【保護猫エピソード】ペペちゃん　保護までに3年かかったお母さん猫

ぺぺを保護した現場は、猫嫌いな方多くて、交通事故も多く、外で暮らす猫にはとても危険なところでした。家の窓から、猫に餌を投げ与えている餌やりさんがいて、その餌でどうにか命を繋いでいました。

餌やりさんの自宅が飲食店の裏手だったこともあり、近隣からの相談などで、ラブが駆け付けました。

相談者の話では、「その猫は、いつもそこら辺で見かける、ここ数年見かけている、人馴れはしていない、何度も子供を産んでるようだが、仔猫はその後どうなっているのか行方はわからない。」

恐らく、妊娠出産を繰り返して、何処かに産んで、子育てをする中でカラスなどの被害や交通事故で命を落とした子猫たちもいたと思います。

現場にはペペを含めて4匹の成猫。ペペ以外の3匹はすぐに保護できました。が、当のペペだけは、捕獲機を設置しても全く入らず、月日が流れ3年が経ってしまいました。その間に、ペペが出産した仔猫も保護。それでも小関はあきらめず、現場近郊の住宅に手紙を入れたり、聞き込みなどを続けた結果、ある日ようやくペペの居所について有力な情報を得ることができました。

「捨てられているような犬小屋の中で、仔猫を産んでいる猫がいる。」との情報に、
行ってみると、その犬小屋の中で仔猫に母乳を与えて居るペペがいました。
そこですぐに、その犬小屋の窓を急いで蓋して押さえて、ガムテープでグルグル巻きにして、母子が入っている小屋ごとシェルターに搬送。

やっと、3年越しで仔猫と一緒に母猫ぺぺを保護することができました。

その時の仔猫は一匹亡くなってしまいましたが、3匹は里親さんへ。

今回のクラウドファンディングの写真モデルになっているマカロンは、ペペの子供です。
ペペは人馴れが難しかったため、里親募集はせずにシェルターで現在も元気で暮らしています。

↓↓↓　寝ぐらにしていたっぽい草むらから出て来たところです！

↓↓↓　その時の住居にしていた犬小屋　この中で仔猫を産んで育ててました。小屋ごとシェルターへ搬送！