【保護猫エピソード⑤】ハラミちゃん　床下からの乳飲み子救出

保護した日　2021.夏

「床下から子猫の鳴き声がする、母猫がいなくなった様だ」とボランティアさんから知らせを受け、現場に急行。

たしかに下の方から猫の声はするけれど、床下に入ることが出来ない！
そこで、家主さんの許可を得て、壁を外側から電動カッターなどを使って壊し、床下を確認。（壊した壁は、後日、弁償しました）

かすかに声の出ている子猫２匹を保護。

どれくらい長い時間、床下で鳴いていたのだろう。保護した時はすでにかなりの衰弱。シェルターに連れ帰り、小関が授乳し世話するもミルクの飲みも悪く、排泄も不順。そして１匹は力尽きて亡くなってしまった、残念ながら助けてあげることができなかった。

なんとか無事に成長したもう１匹は「亡くなった子の分まで幸せにしてあげたい」との副理事長の意向があり、小関夫妻宅の子になりました。現在も幸せに過ごしています。ハラミちゃん。

ミルクボランティアは愛らしい子猫の成長する姿を見られる喜びがある反面、力及ばず儚い命を見送る辛い場面に立ち会う事もあります。常に緊張を強いられる大変さがあると思います。

※ラブではミルクボランティアをしてくださっている仲間がいます。いつも睡眠不足になりながら、急なお願いにも応えていただいて、本当にありがとうございます。

↓↓↓　壁を壊すしかない！　許可していただいた家主様、ありがとうございました。

↓↓↓　保護直後の２匹

↓↓↓　現在は幸せな家猫ハラミちゃん