025年4月18日

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2025年03月10日 08:07

【マルミミゾウ編:動画有り】ジャングルのゾウたち(2021年3月会員メルマガ9号より;その1)

ページをご覧いただき、ありがとうございます。UAPACAAパートナーズの岡安です。

おかげさまで、昨日はまたたくさんのご支援をいただき、一気に10万円近くアップ。そして『注目のプロジェクト』で46位まで押し上げていただきました❣️

このページはご寄附の上昇率のアルゴリズムで決まってきます。そしてプロジェクトを見にきてくださる方も増えるようです!

ご協力いただきました皆さま、本当にありがとうございます。

クラファン募集中は、いつも一喜一憂の毎日を過ごしますが、現地で頑張っている仲間と、自由に野生を謳歌している動物たちの姿を思い浮かべ、「待っててね!」と言いながら活動報告を書いています。

 

さて、今日の話題はロベケ本家本丸のマルミミゾウです。

マルミミゾウ(シンリンゾウ)が、「アフリカゾウ」としてサバンナゾウと同種だったところから、レッドリスト(IUCN;国際自然保護連合の絶滅の恐れのある野生動物のリスト)で別種として初めて記載されたのは、2021年3月。当時の話題を特集した会員向けメールマガジンから、何回かに分けて記事をご紹介したいと思います。サバンナゾウと分かれてみて、改めて野生マルミミゾウの危機的生息状況が明かになったのです。

 

まずは岡安が長年、ゴリラの追いかけをする中で付き合ってきた、マルミミゾウのお話です。

 

<ジャングルのゾウ

アフリカゾウというと、サバンナを群れで移動していくイメージが真っ先に浮かびますが、UAPACAAパートナーズがもっぱら活動するカメルーンやコンゴ民主共和国(DRC)のジャングルには、マルミミゾウと呼ばれるひと回り小柄な森林ゾウが分布しています。アフリカゾウは気性が荒く、アジアゾウのように人間が使役できるまで慣れないと言われますが、マルミミゾウはさらに激しく、ジャングルで出会ったら真っ先に逃げろといわれる、野生動物のダントツぶっちぎりの筆頭です。

 

これはもちろん、密猟でさんざん彼らを痛めつけている人間の側の問題でもあるのですが、岡安の経験でも、どこの森で出会ってもその姿に見惚れるとともに、50メートル以内に近づくといつ怒られるかとハラハラドキドキの連続です。コンゴでもガボンでも、「気づかれたらまず風下に一目散に走れ、追いつかれそうだったら、周りで一番大きな木の後ろに隠れろ、間違っても登るな、簡単に倒される、倒せなかったら、降りてくるまで下で待ち伏せされる、音を立てないように長靴は脱げ!? あいつらは時速100キロで走る!?」と、現地ガイドには同じような注意を受け、実際にガボンでは、怒りに「パオーン」と雄叫びをあげたオスに1キロぐらい追いかけられたことも。若かったから逃げ延びましたが、200メートル全力疾走しては、すぐ横の薮で「ブルルルル…」という我々を探す鼻息がする、というのは生きた心地がしませんでした。

 

ゾウは臭いで追跡してくるわけですが、ガイドによると彼が枝を掃うために持っている、マシェット(山刀)の鉄のにおいを嗅ぎ分けていると言います。密猟者が携えている銃器の金属臭と火薬の臭いは、彼らにとって最大級に警戒しなければいけないシグナルであり、群れを守るためには殺るか殺られるかも覚悟する相手だったわけです。実際、生涯に何頭もゾウを倒した伝説の猟師は、たった一度、丸腰で森に入った時に群れに出くわし八つ裂きにされた(身体に火薬の臭いが染みついているのですね…)とか、母子ゾウが保護区の遊歩道に出てきてしまい、近づき過ぎた観光客が重傷を負ったとか、20年前はフィールドにいるとときどき入ってくる話題でした。

 

ただそれでも、人間の側がジャングルでの“身の処し方”を分かっていれば、そこまで深刻なことにはなりません。30年来、アフリカ中部のあらゆるフィールドでマルミミゾウに出会ってきましたが、冷や汗をかいたのは上記の1回で、それも1キロ走ったら放免してくれましたし、鼻で運ばれて放り投げられたと思ったら、「もう来るなよ」と言わんばかりに背中をトントンと叩かれて去っていった、という体験をした元同僚もいます。“危険だらけ”に見えるジャングルですが、昔はたいていどこでも、ガイド(トラッカー)を一人連れただけで歩けたものでした。(続く)

 

【動画】コロナの最中に、カメラトラップに捉えられたマルミミゾウの母子。このアカンボウも、元気なら今は4歳ぐらい。まだまだチビちゃんのはずです。この当時は、カメラトラップにも最大級の警戒中のお母さんゾウ。お正月に出会った母子連れとは、だいぶ態度が違うように見えます…

 

 

引き続き、『注目のプロジェクト』に踏みとどまれるよう、皆さまのご協力をお待ちしております!!

ギフト

12,000+システム利用料


【野生動物を守る仲間!】密着フォローコース

【野生動物を守る仲間!】密着フォローコース

【円安傾向が戻らず、現地の物価高が進み経費が高止まりのままです】
・ポン・カッセのガードポストに詰める6人1組のチームは、見回りやゴリラ観察路調査をしながら、30日間ジャングルにこもっています。12,000円あれば、彼らの1日分の派遣費用をまかなうことができます。

<ギフト>
◆ 活動報告メルマガ
1年間:不定期ではありますが、野生動物の保護活動の様子を今後も追っていただけるよう、UAPACAA会員様に配信しているメルマガをお送りします
◆ 寄附領収書(2025年6月予定のREADYFORからの入金を確認後、2025年7月末までにお送りする予定です)

※ こちらから寄附領収書以外のギフトなしの「全力応援コース」もお選びいただけます!

申込数
53
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年5月

4,000+システム利用料


【お気持ちコース】ポン・カッセまでのランクル2往復分の燃料費になります!

【お気持ちコース】ポン・カッセまでのランクル2往復分の燃料費になります!

【円安傾向が戻らず、現地の物価高が進み経費が高止まりのままです】
・1カ月交代でポン・カッセのガードポストに詰めるレンジャーチーム。彼らの足として欠かせない、ランドクルーザーの往復分のディーゼルをまかなうことができます。
・4,000円あれば、1カ月分のエンジンオイルや倒木切断用のチェーンソーの燃料費など、他にも支援できることはさまざまです!

<ギフト>
◆ 寄附領収書(2025年6月のREADYFORからの入金を確認後、2025年7月末までにお送りする予定です)

申込数
49
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年7月

12,000+システム利用料


【野生動物を守る仲間!】密着フォローコース

【野生動物を守る仲間!】密着フォローコース

【円安傾向が戻らず、現地の物価高が進み経費が高止まりのままです】
・ポン・カッセのガードポストに詰める6人1組のチームは、見回りやゴリラ観察路調査をしながら、30日間ジャングルにこもっています。12,000円あれば、彼らの1日分の派遣費用をまかなうことができます。

<ギフト>
◆ 活動報告メルマガ
1年間:不定期ではありますが、野生動物の保護活動の様子を今後も追っていただけるよう、UAPACAA会員様に配信しているメルマガをお送りします
◆ 寄附領収書(2025年6月予定のREADYFORからの入金を確認後、2025年7月末までにお送りする予定です)

※ こちらから寄附領収書以外のギフトなしの「全力応援コース」もお選びいただけます!

申込数
53
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年5月

4,000+システム利用料


【お気持ちコース】ポン・カッセまでのランクル2往復分の燃料費になります!

【お気持ちコース】ポン・カッセまでのランクル2往復分の燃料費になります!

【円安傾向が戻らず、現地の物価高が進み経費が高止まりのままです】
・1カ月交代でポン・カッセのガードポストに詰めるレンジャーチーム。彼らの足として欠かせない、ランドクルーザーの往復分のディーゼルをまかなうことができます。
・4,000円あれば、1カ月分のエンジンオイルや倒木切断用のチェーンソーの燃料費など、他にも支援できることはさまざまです!

<ギフト>
◆ 寄附領収書(2025年6月のREADYFORからの入金を確認後、2025年7月末までにお送りする予定です)

申込数
49
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年7月
1 ~ 1/ 11


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